散策

この春に買ったもの その2 高性能電子辞書

やることを期限付きで積み上げていきますと、いかに予定通り、そして予定よりも早くこなすのかが大切になって参ります。〆切を越えるようなことではだめですし、逆にギリギリでないのは僕的に面白くありません。そこで、そのギリギリな線を乗り越えるために、さらにものを買うと言う「どんな循環だよ!」という流れができております。

ということで、 Xperia に続いて買ったのが電子辞書 CASIO Ex-word XD-A9800 です。

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■まともな辞書は持ち歩けない

電子辞書と言いますと、僕は夜中の通販番組に出てくる19,800円!とかけ声と同時に出てくるものばかり想像していました。あれを買うくらいなら、Web上にある辞書サイトで事足りるのではないかと。

そんな中、受験勉強をはじめて英文読解をしていると、どうしてもわからない英単語に引っかかります。用例がよくわからないものも少なくありません。それに、経済や技術に関する専門用語は、Web上にある辞書では語彙数が全く足りません。それに困っていますと、とある方に英文の論文サーベイや専門の勉強をするなら「ジーニアス英和大辞典(※1)」「リーダーズ」「リーダーズ・プラス」は必携だよと指摘されました。

しかし、ジーニアス英和大辞典はでかすぎて引くのも大変ですし、そもそも持ち歩けません。そこで、電子辞書に初めて手を出したのであります。

電子辞書をナメてました

上記3冊の辞書を漏れなくカバーできるのが、今回手に入れたXD-A9800です。価格は46,800円(ビックカメラ10%ポイント還元あり)。通販番組に出ているグレードとは明らかに値段が違います。しかし、中に入っている辞書のうち、だいたい5つ以上そろえることを考えると安いのです(それでも高いと思った方は最後まで読んでみるといいかも)。

元となっている辞書の語彙数や用法用例がすばらしいおかげで、期待通り勉強に役立っています。同じ意味の単語のようでも、用法用例を確認すると実は違うものも少なからずあるので、特にその部分を確認するのに最適です。文を書く人はもっと重宝するのではないでしょうか。

英語の教科書・論文を使った勉強会に参加している時に、買っておけば良かったなーと思いました。

■電子辞書だからこそ

電子辞書だからこそできることがあります。それは、辞書間横断一括検索です。英語なら、ジーニアス・リーダーズ・オックスフォード・ロングマン・そして類義語辞典まで、一気に検索できます。同じ用語でも、複数の辞書を横断すると、より深く、より詳しくその言葉を理解することができてちょっと嬉しくなります。これは日本語や専門用語の検索でも同様でして、大変重宝します。今必要な用法以外もサクっと覚えておくと、後で別の意味として出てきても引っかかりづらくなりますよ。

また、英語をはじめとした外国語の発音も聞くことができます。発音記号だけでは実感が湧かない場合も音で確認でき、さらに理解を深めることができます。

■個人的に嬉しい機能

まず、類義語辞典は思った以上に活躍しています。日本語で同じ表現が続きかねないときに、類義語辞典をひくとバリエーションが生まれ、単調な文面から解放されます。小説等の本を大量に読むと自然につく力ではありますが、辞書の力を使って表現力を鍛えるのはイケています。

画面の液晶も視野角が広く、かつ読みやすくできています。レスポンスも良好です。

それに、このXD-A9800は大学生向けモデルということもあり、就職試験でおなじみのSPI2対策アプリがついています。これ、僕もたまたま今回使うタイミングがありまして、重宝しました。ただ、普通の社会人の人はいらないでしょうね。

あと、オバマ大統領の演説が収録されています。

■電子辞書は高い物を買う

辞書は語彙数が勝負であります。高い物になればなるほど、もたらしてくれる知識の豊富さに調べるのが楽しくなるほどです。

論文サーベイや英文記事を見る時は、このXD-A9800があれば十分だと思います。

さらに、日本語やビジネスの情報を充実させたい時は、ビジネスモデルのXD-A10000という上位機種があります。こちらはさらに1万円高いので、英文読解が主目的だと割高かもしれません。どちらか選ばれる場合はその点を踏まえてどうぞ。

