散策

東京競馬場へ行ってきた – 人間はミスできる

体育の日となりました10月10日、相撲に続いて競馬観戦のために東京競馬場へ行ってきました。とってもいい天気でした。

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■いやー 競馬場って立派!

先ず最初に思ったのが、競馬場って立派ですね!そして、きれいですね。成人男子が集う場所と思いがちなのですが、まるで代々木公園に行くような形で来る子供連れの家族の方や、カップルまで。というのも、競馬場の馬場内に行くときれいな芝生の広場があるんです。確かに、これなら来てもいいと思える。

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■でもメインは競馬観戦

当然ですが、競馬場に来たからには競馬観戦。もちろん、競馬新聞「競馬ブック」と馬券を握りしめて!この日はマイルチャンピオンシップ 南部杯が東京競馬場にやってくるということもあり、楽しみにしていました。前日のレースを、競馬に詳しい弟とともに無料放送中だった「グリーンチャンネル」を見ながら予想の練習をしていたくらいです。

出がけに競馬新聞を買って電車に揺られ、ちょうどお昼に競馬場に到着。5レースから早速開始。いきなりですが結果をざっくりとご覧にいれます。

レース 購入馬券 購入額合計 配当額合計
5 馬連 ボックス 02, 06, 07 \300 \0
6 馬連 ボックス 02, 05, 12 \300 \0
7 馬連 ボックス 05, 06, 09 \300 \210
8 馬連 ボックス 01, 04, 07 \300 \0
9 馬連 ボックス 02, 13, 14, 16 \600 \0
10 馬連 ボックス 03, 06, 09 \300 \0
11 馬連 ボックス 06, 11, 15・複勝 13 \1,000 \1,800
12 馬連 ボックス 01, 03, 05 \300 \0
最終結果 \3,400 \2,010

額が少ない?いや、実はですね、競馬場についてからわかったのですが、財布の中に7,000円+Suicaしか入ってなかったんです(笑)。ATMでおろすこともできましたが並んでいてめんどくさいし、今日はたしなむ程度にと小額にしました。大負けしなかったけど、大勝ちはしない買い方ですね、株式投資と同じ趣向がそのまま出てます…。

■初心者向け講座もやっています

パドック下の馬券売り場の隣で、初心者向け競馬講座を開いていまして、聴講してきました。特に、競馬新聞の見方がさっぱりだった事がよくわかり、非常に参考になりました。講義は20分程度ですので、ぜひ受けてみてください。予想がよりエキサイティングになりますよ。

そして、観客席。人はすごく多いですが、臨場感を味わうなら立ち席がいいですね。G1のゲートイン直前の盛り上がりも体験してきました!本当に「オーーーーッ!」って言うんですね。

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まあ、事前に予約できるなら指定席の方がゆっくり観戦できていいとは思います。ハイ。

あと、東京競馬場は先ほどもお話しした馬場内がとても過ごしやすく、馬券売り場も整っていますので、のんびりご覧になりたい方はこちらがいいと思います。僕も、ほとんどの時間は馬場内で過ごしていました。

■よいストレス解消法

観戦していて思わず出てしまう言葉。

  • 「差せ、差すんだーーー!」
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  • 「まくれ!まくれ!!まくれ!!!」
  • 「お前来んな!そのまま、そのままだ!」
  • 「うっしゃ!!!」
  • 「あーーーあ。」

競馬をやられた方なら経験があるはずです。実は、これが意外に気持ちいい。声を出すとすっきりするんですね。みんな大声を出している中ですし、そう言う場所ですから迷惑がられる事もありません。馬券を買って大声を出してすっきりしに行くだけでも、いいと思いました。

■人間はミスをしてもよいことを思い知った

さて、先の結果をご覧になられて「あっ」と思われた方は、競馬をよくご覧になられている方です。特に、11レース。

まず、5レースなのですが、7番 サクラトップクインは人気があった馬であったのにも関わらず「大差」となっています。レース中に体調を崩して、そのまま何とか歩いてゴールをしていました。観客席から敢闘の拍手はありましたが、はじめて競馬場で観戦した最初のレースで投票した馬がこうなってしまい少し凹みます。アスリートのケガというのは、見ていてたまらないものです。

