ええ、行ってきましたとも。Canon Grand Presentation 2014 Tokyoに。

デジカメWatchの「EOS 7D Mark IIの体験イベントレポート」に広く多くの方が欲していると思われる情報が既にあるので、自分で見た内容をとりあえず書いておきます。

※EOS 7D Mark IIは、以下7D2と略して表記します。

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入場時

28日(日) 15:00過ぎに入りました。
それなりに人がいましたが、体験ブース、説明ブース、共に待ち時間なしで入ることができました。講演のブースは人が多かったので見るにはなかなか厳しい状況でした。

説明ブース

EF-S15–85mm F3.5–5.6 IS USM を着けて色々話を聞きました。本当はEF 24–105mm F4L IS USM(いつも使っているレンズ)がよかったんですが、隣の人が使ってたのでやむなしです。

ここでは、動画撮影を試したのだけれど、吸い付くように歩いている人にフォーカスが合い続けます。なお、録画は連続30分まで(一旦切れば続きは撮れる)、電池はどの程度持つかの公称値は発表していない、との事でした。ちょっとしたものか、映像作品を作る際に何カットか撮る場合はあまり問題にはならなさそうです。ただ、長時間連続のビデオ撮影時は外部電源供給で利用した方が良さそうです。

体験ブース

バスケットボール 3 on 3の模様を撮影できるブースにも行きました。

レンズはEF 70–300mm F4.5–5.6L IS USM、EF400mm F2.8L IS II USM、EF400mm F4 DO IS II USM、そしてEF200–400mm F4L IS USM エクステンダー 1.4×です。尚、全て手持ちで試しています。

ISO6400にあげてISを駆使すると、手持ちでも十分問題なく撮影できる事がわかりました。まあ、後で腕がちょっと痛かったですね…。
それに、下手な鉄砲数うちゃあたると言わんばかりに撮れます。ゾーンAFにしておけばだいたい狙った所にピントは来ていまして、あとはちゃんとフレームに収められるかどうかだけの問題でした。

相方もEF200–400mm F4L IS USM エクステンダー 1.4×がついたカメラで試していましたが、ちゃんと問題なく撮影できていました。なお、このレンズは3,620gもあります!10年前だったら屋内で手ブレ無しで撮ろうとすると一脚は必須だったでしょう。

なお、撮影したデータをSDカードに保存はさせてもらえませんでした。EOS 70Dの展示会のときはやらせてもらえたのですが、今回はダメなようです。

ショールーム

常設のショールームも開いていました。

意外に空いていたので、7D2にEF 24–105mm F4L IS USMをくっつけてもらって試させてもらいました。ここでわかったのが、カメラが重いせいか手に持った時のバランスがちょうど良いのです。50Dだとカメラが軽いのでレンズの重さを感じるのですが、7D2だとそうならない。こういう事もあるんだなと感心しました。その分、結婚式等の長時間の使用時は体力を要求されそうです。

せっかくなので、普通に近くのものを撮ったり、部屋全体を撮ったりと自分自身が通常使う状態に近い感覚を試しました。すると、当然でしょうが通常の1枚撮影も問題なくこなせることがわかりました。また、ミラー消失時間も短いのもなかなか良かったです。高速連射のために、ミラーが上がるのも速いのでしょうね。

相方は、カメラもそうですが、カメラ教室の方に興味を持っていたようでした。NikonよりもCanonのほうが写真教室が充実してますものね。

退場時

タオルを人数分、パンフレットを1セット(何か一杯入ってた)、そしてインプレスのムックをもらいました。

手荷物がだいぶ重たくなりました…

まとめと感想

7D2はカメラの性能で動きものが「撮れてしまう」恐ろしいカメラだという事がわかりました。

基礎ができていないと、カメラの性能に飲み込まれてしまいそうです。

僕としては、屋内のイベント撮影時にISOが遠慮なく6,400まであげられて(EOS 50Dではノイズの関係から1,000くらいで止めていた)、かつ普段見慣れているAPS-Cの画角を使い続けられる点が良いなと思っています。あと、EOS 50Dよりもモノとしての耐久性がありそうなのも、安心感があります。

5年使ってきたEOS 50Dは、そろそろ交代の時期です。良い選択肢が生まれました。