過去の記事: 2007年 10月
浅草へ寄席を観に行く
昨日の夕方は、浅草の「浅草演芸ホール」へ寄席を観に行ってきました。
寄席と言えば、皆様ご存知の落語をはじめとした話芸と、いろものと呼ばれる手品などをはじめとしたパフォーマンスがライブで見られる劇場の一種です。
寄席って言葉はあちこちで聞いたことはあったのですが、一度も足を運んだことがなかったのでこの日曜日を使って行ってみることにしました。
僕の自宅から浅草へのアクセスは2通りあります。ひとつは京成電車から都営浅草線を使う方法、もうひとつはバスを使う方法です。今回は、行きをバス、帰りを電車を利用して行く事にしました。
バスの中から見えた夕暮れが、とてもきれいでした。10年前の東京では、休日でもここまで澄んだ空はほぼ見えなかったのですが、最近空気がきれいになりつつあるのか見られるようになってきました。
![]() 美しき秋の夕暮れ 四つ木橋を走る都バスから [ 1/15sec / F2.8 / 5.8mm / ISO 400 / Canon IXY Digital 60 ] |
さて、30分もしないうちに浅草に到着です。
浅草演芸ホールは雷門の先の先、つくばエクスプレスの浅草駅に近いところにあります。それに、浅草は仲見世をはじめとした商店街が網の目のようにあり、歩いていると未だに迷います…。
![]() 浅草演芸ホール のぼりが逆に撮れてしもた [ 1/60sec / F2.8 / 5.8mm / ISO 400 / Canon IXY Digital 60 ] |
ちょっとここで、寄席の鑑賞について。
大きな特徴として、『出入り自由。自分の見たい時間に入って、帰りたい時間に出られる。』があります。普通、演劇というと幕が上がる前に席に着き、幕が下りるまで一通り鑑賞というのが一般的なのですが、寄席はちょっと違うようです。多くの方が登場され、かつひとつの部(昼・夜)が4~5時間の長丁場でさすがにずっと見るにはしんどいという事情があるからなのでしょうか。
違った側面で考えれば、自分の時間に合わせたり、観たい人の出演時間に合わせて入場することができるのが利点なのでしょうね。
ただ、マナーとして、途中で入場したときはとりあえず後ろに座り、出演者が変わるときに希望の席に移ること。また、席を立つときはやはり出演者が変わるときに動くことが大事なようです。状況を考えたら、自然かな。
さて、寄席は1人の出演者あたり大体15分の持ち時間で繰り広げられます。
観る前は15分って短いなーと思っていたのですが、とんでもない!落語・漫才・いろものとあって、同じ15分でもその感じる「長さ」が全く違います。
漫才だと、正直長い。10分がいいところではないでしょうか。というのも、漫才って落語と比べてスピード感がある話芸ですから、長く観ているとちょっと疲れてきてしまうのです。例え、面白い人でも…
いろものは、実際のところ落語に比べて上演時間が短いようでした。内容も「定番」の見せ物でサプライズはないのですが、逆に定番だから安心して観られる側面があるのだなと感じました。まるで、ドラえもんでのびた君が繰り広げる1話の展開のように(そういえばこの手のアニメも1話10分前後ですね)。
そして、落語。
話の展開は漫才ほど早くはないのですが、決して「遅い」とは思えないその展開がとても魅力的です。話の「間」がどうのこうのと言われる方がいますが、まさにその「間」に魅了されるのです。
また、古典落語から現代ネタ、そして自分ネタなど色々なネタがあるのですが、それぞれ「何がテーマなのだろう?」と考えながら聞き、そして噺家の方の動きを見ていると、会場の空気=話の世界に溶け込める気がします。これぞ寄席=ライブだな、と後で感じるエネルギーです。15分があっという間に終わります。
それと、テレビに良く出られる噺家さんの面白い話や、これはテレビじゃとてもじゃないけど話せないだろうというネタも繰り広げられるので、テレビとは違った面白さも味わえると思います。
そうそう、どんな人が来ていたかも合間にちょっと調べてみました。