そして、11レースの南部杯。勝ちに行くための馬券とともに、岩手から遠征してきた13番のロックハンドスター(※1)に100円ながらも応援をこめて複勝で投票していました。また、今日の南部杯は岩手県応援企画も兼ねていて、場内では数多くの物産展が催されていました。

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確かに僕はしっかりとこのレースを勝っている。しかし、同時に自分が投票した馬が目の前でケガ(※2)をして、そして予後不良…安楽死という悲しい結果になってしまいました。おそらく、地元で多くのバックアップを受け…それも震災の年ですからいつも以上だったはずです、そんな中で東京に馳せ参じてきた結果がこれというのは、あまりにも残酷です。

人間はどうでしょうか。どんな大失敗をしても、命を取られる事はそうはありません。しかし、競走馬はケガをしてしまうと、命を失うことは決して珍しくはないのだそうです。競馬に詳しくなかった時代でも、有名な馬がケガをしてしまい予後不良になってしまったという話は耳にしていました。彼ら・彼女らは命がけで走っている中で、人間はどれほど魂をこめてがんばっているのか。この一件が帰りの電車で頭から離れませんでした。

そう思うと、人間である自分はもっと果敢に挑戦しなければと気持ちを新たにする機会にもなりました。

■楽しみつつ 馬の活躍に想いを馳せる

競馬がどうして馬そのものに想いを馳せる人が多いのか、少しわかった気がします。人間以上に優勝劣敗が厳しくとも、様々な出来事が裏側にあるのではと1日で感じられるくらい、奥深い何かがあるのだなということです。これでは詳しい方にはまだまだ浅はかだと言われかねませんが、そう感じるから興味が沸いてきたことは事実です。

今は大学院があるのでハマる事はぐっと我慢しますが、これは何も無いとのめり込んでしまいそうです。ソフトウェア開発者ということもあり、ハマれば予想用ツールを自作するのは目に見えていますし、競馬場にも毎週のように通うでしょう。

また、時間が出来るか、大きな声を出してすっきりしたい時に、足を運ぼうと思います。楽しかった!どうもありがとう。

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■写真もどうぞ – Flickr: koemu stuff tagged with 2011年第4回東京競馬第3日

※1 岩手の星(Rock=岩, Hand=手, Star=星)、という意味なのでしょうか。

※2 パトロールカメラを見ていましたら、どうも芝生とダートの継ぎ目でケガをしているように見えました。芝生になれていなかったのでしょうか。


相撲を観に行ってきた

9月、前半の3連休の最終日は、相撲を観に行ってきました。大相撲 平成二十三年 九月場所 九日目にあたります。

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行くと決めたのは前日の夜、チケットを取ったのは、当日に両国国技館のチケット売り場でのことでした。いつも突然動く感じですが、向上面の2階イス席Bのいい場所を取れたのでよしとします。

■早く来すぎた…か?

幕下力士の取組が行われていましたが、恐らく力士の身内だったり友人であろう方たち以外、あまりいなさそうな感じでした。

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いい席はお早めに、それも当日だから、と思いましたが、それにしても早く来すぎてしまいました。まあ、1時間もしたら十両の取組が始まって腰を据えて観戦するだろうからと、館内の散策をしていました。

先ずは、お昼を食べていなかったのでお弁当。ここは定番の焼き鳥弁当をゲット。880円なり。

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他にも、2階席にはファーストフード店があります。ここは後で述べますが館内FM放送で元武蔵丸の振分親方が教えてくれた場所でして、館内にはここにしかファーストフード店がないせいもあり結構並んでいました。2階席でカジュアルに楽しむにはいいお店ですね。お弁当だけでは足らなかったので、ポップコーンを買ってきました。

