今日は車の車検のために、VOLVOのお店へ行ってきました。

今のところ車に目立った不具合もなく、順調なパフォーマンスを発揮しております。
しかし、新車には3年目、それ以外の車には2年ごとに車検が待っております。お金がかかってトホホではありますが、いたしかたありません。
よく考えれば、今の車を買ってもう3年たったんですね。早いものです。
欧州車は日本車と決定的に違うところがあります。それは「エンジンを育てる」という考え方。日本車と違い、欧州車のエンジンはなかなかなじんでくれません。そのため、時間と走行距離を重ねて、じっくり自分の走り方に染めていく、そんな楽しみがあります。

お店に着くと、欧州の発売から1年以上遅れて日本にVOLVO C70の実車が入ってきているようです。
お世話になっている営業さんの薦めもあり、T-5というターボエンジン搭載のグレードに試乗してきました。


VOLVO C70 概略パンフレット(の表紙)

VOLVOは日本だと「ステーションワゴン」というイメージが強いのですが、以前からセダンやオープンカーも作っています。
今回のオープンカー(クーペ カブリオレ)は、天井は幌ではなく鉄板です。そのため、青空駐車場でもいくらか停めやすくなっている点が最大のメリットかもしれません。駐車場事情が比較的悪い日本では、そのメリットがより高くなるかと思います。
天井は低いように見えるのですが、実際に乗ってみると身長175cmの私でも圧迫感なく乗車することができます。フロンとガラスが迫っている雰囲気もなく、想像した以上にゆったりしています。ハンドルもさらさらしていて、気持ちよく握ることができます。

早速、走ってみることにします。
アクセルは日本車では想像できない、ゆったりした味付け。おそらくこれは車の性格を考えのことなのだと思います。しかし、フルスロットルは力強いのです。2.5Lのターボエンジンが乗っかっているだけあります。
ブレーキも、ゆったりです。ゆったり加速、ゆったり停止という、優雅なものです。なお、営業さん曰く、急速に踏み込むとブレーキアシストが利くようにもなっているそうです。

今日の首都圏は「初雪」の天候。ちらちらと雪が舞っております。
しかし、オープンカーに乗っているのにオープンにしない試乗など、半分試乗していないことと同じ。
ということで、これまた営業さんの薦めもあり、道端に車を止めてオープンに。
天井は1分くらいでトランクルームにしまわれます。もちろん、天井の重量はトランクルーム側に動きます。実は、この状態のほうが重量配分がよく、走りやすいようです。山道走るならこっちのほうがいいかも。
あと、シートヒーターとエアコンのおかげで、思ったほど寒くありませんでした。また、ウィンドウガラスとフロントガラスが、程よく風を切ってくれているようです。

最後に、天井を閉じて試乗終了となりました。


天井を閉じております
[ 1/125sec / F3.5 / 10mm / ISO Auto /
Canon IXY Digital 60 ]

閉じ終わりました
[ 1/400sec / F2.8 / 5.8mm / ISO Auto /
Canon IXY Digital 60 ]

たった数十分の試乗でしたが、ひとまず結論を出しますと、「豊かな車」と感じました。
アクセル・ブレーキという基本から、内装・外装(ちなみにフェラーリでおなじみのピニンファリーナ共同開発)、そしてフィーリング。これらがその感覚を醸し出しているようです。

しかしながら、車のレポート、特に試乗レポートは「主観」がその割合を多く占めるものです。
車は道具なのか。それとも、立派なおもちゃなのか。求めるものによって、大きく変わることを知っておく必要があります。
皆々様も、車を選ばれるときは、あらゆる方法を用いてぜひ「吟味」されてください。

“VOLVO C70に試乗してきました” に1件のフィードバックがあります
  1. ライフスタイルの提案なしに自動車は売れない…

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