カテゴリ '身の上話' の記事一覧

5 月26日

最近取り組んでいること‐文武両道?!

未知の世界は面白い

生きていれば生きているほど、自分の『無知』を痛感するものです。
でもそんな中でアンテナを張っていると、自分の興味の有無にかかわらず様々な学習の機会を見つけることができます。それは、人からの又聞きであったり、自分から調べて得られるものもあれば、ラッキーなことにお誘いを受けたりできるものであったりもします。
その機会を生かすことができれば、今までできなかったことがクリアできるばかりではなく、これまでとは違った視点で物事を考えて実行できたりして、より面白いことができること請け合いだったりします。

社会人になってから得られた「体系的に学ぶ機会」

社会人になりますと、体系的に学ぶ機会がめっきり減ります。大企業ですと、社内研修をはじめとしたカリキュラムや大学院への入学という機会を得られる人もいますが、私のように中小企業に勤めていると会社から用意してもらえることはなかなかありません。
まして、私は大学へ行ったことがなく(大学中退でもありません)、専門的なことを体系的に学ぶなんて夢のまた夢であるようにも思っていました。

そんな中、たつをさんが主催されている「IIR輪講」に、途中からではありますが参加する機会を得ることができました。
F1000013

参加できたことによるメリットが3つあります。
1. 体系的に言語処理に関する専門的な事柄を学べる
2. 『輪講』というスタイルに慣れる事ができる
3. 英語を読む勉強にもなる (教科書として利用している「Introduction to Information Retrieval」は英語です)

実は、今年の冬にいた研究所で言語処理をかじった際に「自然言語処理を体系的(※1)に学べたら…でも大学行きなおすには時間がもったいない。」と考えていたタイミングでもありました。ですので、僕にとっては本当にまたとないすばらしい機会にめぐり合えた、とてもうれしい気分で毎回楽しみにしながら通っています。
また、実務や研究で実際に取り組まれている方とも一緒にできることから、より実践的な部分で学ぶ部分も数多くあります。アルゴリズムの話は、理屈だけで実装するとパフォーマンスなどの問題で実用にならないことがあり、そこを実務を通して得た経験、特にプログラムの実装の事柄をあわせて学んだりすることができるのです。
ただ、輪講ですからそのうち順番が回ってきます。さて、自分で担当する1章まるまる解説できるほど理解が深められるか…。仕事とはまた違った「厳しい」側面も持つ、輪講でもあります。
このような機会を設けていただいたたつをさん、どうもありがとうございます。

意識して体を作る

学校に行っている時分は、授業に「体育」があったり部活があったりして、体を動かす機会が必ずありました。
しかし、社会人になりますと、ガデン系の仕事は別として体を動かす機会がめっきり減ります。特に、僕のようなコンピュータのエンジニアをしていると、ほぼ1日中座っていて体を作ることなんてまったくありません。そうすると、体のあちこちが変調を訴えたりしやすくなり、あまりよろしくありません。
そんな中、今勤めている会社は『自転車通勤』が認められていて、かつ2人ほど実際に取り組んでいる人がいることがわかりました。

そんなこともあり、今月の後半から自転車通勤をはじめました。
目的はひとつ。体を作ること。
都内の通勤ですと、実は自転車通勤も電車の通勤も時間がそんなに変わらないことがあります。実際、15Kmの距離をママチャリで通うと、片道にして約1時間で通うことができます。電車だと平均して45分(40~50分の間)ですから、思ったほどロスがありません。それに、朝の通勤ラッシュの中を通うことを考えたら、実は楽だったりするのです。
あと、季節を感じたり、途中でコーヒーを飲むなどの寄り道ができたりして、意外に面白かったりもします。
そして、持病の腰痛もよくなって、体力がつけばなと期待しています。

今日の朝からは、クロスバイクでいよいよ本格的に自転車通勤に挑戦します。クロスバイクというのは、マウンテンバイク(MTB)とロードレーサー(競技用自転車)を足して2で割ったような自転車でして、公道をそれなりの速度できびきび走りやすいように作られた自転車を指します。
これで、ひょっとしたら電車で通うのと変わらない時間で通勤できるようになるかもしれません。終電も気にしなくてよくなるし。
細かい話は、別エントリで。

