vagrant + chef 勉強会へいってきた! #vag_chef

vagrant + chef 勉強会へいってきた! #vag_chef

過日 3月28日に行われた「vagrant + chef 勉強会」へ行ってきました!大学院の課程も全て終わって、ようやく社外でもエンジニアとして活動する時間を作りはじめる事ができました。

■商品開発側からの視点と ITインフラの構築・運用に特化した視点と

多くの場合、ソフトウェアの製品開発する中でOS・ミドルウェアの構築部分も自動化したいというモティベーションでvagrant, chefを利用するのではないでしょうか。一方、僕の勤務先はITインフラの構築・運用に特化した会社。ソフトウェア開発は主たる業務として行ってはいないのですが、ITインフラの構築・運用を自動化したいというモティベーションは同じです。

ざっくりと言い換えると、ある特定の製品開発を自動化するためにやっているのか、あまたあるITインフラの構築・運用を自動化するためにやるのか、という違いがあります。

■楽しいハンズオン

まずは、手元のラップトップ上でvagrant + chefを使った簡単な自動構築を実践しました。Ubuntuのboxファイルを落とすのを忘れてきて、USBメモリを通じて譲っていただくというちょっとしたヘマをかましてしまいましたが(汗)、その後はスムーズに進める事ができました。

余裕があったので、githubにあがっているapacheのCookbookを使ってインストールしようとしたのですが、うまく行かないという問題にはまってしまいました。そこで、皆さんから次の2点のアドバイスをもらい、解決する事ができました。ありがとうございます!

  • レシピの最初でcommandを使ってapt-get updateする
  • githubにあるaptのCcookbookを1番目に動かしてapt-get updateする

Ubuntu, Debianをお使いの方ならわかると思うのですが、apt-get updateしてパッケージのデータベースを更新しないとパッケージをインストールできない場合があります。気をつけないといけませんね(※1)。

■情報交換

その後、Cookbookの作成の仕方を中心に、情報交換を行いました。そこで話題に出たのが「公開リポジトリにあるCookbookを活用する」ことです。世の中には、様々な環境で鍛え上げられたCookbookがあります。そういったものを探し、活用し、そして情報を共有する事が大切だよね、という話をしました。いろいろ試して行く必要がありそうです。

そして、できることなら、自製したCookbookも公開して行く事で、コミュニティ全体の知識・経験を底上げする事ができれば良いね、と締めくくりました。

■まだまだ孤独

最後に話題になったのが「孤独だね」って、ことでした。この話題は懇親会でも続きました。この「自動化」という業務プロセスは、業務プロセスである以上、一緒に働く仲間の理解・協力があってこそ有効になります。そこをどうやっていくのか、取り組んでいる一人一人にかかっているのだなと感じました。そして、また孤独を感じたら、みんなで集まって「意識高く」やって行けたらなと、思っています!そして、仲間が増えると良いなぁ…。

ソフトウェア開発・運用の世界って、突き詰めて行くと、最後はLayer 8の世界に行きますよね。業務プロセス、経営、モティベーション、などなどですね。

僕も、今後も会社のブログを通じて、情報を発信して行くようにします。

会場やおやつを提供してくださった株式会社 万葉さん、ありがとうございました。そして皆様、お楽しみ様でした!

■備考

※1 koemu.com は Ubuntu で動いているのに、なんですっかり忘れてるの僕は…

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