昨日は、ブログをしている人にとって知る人ぞ知る徳力さんのセミナー「ブログを活用してヒューマンネットワークを広げる方法」へ行ってきました。

徳力さんの経験談を交えて、セミナーが進みます。
ポイントは「ブログ以前」と「ブログ以後」では、人のネットワークの作り方が違っていること、そしてご自身がどのように取り組まれたかをレクチャーしていただきました。
ここでは人のネットワークのことを、「人脈」という言葉では表現されなかったのは興味深かったです。そして、プラスの意味では使っていらっしゃいませんでした。あくまで「ネットワーク」です。
詳しい講義の内容は、増田さんの「「ブログを活用してヒューマンネットワークを広げる方法」のセミナーに参加して。インプットよりアウトプット。」が詳しいです。

セミナーの最後、(毎度のことながら)質問をしました。
聴講していて、徳力さんご自身がさらっと今の環境を作られたわけではなく、その背景があるのではないか、と考えたのです。
その内容とは「今の会社に来る前に経験されたことで、今に活きているものがあればそれは何でしょうか?」です。

これ聞かないと、今日の講義内容を単にまねするだけではだめだ、と思ったのです。

お伺いしてよかった、と思いました。
やっぱり、いきなり今の環境を作る力を得たのではなくて、20代の時にチャレンジされた経験が今の活動に活きているということでした。
徳力さんの場合、会社の中で与えられたミッション以外に、グループを作りチームで行動することで、会社に対してさまざまな価値を提供されていたようです。「そのときは報われなかったけど、」という言葉も、今の僕に本当によく響きました。
今の行動が、明日すぐではなくても、3年後、5年後、10年後…と続くんだな、と教わった気がします。

その後、懇親会でいろいろな方とお話しをすることができました。
その中でも、さまざまな気づきや発見がありました。人のネットワークをつなぐ大切さを、さらに認識するよい機会になりました。
懇親会ひとつとっても、より有意義な過ごし方をしていけるようになったのも、今日の講義の成果でしょうか。

そうそう、徳力さんが最後に話された「やってみるといいです」ということのひとつに、講義後の質問がありました。
これだけは僕はずいぶん昔から実践しているのですが、せっかくなのでこれをやる自分なりのメリットを3つピックアップしてみます…
1. 講義をより深く聞くようになる
 質問する以上、講師の方の話をしっかり聞かないとネタが出ません。あらかじめ講義の目的を知り、できれば予習(講師の方のブログを見ることからはじめる)することで、どう話を聞くか構えることができていいですよ。

2. 知らないことが明確になる
 「聞くは一時の恥 聞かぬは一生の恥」です。万一、ハズした質問をしても、確かにそのときは笑われてえらく恥ずかしいですが、その後絶対にそのことは覚えています。忘れません。聞かなくて一生知ったかすることに比べたらその価値は図り知りません。講習料、元取ったくらいに思ってもいいかも。

3. 覚えてもらえる
 思い切って質問すると、たいてい覚えていてくれます。下手に名刺交換するより効果があるはずです。

今回の講義、そして上記3つの内容、どれにも共通する大切なことは「思い切り」かな、と考えています。

徳力さん、そして懇親会でお話した皆様、どうもありがとうございました!

「徳力さんのセミナー「ブログを活用してヒューマンネットワークを広げる方法」へ行く」に3件のコメントがあります
  1. 続・わらしべ長者理論‐5つの実践…

    6月に「徳力さんのセミナー「ブログを活用してヒューマンネットワークを広げる方法」へ行く」というエントリをご紹介しました。
    ざっくりまとめると『わらしべ長者理論』とも言う (more…)

コメントは受け付けていません。