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まあ、そうこうしている間に、幕内の取り組みに入って行きます。

■幕内はすごい

2階席だと迫力が伝わらないのでは…と心配しましたが、そんなことはありませんでした。取組が進むにつれて、しこを踏む音、そして体がぶつかり合う音がどんどん伝わってくるようになりました。そして幕内です。

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僕が楽しみにしていたのは、隆の山関の取組です。ひょろっとした体格にもかかわらず体の大きい相手と戦う姿をいつも楽しみに観ています。しかし、この日は残念ながら体重が倍以上もある臥牙丸関に押し出しで負けてしまいました。体重、増やさないといけませんね。誰かもそうですけど。

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この日、目を引いた一番は琴奨菊 – 時天空でした。力士同士が力強く押し合う姿というのは、相撲を観にきてよかったと思える迫力を感じます。結果は琴奨菊のきめ出しでの勝利でした。

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一眼レフを持って行くと撮る方ばかりに集中してしまいそうだったので、コンパクトデジカメで撮ってます。小さいけれど、雰囲気はわかりますよね。

■館内FM放送『どすこいFM』が面白い

行く直前に知ったのですが、両国国技館には館内FM放送があります。この日の解説は十両が[振分親方(元武蔵丸)・竹縄親方(元よう司)]、中入からは[伊勢ノ海親方(元藤ノ川)・時津風親方(元時津海)]です。はじめは、そんなに期待していなかったのですが、実際に聴いてみるとこれが期待以上。

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元武蔵丸さん(※1)の解説が、まるでサッカーのラモスさんのような解説なんですよね(笑)。辛口なのはさることながら、ジョークが効いている。また、NHKの放送ではとても話してくれなさそうな取組の評価や、力士に対する評価も聴く事が出来ます。

中入後は解説者交代となるのですが、これもNHKとはまた違う、ゆったりとした調子で取組の解説を聞いたり、これまでの相撲界で起きた出来事についての話を聴く事が出来ます。最近行われているアンケートの集計状況やそれに対する感想まで話されていました。

聴取にはFMラジオが必要です。僕は手持ちのiPod nanoにFMラジオがついていたので問題なく聴く事が出来ました。ラジオの貸し出しもあるようです。今後は、館内専用Wi-Fiを通じてスマートフォンで聴く事ができたら、もっとリスナーが増えるのではと思いました。

NHKの解説とはまた違った、実際に土俵をこの目で観ているから、そして聴いている人が限られているからこそざっくばらんに話せる内容が流れてくるというのは、素晴らしいことです。観戦が更に楽しくなります。

■やっぱり升席で観たいなぁ

2階でも、A席ならそれなりに迫力はありますが、今回座ったB席の倍の価格です。それなら、力士を間近に観る事が出来る枡席で観てみたいですね。贅沢なお弁当を囲みながら知人同士でワイガヤと観に行くというのは、よい非日常感も伴う事でしょう。僕の歳ではまだ早いかもしれませんが、いずれそんな贅沢な観戦をしてみたいですね。

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※1 ご本人は、自己紹介のときに「ベン・ジョンソンです」って言われていたので、最後まで実況の方が「ベン・ジョンソンさん(笑)」と言われていたのには笑ってしまいました。ベン・ジョンソン氏は、みなさんわかりますよね?


仙台へ牛タンを食べに行きつつ海を見る

■JR東日本パス なんと特急料金込みで1日1万円乗り放題

JR東日本から、東日本大震災復興応援企画として『JR東日本パス』が発売されています。JR東日本管内ならどこまで行っても1日1万円、特急は自由席なら乗り放題、指定席は2回まで乗れるという、非常にお得なきっぷです。

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僕もこのきっぷを買って、仙台に行くことにしました。震災から3か月経過してそろそろ落ち着いているから牛タンを食べに行けるかなと思ったことと、親戚がいるのでどうしているかなと訪ねようと考えました。