まとめ

ということで、今日は「いろいろチャレンジするとなんか面白いことが起きるよ」というお話でした。

※1: 仕事の中で、ad-hoc的にいろいろなことを覚えることは可能です。しかし、体系的に学ぶことと決定的に違うのは、知識の『関連』を知りやすいか、そうでないかという問題があるのです。本当に賢い人は知識同士をつなぐ力があるのかもしれませんが、普通なかなかそうは行きません。だから、学校をはじめとした教育の場が必要なのです。


3 月31日

大企業に(一時的に)勤めるのもいいかもしれない

大企業には『教え』『教わる』環境があり、新たな力をつけるのにはいい環境だよ、と言うお話。

前の会社を辞めたのが今年のはじめ。そして、明日から新しい会社に行くことになります。
その間、遊んでいるのはもったいない(そして生活しないといけない(^^;)ので、短期であることを了解いただいた上で働いていました
で、その場所が某巨大法人の『研究所』でした。

僕は今までベンチャー企業という『行動力』を試される環境で、試行錯誤しつつ結果を追求する毎日を送っていました。これはとてもアグレッシブですし、何よりも「自分がやった!」という充実感を得やすい環境です。
でも、体系的に学ばなくてはならないこと、たとえば『理屈』を覚えるには、ベンチャー企業でできないことはないけど大変なのは、経験された方には理解いただけるかと思います。

さて、僕が経験できたのは大きく2つ。

■自然言語処理の基礎的な知識を獲得できた
これが一番大きな収穫です。
インターネットサービスに取り組むにあたり、自然言語は切っても切れない存在です。皆様の一番身近な存在が、そう、検索エンジン。
これが理解できると、Web上に散在している様々な情報が自分にあった形に整理整頓でき、利用される人たちに新たな価値を提供することができるのです。これを給料をもらいながら学べると言うのは非常にありがたいことです。学校ではこうは行きません。
そして、覚えられるペースがとっても速い。自然言語処理を十分に理解をしている人=研究員の人から直々に学べるので、端的に教わることができ、かつわからないこともすぐに質問して解決することができます。通常ですと、本を読むか大学で学ぶことになりますから、こんなに速くは覚えられなかったと思います。

■どのように人と接すればよいか
ベンチャー企業にいると、少ない人数で積極的に仕事をするため、多くの場合はフランクな人間関係になります。限りなく対等な関係を築いている会社もあるかと思います。
しかし、大企業はいい意味でも・悪い意味でも、上下が存在するカタい人間関係が構築されています。そのせいでしょうか、できる限り人を傷つけない・当たり障りがない話し方が普及しているようです。言い換えれば、温和な話し方なのです。
研究員の皆さんと毎日昼飯に出かけたときに(※1)、このことがよくわかりました。

逆に、自分から提供できたものが2つあります。

■プログラミング
今回の僕のタスクは、研究課題をプログラムに起こすこと。
これは、ベンチャーで今まで取り組んでいた『いかにすばやく形作るか』というノウハウがとても活きました。
必要とされた仕事で満足いただけたのが、何よりよかったです。

■開発に際する周辺知識の提供
たとえば、LinuxでSambaサーバを立ち上げたりするノウハウ。
Linuxの設定や最適化をやれる人はやれるそうなのですが、多くの人は研究に集中していてなかなか手に付かなかったり、知る機会が無かったりするそうです。そこを、知っている人間=僕がチョコチョコ設定方法をご案内することで、よりスムーズな研究ができるような環境をお手伝いすることができます。
また、これは自然言語処理の知識を教えていただいた御礼、という側面もあります。

ちょうど、対称になっているんです。

人には本来過ごしやすい環境というのがあります。例えば、僕ならベンチャー企業で仕事をすることなのかもしれません。
そんな中、短期間であれ、あえて違う環境に身を置く事で、お互いの足りなかった知識・知恵・そして人材が交流でき、いわゆるWIN-WINの関係を築くきっかけを作ることができる。これがわかったのは非常に大きいと感じています。

研究員の皆さん、どうもありがとうございました。

※補足1
大企業、特に創業から数十年経過している大企業と言うのは『人を大切にする』土壌が整っていることが多いように感じます。
その反面、中小企業は年がら年中「人が足りない」と言って求人広告を出し続けます。この費用を、少しでも人を大切にする、たとえば人材教育にまわすことができたなら、人を増やさずも社内に「会社の価値を高める人」が増えていくのに。と思いました。