あ、通販で買ったほうが安いみたいです。

※1: おなじみのジーニアス英和辞典は語彙数9.6万。そして、ジーニアス英和大辞典は25.5万。名前は似ていますが別格なんです。

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この春に買ったもの その1 Xperia

僕は、どうもいろいろやらなければならない時に、輪をかけてやることを積み増す癖があります。やりすぎると威圧感が出ますが、その出るか出ないかの瀬戸際のところのぎりぎりでやるところにどうも生き甲斐を見いだしてしまいます。

さて、やることを積み増させるのに最も簡単な方法は、そう、ものを買うことです。それも、買った後にいろいろいじくり倒せれば尚のことよいのです。

ということで、この春にいくつか買ったものを、ちょっとだけご紹介しようと思います。

まずは、知る人ぞ知る携帯端末、 Xperia です。

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■家電量販店は危険地帯

Xperiaを手に入れたのは4月の中旬。用事が済んで有楽町のビックカメラにひょいと足を運んだ時に、なんと「Xperia入荷しました」の文字が。これで即決でありました。発売直後は売り切れで手に入らなかったのですが、意外に早く手に入ってしまいました。iPhoneには興味があったのですが、周りの多くの人が持っていますし、あとどうもソフトバンクの網に信頼を置いていなかったので、NTT docomoのAndroid携帯が出るのを心待ちにしていたのです。

というか、家電量販店は本当に物欲の巣窟でありまして、全く買う予定がないものを買いかねない空気がそこら中に蔓延しているのであります。

■目的

大義名分は「仕事」。え、会社に備え付けのものがあるだろう?おっしゃる通りです。でも、自分で持っていた方が、いろいろ勝手が分かっていいですよね。うんうん。いろいろアプリ落としたり流し込んだりして試してますよ〜。

しかし実態はどうか。高機能 twitter クライアントと化しております。悪いか!

■スマートフォンはネットワークを空気と感じてから始まる

一つよくわかったことがあります。それは、スマートフォンはネットワークを空気と感じることができて、初めて実用になると言うことです。逆に、空気のように携帯電話網を扱います。これは、ネットワークがつながっていることが「前提」でアプリケーションを組むことができると言うこと。

地図ソフト、Foursquareなどの位置情報で楽しむアプリ、そしてtwitter。ネットワークにつなぐ、と言う動作をしているとめんどくさくて扱わないようなソフトが、つながりっぱなしだからこそ使える、つながりっ放しだからこそ実現可能である、そんなことがたくさん出てきたのです。

iPhoneの人はすでに感じているはずです。では、iPhoneと瓜二つのiPod touchはどうか。確かにPocket wi-fiなどがありますが、つなぐ行為からは離れられていません。形は似ていても、使い勝手はまるで別物です。iPod touchを使っているから、より強く思うのです。

■しかしまだまだ人柱端末

iPhone/iPod touchと比べて、Xperiaは完成度が低いです。

どこが。

それは、タッチパネルです。iPhoneのタッチパネルの精度がいかに高いか、思い知らされます。Xperiaに限りませんが、Android携帯電話はタッチパネルの誤判定がかなりあり、最初は腹が立つレベルです。最近は慣れてきましたが、それでもスクロールがスムーズに運ばないことがままあります。

ガジェットとよばれる電子系おもちゃが大好きな人はいざ知らず、今まで普通の携帯に慣れ親しんできた人が使うには、この入力インタフェースの完成度はまだまだやさしくありません。

■Androidに対する期待

ただ、アプリケーションを開発する側でもある自分としては、iPhone アプリケーションのような縛りのないAndroid携帯電話は開発にもってこいです。iPhoneは普及こそしているものの、開発できるものがAppleの意向に沿えないと開発したものがパーになってしまいかねません。その反面、Androidはそういったリスクがありません。それに、開発環境もMacにとらわれることもありません。

ネットワークを空気のように扱い、何をするのか。いろいろアイディアが出てきます。

Xperiaを買った人は、自分が人柱だと思って使い込んでいき、より本格的にスマートフォンが普及する時期が来るまでに熟成させていけばいいのです。それでいい。うんうん。