新幹線は那須塩原を過ぎると150km/h程度の速度でゆっくりと北上します。普段のはやては275Km/hですからゆっくりと思われるかもしれません。でも、1か月余りでこうして走ることができる東北新幹線の保守体制は称賛に値します。3か月前に、ここまで復旧できているとだれが想像できたでしょうか。

■駅前は落ち着いていた

普段より30分ほど時間をかけて仙台駅に到着です。仙台駅周辺は、落ち着きを取り戻しているように見えました。

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まもなく親戚と合流し、次の目的地へ。「えっ、何で一人で来たの?」「彼女とか連れてこないの?」とさっそく冷やかされたぜ。へへへ。

■牛タン!牛タン!

いきなり、今回の訪問の目的である牛タンを食しにまいります。利久さんにお世話になります。

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お昼前なのですが、大行列!といいつつ、予約をしてもらっていたのですんなりと入ることができました。早速、昼定食をオーダー。1人前と1.5人前があり、僕は1.5人前にしました。ごはん・スープがついており、ついでにとろろのオプションを加えました。

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おおお、仙台の牛タンは肉厚なんですよ!東京で牛タンを食べると薄いお肉というイメージがありますが、そうじゃない。カルビと同程度はあります。初めて食べる人はちょっとびっくりするかもしれません。僕も久しぶりに食べましたが、やっぱりすごいです。

■20年ぶりの松島へ

たらふく食べたあと、まったく何も考えていなかったのでどうしようかとなりました。そこで出た案がべただけど「松島」。いやー、べたですねw と普通なら話題になりそうなのですが、今回はちょっと悩みました。ご存知の通り、仙台の太平洋沿岸は津波で大きな被害が出ていたのです。でも、松島は比較的早く復旧したんですよ、という話を聞いて、それならということで足を運ぶことにしました。小学校2年生に行ったっきり、20年ぶりくらいじゃないですかね。

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近づくと、確かに言われたとおり、想像していたほどひどくはありませんでした。遊覧船はいつも通りお客さんをたくさん乗せて島々を回っていましたし、みやげものやさんは半分くらいが営業を再開していました。

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さて、定番の松島めぐりの遊覧船(50分)に乗ります。改めて乗ってわかったのですが、デッキでかっぱえびせんをもって立っていると、カモメがわっと寄ってくるんですねwww それもくちばしでつかむのが非常にうまい。そして、観光客がかっぱえびせんで餌付けしてくることをよく理解している!

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のんびり島々を眺めながら、カモメと戯れるってのは、いいもんですよ。

■島々に守られた松島

しかし、なぜ日本三景の一つである松島は他に比べて被害が少なかったのか。それは、島々が天然の消波ブロックのような役目を果たし、本州側に到達するころにはずいぶんと勢いが弱くなったんだそうです。

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しかし、そうでなかった地域はどうだったかというと、あらゆる人工物を乗り越えて津波が襲ってきました。仙台駅に戻る際に通った塩釜で、その様子を見ることになったのです。

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ここの場所、ご存知の方もいるかもしれませんが YouTube に当日の状況が撮影された動画があがっています…

同じ場所の動画は、『YouTube – 東北地方 太平洋沖 地震 宮城県 塩釜 津波 マックスバリュー塩釜店 映像』としてもあがっています(Embed出来ないのでリンクのみ)。
東京にいた僕も大変な思いをしたのですが、仙台周辺の沿岸ではそんなこととは比較にならない状況が繰り広げられていたのです。ほかにも、積み上がった廃車、遥か先の陸地に打ち上げられた漁船、10分歩いた先にも到達した津波の痕跡が、その威力を十二分に伝えてきたのであります。

親戚にはこう言われました。「覚悟無くして、今の名取や気仙沼に向かってはならない。ヘコんでしまうだけだ。」と。仕事で行ってきている本人が語る話ですから、僕はそれに従うだけです。

■東北へ旅に出よう

確かに沿岸部は大変な被害であり、福島原発の問題は継続しています。

でも、仙台駅周辺をはじめとして、普通に観光できる状況は戻ってきています。同じ日に、知人が岩手に足を運んでいたりもします。ですから、まずは東北に足を運び、事実を知り、そしてお金を使う。被災していない僕らが個人レベルですぐにできる、貢献なのではないでしょうか。JR東日本パスは7月もありますしね!