僕の目では、30~40%の人が20・30代の人で、あとはご年配の方でした。噺家さんも言われていたのですが、最近若い方の入場者が増えているのだとか。へぇ~。でも、普通の生活では得られない何かを得られそうな場ではありますよね。
ということで、18:00前から最後(21:00)まで観て、家に帰りました。1日、何時間いても2,500円。
ぷはー、ちょっと長かった。
AMNブログイベント Vol.6 『ブログと広告』 へ行く
昨日は『AMNブログイベント Vol.6 『ブログと広告』 』へ行って来ました。
パネラーは AdInnovatorの織田さん・音楽配信メモの津田さん、司会は徳力さんです。
仕事を慌しく終わらせ、以前参加した板倉雄一郎事務所「実践・企業価値評価シリーズ」セミナー会場でもあったホテル ヴィラフォンテーヌ 汐留へ。
しかし!入場手続の際、私の手続きミスでAMNスタッフの皆様にご迷惑をおかけすることに。すいませんでした…
さて、今日この勉強会に参加した目的はひとつ。
「ブログを通じて収益を得る」行為に対する、僕自身の偏見を見直すきっかけにしたいなと考えたためです。
皆様、ブログ上の広告についてどのようにお考えでしょうか。僕は、これまで良い印象を持っていませんでした。
「そのものが買いたくなる」ようなアフェリエイトを促す記事なら、まだよかった。しかし、坊農さんの「Tiara Girl編集長」ブログに代表される、広告主に担がれて記事を書く形式にはとても抵抗がありました(「J-CASTニュース : NHKに取り上げられた 女子大生のブログ炎上」も参考に)。
そして、今では広告主の意思に沿って記事を書くと報酬がもらえるPay per Post(例:「FC2、記事書くだけで報酬もらえるブログ口コミ広告 – ITmedia News」)(以後PPP)というシステムも出てきており、とうとう個人が提灯記事を書く時代になったのか、と感じてさえいました。
それでも、読者の信頼を大切にしながら報酬を得ているブロガーがいます。だからこそ、日本のブログを引っ張ってきている先人の知恵から学びたいと考えたのす。
お話の流れは、チミンモラスイさんの「『ブログと広告』 by AMN」が詳しいです(いつも参考にしております)。
■PPPについて
PPPに対しては「存在を許さない」「断ってからやる」「断らないでやる」の3つの考え方が挙げられていました。
「断らないでやる」方法については、その事実が発覚したときに読者に与える『信用』の問題、そして米国はFTCが規制(「TechCrunch Japanese アーカイブ » FTC、PayPerPostを規制?」をご参考ください)へ動いているなど、決して良い風当たりではないことがわかりました。
したがって、流れとしては「断ってからやる」形になるだろう、とのことでした。
また、「ブロガー自身が主導権を持つ」ことを大切にしたいという話もありました。
■「テキスト広告」について
張り方でパフォーマンスがずいぶん違うそうです。どんな方法かは挙がっていなかったのですが、やるなら研究しながら進めた方が良いようです。
特に、AdSenseについて見た時、米国と日本では米国の方が単価が1桁多い金額で相場が動いているそうです。どうしてなのか興味がありましたが、今回のテーマから外れてしまうのでパス。
そして、米国ではその記事に対して「ヨカッタ!」事を伝えるために投げ銭感覚でAdSenseをクリックする…らしいです。はてブするときのはてなポイントみたいですね。ただ、本当かどうかは微妙なのだとか。それに、AdSenseの本来の目的(コンバージョンに結びつける)から外れてしまうので、googleは何らかの対策を打ってくるかもしれませんねと言う話題もありました。
■新しい収益口…記事の配信
津田さんのお話。
音楽のニュースを配信する「ナタリー」では、書いた記事をYahoo!などに配信しているそうです。この配信を通じて、収益を上げているとの事。
なんと、ブログが「メディア」として運営し、記事そのものを収益の柱にするのです。広告から収益を得るのとは、全く違う手法です。目から鱗でした(会場の皆さんもそうだったと思う)。今日からあなたもフリーライター!?