※補足2
プログラムができる人を探されているようです。
会社として体をなしていること(派遣会社経由や、1人の”会社”でもいいらしい)と、C/C++などの『プログラムの基礎を理解する言語』の経験者であることが条件だそうです。興味があれば門を叩かれてもいいかもしれません。

※1
今までは積極的に人と昼飯を食べに行くことはありませんでした。自分の時間がほしい、と思っていたのがとても強いです。
結果として人と接する時間を減らしてしまっていたのかもしれません。


1 月29日

やっぱり大企業はでかいな~

この前、仕事を辞めましたという話をしたのですが、実は次は決まっています。
しかし、4月からなので2ヶ月強の間に空白ができてしまうため、スポットでちょっとだけ仕事をしています。

で、その場所がちょっと遠い。1.5時間なり。この長距離は千葉に住んでいたとき以来、久々っすね。


今日も電車に乗ってお仕事・お仕事
[ 1/40sec / F5.6 / 28mm / ISO 100 / EF 28mm F2.8 ]

ただ、幸いなことに東京23区内の移動ということもあり、混んでいる電車と「反対方向」の通勤です。
上の写真は休日の日中ですが、ある区間を過ぎればこのくらい空いています。

さて、仕事は今までのベンチャー企業での仕事とは打って変わって、某法人の研究所での仕事です。
さすが大企業(大法人?)とでも言うのでしょうか、全フロア同じ会社(=雑居ビルではない)だし、社食はあるし、受付に人もいます。
仕事も、中・長期的なリターンを求める内容だと思いますが、そのリターンを求めるためにある意味『貪欲』な雰囲気はなく、テーマを絞って興味の赴くままに掘り下げるという雰囲気です。そして、その環境で生まれた過去の成果は、既にいつも自分の目に入ってきているから、これまた驚きなのです。
そして、ほんの一部とはいえ、社内の会話が英語!いやー、「よく1日乗り切れた」と思えるくらいBrokenなEnglishで話していました(苦笑)。
とは言いましても、1日目が終わったばかりなのでまだまだ知らないことばかり。明日になったら明日の発見があることでしょう。

社員数数人、そしてあくなきリターンの追及、というベンチャーの環境が主な職場だった僕にとって、これはとても珍しい体験になりそうです。


12 月23日

続・わらしべ長者理論‐5つの実践

6月に「徳力さんのセミナー「ブログを活用してヒューマンネットワークを広げる方法」へ行く」というエントリをご紹介しました。
ざっくりまとめると『わらしべ長者理論』とも言うべき、人同士のユルいつながりがより大きなアウトプットを生み出すことができる、というお話です。

そこで、私が徳力さんから学んだ項目が5つあります。
1. 名刺交換した方には事後にメールを送る
2. 会いたい人のブログ上の会話に参加する
3. お会いした方とブログを通じて会話する
4. グループで活動する できれば主催する
5. コミュニケーションにウェイトをかけすぎない

学んだ項目について、講義を受けて半年がたち年末となった今、しっかり振り返ってみようと思います。

【1. 名刺交換した方には事後にメールを送る】
ポイントは「自分を知ってもらう」ことにあります。名刺交換したときは注目している話題で盛り上がっていて、自分のことを話す機会がとても少ないのです。それを補完するのがこのメールです。

これは、講義を受けた後すぐに実践してみました。確かに自分を知ってもらえる機会は大きく増えますし、何よりメールを送られる方は比較的少ないことがわかったので、より印象を深めていただけることもわかりました。これは、ブログへのRSSフィードの登録数が徐々に増えたりしていることで認識することもできます。
ただ、これは『宣伝』になってはいけない、という事に気づきました。
そこで、今では『お礼状』(※1)という形に発展させて、引き続きお送りするようにしています。
何らかのご縁があってお会いできました。その中で、盛り上がった話もあります。そして、名刺交換させていただけたのです。そんな出会いへの感謝をこめています。

【2. 会いたい人のブログ上の会話に参加する】
講義中は、確か徳力さんが梅田さん(はてな取締役)のブログへトラックバックなどを送って議論のきっかけを作ることで、いつかお会いできるのではないか?という話だったと記憶しています。

