過去の記事: 2007年 7月
「ぼくには数字が風景に見える」を読んでみた
速読の勉強をして以来、ずいぶんと本を読むようになりました。
技術書、ノンフィクション、エッセイ、そして昨年まで読む事が無かった小説…。ずいぶんラインナップが広がっています。
さて、そんな中で最近読んでみて面白かった本をひとつ、そして関連する本もあわせてピックアップしてみます。
![]() ぼくには数字が風景に見える・夢をかなえる洗脳力 [ 1/25sec / F3.5 / 28mm / ISO 400 / EF 28mm F2.8 ] |
取り上げる本は「ぼくには数字が風景に見える」。プラスして「夢をかなえる洗脳力」です。
内容としましては、アスペルガー症候群&サヴァン症候群を持つダニエル・タメットさん自身が半生を書いたエッセイです。
実は僕の一番下の弟(弟が2人います)は学習障害(LD)という症状でして、五体満足なのですがところどころ著しく勉強が遅いという感じなのです。しかし、また別の能力となると著しく高いパフォーマンスを発揮することもしばしです。コンピュータを使わせると、コンピュータのエンジニアである僕が時々息を飲む様なエレガントな使い方をすることもあります(※1)。たとえば、マウスの動きがとても効率的なのです。ワードも業務で使えるレベルを持っているし、ネットでググるときも適切なキーワードを入れてすいすい使っています。
また、純粋で規律正しいという側面も持っています。実家にいないので詳細はわかりませんが、少なくても遅刻や礼儀などで迷惑をかけたと言う話は聞いていません。
また、実家にいたときはLDの子と交流していることもあったので、程度の差はあれ傾向はある程度近いことも身をもって感じています。
LD・ADHDとアスペルガーを一緒に議論することは難しく、ひょっとしたらかぶっている部分もあるのでなんともいえないのですが、なんていうかたいていかぶっているように見えるので、おそらくそうなんじゃないかなと思っています。
本の中で、特に言及されている話として「共感覚」があります。
これは、美術品を見て「燃え盛る熱さを感じる」とか「激辛だ」と、本来感じないような感覚があたかも感じたような感覚をもつことを指します。僕も、プログラムのソースコードや手記を見ると、「澄み切った高原」「区画整理された街並み」あるいは「迷路にいるような」感覚を得ることがあります。皆さんにも少しでもあるのではないでしょうか。
この件、以前読んだ苫米地さんの「夢をかなえる洗脳力」、特に第3章・第5章に共感覚を取り入れる手法が取り上げられていました。
実例を読んだ後に手法をもう一度読み返すと、やり方のイメージがより沸いてなかなか面白そうです。ただ、僕は著者のダニエルさんみたいな高度に発達した共感覚はもっていないので、ちょっとずつからでしょうか。その結果、ちょっとずつでも自分の能力が高まったら、すごいですよね。
最後に、僕ももっと幅広い多様性を受け入れられる人間になれるようにならなければ、と感じました。
ちょっと、今まで人を受け入れる力(器と言う人もいます)が弱かったな、と認識する機会になりましたし、何よりそれが違った角度でより現実味を持って感じられて良かったな、と思っています。
素直な文章でまとめられた純粋な美しさを持った本ですので、機会があったら読んでみてください。
※1
エレガントにエロサイトを探していたたときは、閉口しましたが(苦笑)
はてなスターの調子が悪い!?