■ではブログをどう運営すべきか
ブログは大きく分けて「メディア(媒体)」「パーソナルブランディング(自己表現・紹介)」があると示されました。
さて、収益を上げるブログに仕立てるには「メディア」の側面を出すことが必要だそうです。その上で、記事のテーマ配分をFact(客観情報):Opinion(主張)=7:3くらいにするのがよいとのことです。
更新頻度については明確な話はありませんでしたが、流れから言って頻繁に書くことはとても大切であることが容易に推測できます。
そして「専門性」「クォリティ」を上げ、ブランドを高めることが、安定した記事を作成するために重要なファクターになることもおっしゃられていました。
以上、僕の理解としては、自分のブログの「ドメイン」(領域)を決めることが重要と捕らえています。
最後に、いい記事が書ければ、今ははてブをはじめとしたSBMのホッテントリ(こちら)入りを持って一気に飛躍できるチャンスがあるから、がんばってみて!と言うエールも。
■忘れてはいけないこと
読者との信頼関係は大切にとのことです。ブログって、本やテレビよりも読者と近いメディアし、何より読者あってのブログです。
■その他気づいたこと
徳力さんの、話がそれそうなときに元の軌道に戻す手法がとても参考になりました。
今回のブログイベントは、2時間とはいえ相当内容が濃く、正直なところ自分の中で咀嚼し切れていません。普段、手帳1~1.5枚で済むメモが、倍以上の3枚にも及んでいるのです。もちろん、上に書いたこと以外もたくさんの情報を得ることができました。
何より、実践を元にした経験談で、その内容は心躍るものばかりです。このイベント(勉強会)を通じて、ブログで収益を得る時の負の先入観は払拭されたのは言うまでもありません。
パネラーの織田さん・津田さん、司会の徳力さん、運営元のAMNさん、そして会場でお会いした皆様、どうもありがとうございました!
車はローンで買うべきか 一括で買うべきか
家に次いで高額な買い物、僕は車と考えています。
ちゃんとしたものを買えば、諸費用込みでどうしても百万円単位になります。決して安いものではありません。
さて、今日は「404 Blog Not Found:惰訳 – 一歩づつ裕福になるための25ヶ条+弾蛇足」を拝読させていただいて、ちょっと気になった部分がありました。
それは「車程度までであれば貯金して買うべき。」というコメント。
うーん、ちょっと待った。
まず、金利を考慮しないと。
実は、車のローンの金利は、場合によって1~3%という低利で契約できることがあります。
僕は今の車を買ったときは、何と0.9%でした。なぜなら、4年半前(※1)の不況真っ只中だったから。
また、そのときに住んでいたのが首都圏とはいえずいぶん郊外でしたので、車がないと生活が大変だった環境でもありました。地方にお住まいの方なら問題はさらに深刻だと思います。
そこで、貯金している時間と、ローンを組んで車を買ったことによって得られる機会を天秤にかけてみてください。
僕は、このとき後者の「ローンを組む」を選びました。
ローンを組めば、すぐに車が手に入って「車があってできること」がすぐに実行できます。しかし、一括で買おうとして貯金した場合、お金が溜まるまで車でどこにも買い物に行けないし、遊びにも行けません。
また、7%や8%ですとそれなり(ここのニュアンスは難しい…)に運用しないと得られない利益ですが、0.9%なら超・安全なファンドに投資して得られる利益よりも低いと思います。いうなれば、一括で買ってもローンで買っても大差無いって話です。
簡単に言うと、ローンにした時と一括との総支払額の「差額」と、貯金の「時間」考慮したとき、僕はローンにすることに価値を見出したと言うわけです。
そのほかに、何年かに1回乗り換えることが想定される場合、ローン残高と売却益のバランスも考慮して見るとよいかもしれません。
※このお話、もっと詳しく・わかりやすく板倉雄一郎さんもおっしゃられていた記憶があります…「板倉雄一郎事務所: Deep KISS第74号「全く新しいビジネスモデル!!!」」。