もし、本格的に貢献したいと考える人がいれば、事前の情報を集めるという意味でもこう言った日帰りのライトな訪問のプロセスを間にくわえるのはどうでしょうか。より明確に覚悟が出来ると思います。

そして、僕にとっては、東北の親戚・知人が全員無事だったことが、何よりなのです。

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仙台, 2011 – a set on Flickr


メイプル耶馬サイクリングロードにいってきた

9月も半ばを過ぎていますが、今年はまだまだ暑いです!そんでもって、ようやくお休みを取ることができました。

さて、8月28日の日経新聞に「なんでもランキング – おすすめサイクリングロード」という特集をやっていまして、その中に2位(7年前はなんと1位)としてあがっていた「メイプル耶馬サイクリングロード」に、実家に帰省しているついでに行くことにしました。2位になるくらいですから、それはいいのかな、と思いまして。

■東京から福岡への航空機輪行

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まず、東京から実家のある福岡へ輪行しなければなりません。そうなりますと、当然飛行機。航空機への積み込みについては、事前に次のサイトを参考にして準備をしていました。

羽田空港からJALを使って、実際に輪行みたところ気づいた点をいくつか。

  1. 手荷物預かり所にもって行くとき、並ぶ前に自己申告が必要。
    普通の人と同じように並んでいてもだめで、警備員の人に呼び止められて別の場所で受付となりました。本来は、事前に自転車であると申告してもらった方が助かるとのことでした。(9/24追記)福岡空港では、寝かせて重ねることがあることと、どちらを上にすればよいかを聞かれました。
  2. 空気は抜く必要はない。
    人間が普通に生きて行ける気圧に与圧されていますから、タイヤの空気を抜くことはありません。そうでないと、空気が薄い2,000m級の山に登るヒルクライマーのタイヤはとっくにパンクしているはずです。
  3. いったん中は開かれる。
    羽田空港では、搭載しやすくするために預けた後に紐を縛り直されていまして、そのときに中は空けられています。だから、余計な物は入れちゃダメ。別でまとめること。僕は輪行袋の袋がなくなってしまいました。ま、これだけで済んだと言えばそうかも。(9/24追記:袋は家に置きっぱなしにしていただけでした。打ち消し線部分は勘違いです、ごめんなさい。)
  4. 受け取り方はまちまち (9/24追記)
    引き渡しの方法ですが、福岡空港は手渡し、羽田空港はベルトコンベアから流れてきました。状況や空港によって違うようです。

自転車自体は、無事に福岡にもって行くことができました。

■では早速…

いやー、すばらしい。

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駅の近所こそ信号がありましたが、離れたらもう信号なんてありません。空気はうまいし、都市部のように人も多くないし、何よりいい風景。首都圏周辺ではまず味わえない気持ちよさがあります。誰にも邪魔されず走るのが、これほど気持ち的に楽だと思いませんでした。

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さらに、トンネルを通ると、涼しくて気持ちいいですよ〜

全長は約36Km。ロードレーサーで走る分にはそんなに長くもなく、もともと鉄道路線だった場所をサイクリングロードにしているため、勾配もきつくありません。リア12-23T, フロント50-39T の都市部仕様のギア比でも中津駅から登って行ってもフロントアウターのままで何の問題もなく走ることができます。ただ、所々バンピーだったり、枯れ葉が落ちていたりして走るのに気をつけないと行けない箇所がありますので、注意。思いっきり速度が出せる訳ではないので、のんびり風景を楽しみながら走る気持ちでどうぞ。

自転車は、MTBやママチャリだと安心して走ることができるはずです。ロードは、普段走り慣れている人だけにした方が良いです。また、車で来てレンタサイクルでゆっくり走るのもいいかもしれませんね。商店もそれなりにありますので、重装備で行くこともないでしょう。