先のエントリで、はてなスターを設定したとお話したのですが、その記事のはてなスター数が38(この記事を投稿したとき現在)になってました。
同じ方がいっぱい押したと言うことみたいなのですが、それ以上に気になる点が2つあります。
1. 押したエントリと違うエントリにスターが表示されている
![]() |
はてなスターの管理ページで調べたところ、私がクリックしたのは先のエントリのみ1つなのですが、いっぱい押してくれた方は、何と先のエントリではなくDELLのマシンを修理したエントリなのです。
そうです、ぜんぜんアドレスが違うエントリの星が、ある1つのエントリに表示されてしまっています。
おかしい、Wordpressのテーマは大幅にいじってないんだけどな…
2. 総スター数と表示されているスター数が違う
ブログ内のスター数(38)と、はてなスターの管理ページに表示されているスター数(40)が違うのです。
どうしたもんやろか。
とりあえず調べてもらいたいなーという意味をこめて…
しかし、はてなスター日記をみると、ものすごい勢いで改善を進められていますね。恐れ入ります。
はてなスターをつけてみました
このブログに、はてなさんが今日リリースした「はてなスター」をつけてみました。
「へぇ~」ボタンではありませんが、CNETの記事によると「はてなダイアリー以外のブログサービスでも利用できる。コメントやトラックバックを送るのは敷居が高いというユーザーも気軽に自分の気持ちを伝えることができる。」だそうです。
”ポジティブな得点のみ”という趣向、すばらしなと思います。
どうしても人間、悪い意見に流れる方がある意味「楽」な部分がありますけど、それをどう乗り越えるか、何かそういう想いの部分に響きました。
もし「いい感じ!」と思っていただけたら、タイトル横の星をポチっと押してみてください。
しかし、次のリリースが控えている「はてなワールド」って、気になります。
第3回gungi「Twitter:クローンの逆襲」へ行く
おとといはマイネットジャパンさんが主催されている勉強会「gungi」に行って来ました。2回目ですね。
今回のテーマは「Twitter:クローンの逆襲」です。
twitter(※1)はアカウントは持っているのですが、正直使っている人の縁が無かったので放置プレーでした。
みんなどうやって縁をつないでるのだろう?っていうかその前におもしろいんやろか、って思ってたくらいです。
しかし、豆ブログ(※2)が続々登場している状況を鑑みると、僕が知らない世界があるのでは、と思いつつ勉強会へ臨んでみました。
あらすじについてはきれいにまとめられた方のブログ(「チミンモラスイ? : twitter考 – その5 (クローンの逆襲編)」が詳しいです)にをご覧いただくといい感じです(すごいなー!)。
僕は、自分が注目したポイントをまとめてみます。
■技術面
・OpenIDによる認証
他社のサービスで使っているID・パスワードをそのまま自社サービスに活用できるようにするシステム。とりあえず名前だけを聞いたことはあったのですが、本格的に使っていらっしゃる形を見たのは初めてです。
特に、取り込みたい・実際に使っている客層に近い有名サービスを使ってOpenID認証できるようにすると、入会手続きが簡素化できてユーザーを取り込みやすくできるかもしれませんね。
・ASPは速い
何と比べたかわからないのですが、ASPはPHPよりも5倍程度速いらしい。
(3倍だと笑いが出る、のか?そんなことは無いって?)
・フレームワークをちゃんと持っている/活用している
フレームワークを自製するか、出回っているものを活用することで、1~3週間の超短期間でサービスインにこじつけることが可能。さらに、社内みんなでテスト使用する文化があると、よりいい感じで開発が進む模様です。
・携帯版/APIの整備はもう当たり前
順番はどうであれ、これらは揃えて何ぼと言う時代になりました。どこでもつなげられ、そしてどこからともなくサービスを知ってもらえる、機会創出を進めるすばらしいツールです。
■展開面
・Yahoo!の告知は強し
Yahoo!のトップに載ると一挙にPVを稼げる!確かにすごいね。
・はてなブックマーク
これは僕が気づいた点。ネットサービスにおけるearly adapterは積極的にはてブを活用しながら新しいサービスを評価してる。でも、より多くの客層を取り込むには、はてブしない人を取り込むことになります。はてブのコメント・タグ欄は決して無視できないのだけれど、自分のポリシーをしっかり持たないと振り回されてしまう気がしました。
・有償化
コメントを聞く限り、収益を生み出す構造は深く考えられていらっしゃらない模様。
それより「ユーザーの人がどれだけ楽しんでもらえるか」「自分たちがどれだけ楽しんで開発できるか」、そして「どれだけ広まっていくか」この3点に注力されていることが良くわかりました。
実は、僕はここの部分はすごく心に引っかかったのです。収益生み出せないと、大丈夫なのかな?と。
ふむふむ。新しいサービスを作るときの大きなヒントをまた頂戴しました。
でもですよ。
一番肝心な問題があるのです。
こういう新しいサービスを作ろうとしたとき、普通に仕事をこなすだけの力では推し進めることはできません。
そう、がんがん進められる力と勢いを持つ人を、どうやって集めてくるか?これに尽きます。
この事柄について、勉強会後や懇親会のとき、いろいろな方面で皆さんに聞いて回ってみました。
3点にまとめてみると、
・とにかく軌道に乗るまでは自分ががんばる。形だけでも作る。
・コミュニティを頼ってみる。今ならSNSがあるじゃないか。
・サービスを作り出してみたいという想いを抱いている人に来てもらおう。
ということでした。
やるべきことは明確、しかしやるまでの自分の努力は壮大な気がしてます。