そうそう、僕は現在東京23区内に住んでいるので、正直車が無くても生きていけるかなと考えることもあります。たとえば、タクシーなら銀座から家まで数千円です。当然電車もあります。それらの交通機関を使うことと車のローンを払うことを天秤にかけると…。何か微妙な気がしてきました。
こんな場合は、弾さんがおっしゃられている「首都圏なら、もちろん「持たない」も選択肢に」というお話は理解できます。
ただ、僕の場合、車の所有は趣味の範疇でもあるので、ちょっとズルをすることとします(笑)。
いずれにしてもいえること。
それは「お金の知識」は勉強したら色々得をする、と言うことでしょうか。
※追伸
マイレージの部分も引っかかっています。
※1
2003年の日経平均のチャートをご覧いただける方は、ぜひ見てください。
ドーンと、株価が底を打っているのです。ローン組むならこんなときがヨサゲ、と僕は思っております。
CEATEC JAPAN 2007 レポート
年に1回の催し、CEATEC JAPAN。
今回は土曜日もやっていると言うことで、お休みを使って訪問してまいりました。
今年はEdyで入場手続きができるとの事で、携帯のEdyをセットして訪問。
家から京成電車、京成バス、そして会場まですべて「おサイフケータイ」でいける…はずでした。
![]() この日は幕張本郷駅から直通バスが出ていました |
しかし!
受付カウンターでEdyが反応しない。トホホ。
仕方なく、裏に回って手続きをすることに。どうもEdy番号を打ち間違えたみたい。
さて、その後は催しをじっくり見て回りまわりました。
数が多いので自分で考えていたテーマ別に分けて書き留めることにします。
![]() いらっしゃいませ |
■動画
■地図
■地域ポータル・ネットワーク
■研究
まー、色々見ましたよ!
(今回は写真のトリミングを積極的に行ったためEXIFデータは省略します)
CEATEC JAPAN 2007 レポート 動画編
まずは動画。
動画と言えば、ニコニコ動画やYouTubeなどが普及し、そろそろアーリーアダプター層のツールから普及層のツールへシフトし始めている感があります。
そんな中、社内の「ナレッジツール」として動画を利用するソフトを見つけました。
リミックスポイント社の「CorporateCAST」です。
どこかで撮ったビデオはもとより、Skype用カメラで撮った動画を、そのままサーバにアップして公開することができるソフトとの事で、デモをしていただきました。
今回のデモはSkypeカメラからの取り込みです。
![]() 撮ってます |
まずは、クライアントソフトを立ち上げ、撮影します。
これはWebアプリではなくクライアントのスタンドアローンアプリです。
その後、動画の再生箇所を編集して、サーバにアップです。これだけ。
![]() もうおわり 撮影時間を含めてものの5分 |
かなり簡単にできました。
また、社内ブログに貼り付けたりもできます。YouTubeと一緒ですね。
![]() ブログに貼りました(別の動画です) |
このツールの大きな特徴は、「エンコードをクライアントにやらせる」ことです。
YouTubeのようにサーバでエンコードしますと、サーバに変換のための負荷がかかります。これは、利用者が増えれば増えるほど、サーバの運用コストが増大することを意味します。正直、インフラ管理もやっている自分としては頭が痛い問題でした。
ここを、クライアントソフトでカバーすることにより、サーバには「保存」「再生」すると言う比較的軽負荷のサービスのみを提供することができ、サーバにとっていい感じになるようです。
ただ、ナレッジツール自体は現在サイボウズをはじめとして多く出回っているのが現状です。
このツールと、今広く使われているナレッジツールとの間で連携ができることが、ひとつのキーになるのではないか、と考えています。
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