フィルム 続々現像中…
フィルム用のEOS 7を買って以来、私用ではほとんどデジタルのEOS 50Dを使わなくなりました。いや、イベントとかではEOS 50Dは大活躍なんですよ、ホント。
現像はフィルムの画を出すことだ
さて、フィルムといえば必ずやらなくてはいけないのが現像処理。幸い僕の会社は大型電器店がひしめく池袋にありますので、昼飯時にビックカメラの現像サービスへすぐに出しています。ここは早いと当日に仕上がってきてすばらしい。
さて、僕ははじめ現像というとL版のプリントが出てくるものだと思うくらい無知だったのですが、リバーサルフィルムを使って撮っていてようやく現像の意味を知る事になりました。デジタルで言うと、RAWデータを可視化する(=JPEGとかにする)プロセスみたいなものなのだと。あはは。
仕上がりを見る
撮っては現像に出す、を繰り返してはや数本。
・Kodak: E100G, Elitechrome 100
・Fuji: Velvia 100, Velvia 100F, NEOPAN ACROS 100
ライトボックスを持っていないので、窓から入る外光を頼りにポジフィルムの仕上がりを見ていますが、これはきれいですね。それに、スリーブに入ったフィルムを見ていると「あー、写真撮ったんだなー」という実感が沸いてきます。ちなみに、白黒ネガはべた焼きをしています。
逆によくわかったのが、1枚1枚に入れている気合が弱いなという事。構図の作り方とか、微妙な露光の差とか、まだまだだなと思うこともしばしです。
フィルムを使うと深く見るようになる
先ほども話に出ましたが、フィルムを使うようになってから「構図」と「露光」により気を使うようになりました。デジタルですと、いじったりするのは本当に簡単なのですが、フィルムはそうはいきません。それに、1コマにかかるコストがまったく違いますから、早々たやすくシャッターは切れません。
そして、こういう話はデジタルにもそのまま活かすこともできますから、写真の腕を上げるにはいい手段なんだなと思いながら撮っています。
しばらくはフィルムだろうな
コストが重くのしかかると感じるまでは、イベントを除いてはフィルムを使い続けると思います。いろいろ理屈を言いましたけど、フィルムカメラで一番好きなのは、シャッターを押すときのモータードライブの音(「ウイ?ン」とフィルムを巻き上げる音)。これがとても気持ちいい。携帯カメラについている擬似シャッター音なんて屁の河童です。
そうそう、ビックカメラのカメラ館にあるDPEコーナーの店員さんが、フィルムをスキャンするならEPSONのGT-X970というのがいい、というのを教えてもらいました。フラットベットですが、ネット上の評判は上々の様子。しかし、一般的な複合機よりも高い5万円という価格は悩ましい、こりゃ買うとしても後だなー。