終わってみて感じたこと。
いろいろな方と話していると、みなさん多くのアウトプット(製品・プログラム・その他いろいろ…)を出されている方ばかりで、これはすごいなと思いました。
しかし、同時に自分が最近アウトプットを出しているのか、そして世間に対して価値を提供しているのか、正直なところ胸を張れない自分がいます。いろいろ話を聞いて、抑えるべきところを抑えるレベルを超えて、動向に振り回されているのではないか…。と言うか「日々の仕事に忙殺される」という言い訳を無意識にしているのではないか、と。
無我夢中になってサービスを作っていきたいのだけれど、何か余計なことを考えている自分がいるようです。
できることなら、せっかく伺った貴重な体験・経験・知識を、自分を通じてまたアウトプットしていけるように努力し続けたいと思っています。
皆様、どうもありがとうございました。
※1:
ついったー、テュイッター?同時開催Lingrチャットで読み方が議論になりました。僕は前者。日本人やねー
※2:
ミニブログ・豆ブログ・ライフログ、いろいろな言い方があると言う話も初めにありました。
スピーカー台を作ってもらう
土曜日、修理するコンピュータとは別に、大塚家具で買ったテレビ台が届きました。
この前、出張途中に福岡へ寄った際、現品特価 50%OFFを見つけて買ってきたものです。いつかは買おうと思っていたものの高くて買わずじまいに終わってしまっていたのですが、ようやく手ごろな価格で手に入れるチャンスが巡って来たので思い切って買ってきてしまいました。
※テレビ台は、安物を買うと強度が足りなかったり、大音量で共振したりします。
これまで使っていた、24インチのテレビ台(28インチのテレビを載せていたので超アンバランス)に比べたら、ずいぶんすっきり、そして立派になりました。フムフム。
しかし、問題がまだ残っていたのです。今まで本棚の上に乗っけていたスピーカーの置く場所がありません。そもそも本棚の上と言う時点で問題ですが、いよいよマトモに対処しなくてはならなくなりました。
しかし、このBOSE 201AVMのスピーカースタンド、純正品は数万円もするし、天井吊りは賃貸マンションなので不可。こりゃ困った。
![]() 立派なテレビ台が来た!しかしスピーカーが… [ 1/30sec / F5.6 / 17mm / ISO 400 / EF-S 10-22mm F3.5-4.5 USM ] |
ということで、手が器用かつ仕事でその能力を生かす友人を頼り、千葉へ行くことになりました。
早速、行きつけのホームセンター ジョイフル本田へ、材料を買いに行きます。
揃えた材料は
・棒状の木材 6本 @510円
・板状の木材 1枚 660円
・ISOねじ φ5mm×25mm+ワッシャー 5mm 80円 (スピーカー固定には5mmも刺さっていれば大丈夫)
・木ねじ 580円
・ニス 780円
・はけ 80円
占めて、約5,000円くらい。台を買うより安くなりました。
その他、友人の親父さんから、余った角材と使いやすい木ねじを提供いただきました。
工具は友人が一通り揃えているので、買ったものはありません。
早速、友人の実家で作業開始。友人の親父さんにもお手伝いいただきました。
二人とも、仕事柄やりこんでいるせいか手早い作業です。
![]() 立派なドリルに感心していました [ 1/600sec / F3.5 / 4.8mm / ISO 70 / NTT DoCoMo F902iS ] |
![]() 完成しました [ 1/720sec / F3.5 / 4.8mm / ISO 70 / NTT DoCoMo F902iS ] |
最後のニス塗りは僕がやろうとしたのですが…。あまりのへたくそさにツッコミが多数入り、結局やってもらうことに。ムラ無く塗料を塗る作業ってのは意外に難しいっすね、はい。
と言うことで、完成です。二人とも満足そう。と言うのも、たて付けはしっかりしていることはさることながら、スピーカーを乗せるのにはもったいないくらいの強度があるのです。人が座ってもびくともしません。
足につけるゴムを買い忘れたのですが、これは耐震補強用の接着シート(ゴムみたいなもの)が家にあまっていたので、これを貼り付けることで対応します。って言うか、これで十分でしょ、たぶん。
さて、家に帰って据え付けてみました。
![]() 据え付けてみました 完璧! [ 1/10sec / F5.6 / 13mm / ISO 400 / EF-S 10-22mm F3.5-4.5 USM ] |
いい感じです。
サブウーファーは、据え付けたスピーカーの裏にスペースが余っていたので、ここの中に入れてあります。低音は音の指向性があまり無いので、これで問題ないと思います。
音響も、しっかりした台に乗せたせいか、前より良くなったようです。
そうそう、高級オーディオ用のスピーカー台が高いのは、ちゃんとした木材を使って音の伝わりを整えている、と言う事情があります。スピーカーの部品(ドライバ)そのものの性能はさておき。
ところで、友人の実家には猫が3匹います。
家に行くとよく遊んでいるのですが、そのうちの1匹である「ぴち」君は一緒にいて一番楽しい猫です。
作業後、夕陽の下でひなたぼっこをしていました。
![]() ぴち すごくリラックスしてました [ 1/400sec / F3.5 / 4.8mm / ISO 70 / NTT DoCoMo F902iS ] |
普段はかわいい顔をしているのですが、この写真は珍しく何か青春してる感じで写ってます。
結構気持ちよさそうでした。
日曜日はN君、そして親父さん、どうもありがとうございました!
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