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ロードレーサーでゆっくり走って2時間。サイクリングロードの終点であるコアやまくにに到着です。ここは役所と図書館、そしてレンタサイクルなどの厚生施設となっていまして、はたから見てかなり立派な建物に仕上がっています。ここへ行くのに迷うことはまずありません。ただ、まとまった食事を出してくれる場所がないので、お昼はお弁当をもって行くか、ちょっと下ったところにある道の駅 山国でとると良いかもしれません。僕は、ここではちょっとだけ休憩。

最後に、タクシーの運転手さんと、羽田空港で話をしていたおばちゃんに聞いたところによると、最高の季節は11月の紅葉の季節だそうです。この時期、運良くお休みが取れる方はぜひどうぞ。

■山国から日田、そして実家へ戻る…

行きは実家から中津駅まで特急で輪行したのですが、帰りはそのまま自走して帰る計画を立てていました。その道中、コアやまくにからすぐの場所に大石峠(約400m)という今回の道中で最も標高が高い場所に登るのですが、ここで少し後悔したことがあります。それが、先ほども書きましたが都市部仕様のギア比が災いして、峠道を走るための軽いギアがなかったのです。いやー、F39T-R23Tで走るのは正直しんどかった。ヒルクライマーの方ならたいしたことがない峠かもしれないんですけれど、普段峠を走り慣れていな自分としてはたまらんかったです。ただ、下りは気持ちよかったですね。あれ、癖になりそうです。

日田に着きまして、ちょうどお昼になったのと、にわか雨が近づいていましたので昼食をとりました。お店は「手打ちうどん 松家うどん」さんにお世話になりました。

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うどんセット(700円)に肉トッピング(+190円)という、びっくりするほど安いお値段でしっかりお腹いっぱいになりました。たベログには”だしは正直普通の味でした”と書いてありますが、東京から帰ってきた西日本の人は「ああ、うどんってこういう味だよな、そうだよな。」と思える安心感のあるおいしさでした。天ぷらもからっとあがっていて、変な天ぷら屋チェーンの天ぷらよりよっぽどおいしかったです。

食べている間に雨も上がりまして、路面こそぬれているもののずぶぬれは回避できました。帰宅の道中、朝倉街道にある道の駅 原鶴の隣で季節外れの満開のひまわり畑を発見。ちょっと立ち寄ることにしました。

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今年、暑かったせいなのでしょうか、9月も下旬に入ったというのにひまわりが満開です。まるでツール・ド・フランスに出てくる風景のようです。道の駅の駐車場は大混雑でしたが、自転車の僕はさくっと立ち寄って、さくっとまた走り出せてらくちんでした。自転車だからできることですよね。ついでに、原鶴温泉にでも寄って行けば良かったかもしれません。

その後は、太宰府・大野城・博多区を通って帰宅。大野城まで戻ってくると、完全に都市風景ですね。

■九州のサイクリングはイイ

今回の総走行距離は120km、中津駅から実家までは休憩を含めて約7時間の所要時間でした。

都市部はさておき、九州島内はほとんど信号がないので、首都圏で走り慣れている人にとっては信じられないくらい走りやすいはずです。観光のことはいろいろ聞いている方も多いはずですが、自転車で走っていると最も良くわかるのが風景。すばらしいことはもちろん、自転車であればすぐに足を止めてゆっくり見ていることができます。これは、自動車ではなかなか難しいです。通り過ぎてしまうことさえあるわけですから。

道中、道が細い部分もありますが、交通量自体は多くないので気をつけてさえいればしっかりやり過ごせるはずです。峠道も多いですが、これはしっかり鍛える以外の対策方法はないです。輪行の取り扱いも、事前に練習しておくと良いでしょう。

輪行はちょっと大変ですが、その大変さを吹き飛ばすほどのすばらしい風景が九州にはたくさんあります。ぜひ、足を運んでみてください。

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■リンク


僕の成田スカイアクセス祭り

祝・成田スカイアクセス開業!