僕も、『東京にはチャンスがある だから地方からのぼるのだ』というエントリなどでちょっとだけやったことがあります。ただ、徳力さんのようにトラックバック先の人を印象付けるレベルまでには至りませんでした。
ただ、これをやってわかったのが、より『相手の”話したいこと”を理解する』努力をするようになるのです。
世の中には様々な方がいて、そして様々な意見があります。だから、単純に相手をDISる(否定する・反論する)だけでは議論にならないことを身をもって理解できます。
得られた結果が講義内容とは違ってしまいましたが、僕自身にとっては貴重な収穫でした。

【3. お会いした方とブログを通じて会話する】
おさえることとして「会っていなくてもblogでお互いに通じ合っている」ことです。blog以外にも、twitterなどでやられている方もいらっしゃると思います。

これは、僕自身がそうしていたことより、僕とお会いした方がそれを体現してくれた、という出来事がありました。
それがよくわかるエントリが『『俺ブ』にちょっと参戦』です。
私がとある勉強会でお会いしたtsujiさんが、私のブログを読んでくださっていたことがユルいつながりをより豊かにしていただけました。
このおかげで、勉強会でお会いする度に、今まで以上に深いツッコミを入れられるようになっています(笑)。
ちなみに、

なので、ブログを教えてもらえた場合は、後から拝見させてもらうのを基本にしています。

とのコメントもいただいています。そうです、『1』がきっかけだったのです。

【4. グループで活動する できれば主催する】
これは「何かをしたいとき、一人では大変。だから、集団で取り組む。」そして「集団の目的が明確だとコミュニケーションしやすく進めやすい。」という内容です。

これの実践は、ブログやWeb開発者を通じた人のつながりではなく、とあるセミナーでお会いした人たちとの共同作業という形でやってみました。
詳細は、最近の出来事だった『板倉雄一郎事務所 クリパ2007 盛大に催される』からです。
このクリスマスパーティに実行委員として参加した結果、講義で伺った内容が『心躍るほどに体感』できました。まず、「クリスマスパーティを成功させよう」そして「自分たちがどんどん楽しもう」という価値観の元、自分がどのような形で貢献するかということをしっかり考えて進めることができるのです。
そして、この取り組みのアウトプットは、参加者への「クリスマスパーティでの楽しい思い出」でした。
もちろん、この背景にはリーダーの力強いバックアップがあってこそでもあることは、絶対に忘れてはいけません。

【5. コミュニケーションにウェイトをかけすぎない】
大切なこととして「コミュニケーションだけでは何も生み出さない」ことでした。WEB+DBの催しでも、形を変えて同じことをおっしゃられている方がいらっしゃいました。

『ユルいつながりをもつことが大切』ということを教わりつつも、この示しがあることに十分気をつけなければなりません。
たとえば、ブログを書いていたり、催しに参加して会話しているだけで、なんか満足している自分がいたりするのです。僕も一瞬はまったことがあります。これでは時間をはじめとしたリソースの浪費になってしまいます。なんてもったいない。
だからこそ、このコミュニケーションが『どんな目的なのか』また『どんなメリットがあるのか』を常に考えながらやることで、何とか自分自身をコントロールしているのが現状です。
そして、上記2つの考え方は、コミュニケーションに限った話ではないポイントだと僕は考えています。

さて、徳力さんは広報などを担当されている方で、人とのつながりが大切なお立場なのだと僕は想像しています。
しかし、僕は普段はエンジニア or/and マネージャーです。
短絡的に考えると、コミュニケーションのノウハウよりプログラミングのノウハウの方が大事じゃないの!?なんて思われるかもしれません。
でも、現在はオープンソースコミュニティを初めとした、会社を超えた『コミュニティ』で活動されているエンジニアが増えていることは、多くのエンジニアの方は体感され、そして実践されていると思います。
手法はどうであれ、このような『人とのユルいつながり』が、新しい価値を生むための種を蒔くいいチャンスなのだと、僕は考えます。

そして、この『わらしべ長者』理論、徳力さんがもともと「会社・自分をより多くの方に知っていただきたい」という気持ちではじめられたことだと、後にご本人から伺いました。
その言葉の裏に、ご本人にとってすごく苦しい状況があったのだろうと、僕は推測しました。
そんな中から生まれた貴重なノウハウ。それも何の対価も求められずに教えていただいたノウハウ。
僕は、何らかの形で返したい(=アウトプットしたい)と、ずっと思っていました。
それを形にすべく、実践を振り返ったレポートをここに記します。