■ちなみに今までの携帯は

今までのタイプの携帯(docomo F-01B)も引き続き使っています。使用頻度こそ減ったものの、パケホーダイ上限は引き続き突破するような使い方ですし、何より普通の音声通話があります。スマートフォンがメインになるには、僕の中ではもう少し先です。

いつもイノベーターの尻を追っかける自分ですが、今回もそのパターンとなった買い物でありました。

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走る鉄道の博物館 大井川鐵道

SLに乗りたくなった

SL。高度経済成長期に主力を退き、今では時々イベント列車として走る程度。もちろん走っている姿を見た事はなく、埼玉の鉄道博物館で静態保存されているものを見た事をあるくらい。

しかし、深夜にうとうとしながらNHKの『昭和のSL映像館』(※1)を見ていたところ、ああいっぺん乗りに行けるのなら乗りに行こうと思い立つに至ったのであります。そこで、どうも定期でSLを動かしているところがあると聞き、この前の日曜日に出向く事にしたのです。

静岡は意外に遠かった

朝7時に家を出て、向かった先は大井川鐵道の起点、金谷駅。東海道新幹線で静岡まで行き、さらに東海道線で30分かけて金谷駅へ。ここまで2時間45分。時間的には名古屋に行くより実は遠いのであります。

で、事前に予約をした急行券と往復の乗車券を受け取り、早速列車に乗るのであります。

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この週末は臨時便を含めて3往復のSLが走ることになっていますが、僕が乗るのは1番列車。しかし、すでに予約は一杯。そして7両も客車がつながるという盛況ぶり。

えらく明るいおばちゃん車掌さんのガイドと共に、金谷駅を静かに出発し始めました。都心の山手線のような高加減速な電車に乗っていると、このもっさりっぷりは新鮮でさえあります。

川沿いをぐんぐん進む

隣の新金谷駅でぎょうさんの団体を乗せると、席はほぼ埋まりいよいよ本格的にSLの旅が始まります。

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静岡ならではのお茶畑、そして大井川を横目に、ぐんぐんSLが進んでいきます。この客車は旧型のため窓も開き、走っているなーという感覚を気持ちよく感じる事ができます。ただ、トンネルに入るときは閉めませんと煙たいんですね。ええ。

そして、SLと言えば汽笛。

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この汽笛、クラクションやメロディーフォンとは違う、とても感傷的な音がします。そして、川の対岸に反響することで、よりその深みが増すという…。これは先ほどの放送やビデオではまずわからない感動がありますので、ぜひお乗りいただき聞いていただきたい。もちろん、窓を開けてね。

また、車内では車掌さんのちょっとしたパフォーマンスや、SL車内ならではの車内販売があります。こちらはチビッコにも人気みたいです。

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そうしている間に、汽車は千頭駅へ到着。でも、これで終わりではありません。

この先もあるんだよ

大井川鐵道はSLだけではありません。なんと、その先の渓谷へつながる小さな列車があります。ただ、乗車まで1時間弱の間があったので、列車の交換作業見学やお弁当を食べる時間としてのんびり過ごしていました。最初は乗換えが長いから退屈かもと思っていましたが、逆に長いほうがいいくらいでした。

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この交換作業、結構大変そうです。電車なら反対側の運転席に移って終わりですが、SLはそうもいきませんよね。前と後ろを入れ替えなければ、進めませんからね。

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これが次に乗る列車です。通常使われているボックスシートの客車のほかに、繁忙期にしかつながらないトロッコ列車のような車両がついてまして、僕は車掌さんの勧めで後者の車両へ乗る事にしました。立ち上がると頭がぶつかるくらいの大きさです。ええ、ぶつけましたともwww

渓谷を進むチビッコ列車

このチビッコ列車が走る南アルプスあぷとライン(井川線)は、もともとダム建設のための貨物専用路線だったそうですが、現在は温泉地や紅葉を楽しむための観光路線として活躍しているとの説明がありました。確かにあまり人が住んでいそうな雰囲気がない場所ですが、人はたくさん乗っておりこれまた盛況です。