今日は、仕事の話ではなくて完全に趣味の世界で話してみようと思います。鉄道が好きな方はぜひじっくりと、そうでない方は半分聞いちゃろうかって感じで読んでいただければ。

■庭に敷かれた庶民の電車?

京成電車。それはまるで葛飾の住民の庭に敷かれたレールを走り抜けるような電車です。寅さんが柴又駅から京成電車に乗る姿を映画で見た方も多いはず。風情はあっていいのだけれど、成田空港へのアクセスとしてはもうちょっとがんばらないとJRの成田エクスプレスに勝てないよね、という時代が30年続きました。

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■成田スカイアクセス 始動

昨日 7月17日、京成電鉄に新しい路線が誕生しました。成田新幹線の夢の跡を活用した「成田スカイアクセス」です。今までどうがんばっても56分かけていた経路を、36分で、それも160km/hで駆け抜けるという、成田空港の地位回復を担う重要な路線ができたのです。

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小さい頃から京成電車によく親しんでいた僕にとっては、つい最近まで貧乏でおんぼろ抵抗制御電車が幅を利かせていたところに山本寛斎氏プロデュースの新車が入り、速度の面であの京急を一気に抜き去り私鉄最速の事業者になるってことは、とんでもない変化なのです。首都圏大手私鉄事業者の中ではぱっとしなかった印象から、徐々に改善が進み、とうとう胸を張って活動することができるようになった訳です。鉄道会社は地の利が大きく響く事業ではありますが、それでも会社が変わることができるんですね。

■ということで成田スカイアクセスに乗ってきました

なんでも試したくなるもんですから、さっそく開通日に乗ってきました。

いつも通り青砥駅へいくと、看板がいろいろ架け替えられており「おお超変わってるじゃん」と感動。ただ、普段より多くの人が「成田空港はどうやって行くようになったんですか…」と困っていて、駅員さんが対応に大わらわのようでした。普段より駅員さんも多かったように思います。船橋と北総線の2つの経路の電車がほぼ同じ時間に発着するし、番線は隣同士だし、どっちが先着か事前に調べても不安になるのは不思議ではありません。

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まずは新設されたアクセス特急(北総線経由)に乗車です。京成の車両がくると思ったら…あれ、京急の車両です。余計に混乱しますw

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さて、京急の車両は快特による120Km/h運転で有名ですが、そのポテンシャルを京成のテリトリーで発揮することになるとは、幾年も前から京成や京急に興味がある人の中で誰が想像したことでしょう。千葉ニュータウンまで20分あまりで到着してしまいます。京成の車両も120km/h運転をしているようです。

この勢いなら成田空港まで40分強でいけるのでは…と思いましたが、なんと、成田空港近辺の線路はJRと折半しているため単線。離合待ちをしていると瞬く間に10分経ってしまい、結局50分で到着です。新線区間は既にダイヤのキャパシティをオーバーしていて、スカイライナーを優先した結果、その他の電車のダイヤが圧迫されているのです。ダイヤを組まれた方は悩ましいところだったとは思うのですが、あの通過待ちは恨めしく待った方もいるはずです。それでも、青砥駅からだと羽田も成田もほぼ同じ時間で行き来できるようになったことは、特筆できます。

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到着後は、デッキで飛び立つ飛行機を見学しつつ、飯を食べていました。

■速い、速いよ…!