続編が書けるように、来年も「仕事」「コミュニティ」それぞれで、最高のアウトプットしていきます。
僕に、数多くのすばらしい出会いを与えてくれるきっかけをもたらしていただいた徳力さん、どうもありがとうございました。

※1:
書き方がわからない!という方は、社内・外にいる『優秀な営業マン』(=トップセールス)に聞いてみてはいかがでしょうか?
僕が知る『優秀な営業マン』は、初めてお会いしたお客様に必ずと言っていいほど『お礼状』を送られています。
彼らは「人とのつながりが売上につながる」ことを常に考えていらっしゃるので、『わらしべ長者』につながりそうなノウハウも数多くちりばめられています。
エンジニアの方だと、普段仲が悪い方(!?)もいらっしゃるかもしれません。ま、ひとつここはコミュニケーションを深めるきっかけをこめて、彼らのノウハウを吸収してみてください。


9 月12日

結局変わるのは自分だった

昨晩、自分が携わっているサービスのリニューアルを行いました。
自分が今の会社に入って4回リニューアルしているのですが、今回は特別な想いがありました。

それは、トップページを「自分が来る前に戻す」という決断をくだしました。

昨年、今の会社に入って働き始めたころ、その状況をみてまるで小泉元首相が「自民党をぶっ壊します!」と叫んだように、内部の状況をまさにぶっ壊してきました。
意思決定、日程、役割分担、販売戦術、広報…。ありとあらゆるものに采配を振るいました。
もちろん、その結果うまくいきはじめたなと感じられるものはありました。

しかし、その後結果が出ない。
野球の監督は、結果が出ないときそれはそれは多くのツッコミが入るのはご存知だと思いますが、まさにそんな状態が始まるのです。最近、はてなの伊藤さんも『【ITpro Challenge!】「世界を変えられるのはコードだけ」—はてなCTO伊藤直也氏が明かす“ネトゲ廃人”から“なりたかった自分へ”の道のり:ITpro』にて「売り上げがないと会社の雰囲気も悪くなってくる。苦しい。」とおっしゃられています。
うまくいっているときOKが出ていても、うまくいっていないときはNGになることなんてざら。それだけだったらいい。プロジェクトの体制が変わってくると、いよいよ追い込まれてきます。

そこで僕が取り組んだのが、自分が来てから今まで、何が「+」になり何が「-」となったかを洗うことでした。
それも、できるだけ客観的なデータを見るのです。売り上げとか、ユニークユーザー数とか、サポートの受理状況とか。主観が入りやすいデータはあとから見ました。なぜなら自分の都合良く取り易いから。

そこから出た結論が「ポータルサイトのトップページを元に戻す」。
架け替えた看板を、元に戻すんです。はたから見たら「こいつ自分の決断が間違ったんだな」と感じるでしょう。いや、これその通りなんです。自分が理想としたものは、実は間違っていた部分があったんです。
そこで、数は減ったけどスタッフのみんなに僕からお願いしたのが、元に戻す+α何かしてくれ、ということでした。

所要時間は、ほんのあっという間だったと思います。全員ソリューション案件もやりながら仕事をするので、実際時間を割くのが大変なんですけど、それを感じさせない素早さでした。
もちろんトラブルも起こるんですけど、限られた時間内にできる限りの策を編み出すなり調べるなりして、結局全部解決。なんて鮮やか!それも、東京~福山と距離が離れている状態です。解決の瞬間、チャットで「キタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━」なんて言葉が飛び交ってましたっけ(笑)。

結果はどう出るかわかりません。
少なくてもいえることは、新しく作ったトップページは、自分が素直に触って楽しめるものに近づけた。それも、今までの資産を無駄にせずに。と言うことです。
そして、この1年で一番変わることを要求されたのは、紛れも無い自分でした。

先ほどの伊藤さんのお話は「でもその中に楽しさがある。」という言葉が続いています。
その楽しさの形って、ひとつはこういうことなんだと思います。


Comments Off

記事一覧

2008 年 12 月
« 11 月    
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031