2時間ほど成田空港で滞在したあとは、いよいよ本日のメインイベント、スカイライナー乗車です。チケットカウンターは大盛況でしたが、僕は事前に京成トラベルで取っていたので特に気にせず乗車です。

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今回は26号に乗車です。いや、これは記念乗車が多いだろw という状況。もちろん、本当に必要としている方も少なくありませんでした。シートに腰をかけますと、欧州車のような堅さでした。僕はこういうのが好きです。

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定刻14:59になりまして、カシオペアの向谷実氏が作曲したメロディーフォンとともに出発です。いや、速いよ、速いよ、スカイライナー!並走していたJR総武線 E217系 15両をあっという間に抜き去り、瞬く間に眼下に印旛沼が広がります。抜き去る時は、車内に歓声が上がっていてちょっと笑ってしまいました。

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160km/h走行は新設区間のみ。今まで存在する北総線は130km/h運転です。160km/hが速いのと、足回りがしっかりしているせいか、北総線区間はちんたら走っているように見えます。車でも同じですが、足回りがしっかりしていると速度感覚がずいぶんと緩くなるものです。さらに青砥駅を通過して都心区間へ入りますと、くねくねしているため速度が出ません。雨の日の通勤でもこの区間を使っていますが何とかならんものかと思います。しかし、高速性能とくねくねした軌道の双方をしっかりこなす新型スカイライナーはよくできています。

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そう考えているうちに、あっという間に到着です。ほんと、のんびり堪能するなんて暇はありません。このスカイライナーはあくまで成田空港アクセスを世界のハブ空港と遜色のないレベルに持って行くための道具なのであります。九州の特急電車のような乗車時に感じる風情はありません。

■最速スカイライナーは無敵ではない

確かに速い新型スカイライナー。でも、無敵ではありません。たぶん、敵は成田エクスプレスよりもリムジンバスです。

成田エクスプレスは、千葉駅を回るため遠回りでありますが、東京・新宿をはじめとしたターミナル駅から乗り換えなしでいくことができます。しかし、山手線・京浜東北線のターミナル駅以外なら乗り換え場所が違うだけですから、速度で勝る京成に分があるともいえます。それに、重たいトランクを引きずりながらのターミナル駅の乗り換えはしんどいですが、日暮里駅の乗り換えはそれに比べたらシンプルです。だからあまり心配がないと私は考えます。

しかし、リムジンバスはそうはいきません。車である立場から小回りが利く優位性を最大限に活用し、主要ホテルや乗り換えが何度となく発生しそうな東京西部の街をカバーすることで、時間こそかかるもののあのでかいトランクを引きずり回さなくて済む利便性があるのです。京成も日暮里駅改装に伴って乗り換えの利便性を強調していますが、そこに行き着くまでがしんどいことを考えると、手荷物について更なる配慮が必要になるのかもしれません。それは、電車そのものの改善だけではだめだということです。

このくらいは、各事業者それぞれ考えているのでしょうけどね。

■気になる点 3つ

まず、新型スカイライナーの写真撮影について。

開通してしばらくは混んでいますので、空いたタイミングを見計らって撮りに行かれてください。また、あの藍色は撮るのがすごく難しい。一番いい色で撮れたのは、昨年の9月のシルバーウィークに行われた試験走行時の時です(ケーブルが入って悔しい!)。撮り鉄の方はぜひあの藍色にこだわってみてください。

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また、青砥駅の下りの時刻表が非常にわかりにくい。3,4番線に分かれていますが、今までと違いどちらの番線がどちらに行きやすいという傾向がさっぱりなくなっていますので、必ず両方の番線の時刻を確認してください。先着になるはずの電車を見逃しかねません。

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最後は、これまでの京成本線 千葉県区間の人たちの問題。スカイライナー通過待ちがなくなったもののいろいろ変化があったはずです。具体的に調べてはいませんが、本数の変化があったかもしれませんし、そもそも成田スカイアクセスのメリットは享受できません。逆に、千葉ニュータウン側は都心までの所要時間が改善している所も出ていますから、以前佐倉に住んでいた僕としてはちょっと複雑です。

■乗ってみてよ

海外出張が多い方、ひとつ新しい京成スカイライナーをお試しあれ。葛飾区や浅草線沿線の人も、アクセス特急でもうちょっと楽に成田空港へたどり着くことができそうです。

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Flickr tags – 成田スカイアクセス (写真)
twitter twilog 2010/07/17 (実況tweetしてました)

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