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不思議と手を振りたくなるんですかね。さっきのSLも、手を振る方が非常に多く、印象的でした。そして、先ほど以上にのんびりと進みます。

そしてこのチビッコ鉄道、ただチビッコなのではなく日本唯一のアプト式鉄道でもあります。一駅だけ、急坂を登るために歯車がついた機関車に押されて登ります。

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ドンだけきついかと言いますと…

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いやー、これは普通に登るのでも大変ですね。

で、僕は時間の関係で奥大井湖上駅で下車。ここはダム湖のど真ん中にある不思議な駅です。ダム湖に沈んだ事になっている旧線を見ながら休憩できます。

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周りは紅葉も始まっていて、うまい空気と共に季節を大井に楽しむ事ができます。時間がある方は、散策道を歩いていくのもいいかもしれませんね。

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15分もしないうちに帰りの列車がやってきました。来た道を、また同じようなのんびりとしたペースで下っていくのでありました。

ここは走る鉄道の博物館

千頭駅で乗換えをしますが、その先に待っていたのはなつかしの近鉄特急の電車です。

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ほかにも、南海の高野山を登っていた電車も現役で動いています。昔乗ったなー、橋本に近づく前に列車の切り離しがあって、この電車にギューギュー詰めにされるのであります。今は橋本まで複線になったので、そういうこともなくなりました。

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SL、アプト式のチビッコ列車、そして古い電車といい、ここはまるで走る鉄道の博物館です。ただ古いのではなく、クラシックカーを駆るような魅力を感じます。

そして、所属している電車の魅力ばかりはありません。スタッフの方も非常に意識が高く、小さい子に対するサービス(※2)や列車そのものの魅力を高めようと様々な施策を打たれています。その結果が、観光路線として魅力的な、乗車率の高い列車という結果になっているのではと思います。

SLの運転は伝統芸能の域である

SLの運転席を見ますと、これは運転席ではなく機械室ではないかと思ってしまいます。

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2人1組で運転するとはいえ、電車とは比べ物にならない並々ならぬ労力と集中力を要求される運転と思われます。石炭をくべ、様々なバルブの開け閉めを行いながら、安全を維持しつつ高速で運転するのであります。

また、メンテナンスも半端ないはずです。電車のように、故障したユニットの交換でほいほい修理と言うわけにはいきません。SLのその機構が無言で、しかし力強く訴えてきます。動態復元作業の特集番組を見た事がありますが、それはまるで国宝の復元作業。

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この技術を現代に伝えるというのは私たちの想像も及ばないくらい大変な世界であるはずです。もはや列車運転の伝統芸能といっても過言ではないのでしょうか。そして、これを維持できている大井川鐵道の経営努力というのはすごいものだなと感じずにはいられません。

古さが強み

古い列車を動かす事を強みにさえしている、走る鉄道の博物館 大井川鐵道。列車が動くリアリズムを、SLを通じてぜひ感じてみてください。

Flickr sets: 大井川鐵道, 2009

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※備考 大井川鉄道のSL、僕が見た限りだとディフレクターがはずされており、その姿がよくわかります。

※1 向井実さん初めとした方がコメントしながらフィルムを流す特番もありました。最初に見たのはこの番組。

※2 例として、車掌さんが小さい子に制帽を貸して記念撮影を撮る手伝いをしていたりします。それも、列車交換の合間などにです。ほかの鉄道では先ず考えられないサービスですね。

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ホーチミンシティへ行ってきた – たくましくアツい街への旅行

9月3日から6日まで、ベトナムのホーチミンシティへ行ってきました。僕は久々に、とても強烈な、そして上昇し続けるエネルギーを感じた時となりました。

なぜベトナムなのか

日経新聞を読むと、週に1回はベトナムに関する記事を目にしていた気がしていたのが事の発端です。そして、少し前ですが shi3z さんのブログに(今はその記事がありません)にアツい街だと取り上げられていたのが記憶にあった事も、僕の動機を高めるのを後押ししてくれました。

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ま、この時点で決まってました。日本国内は全く目が行かず、海外も予算や取れる休み(4日)を考慮すると、ちょうどよかったのです。

これはとんでもないところにきてしまった

いやしかし、僕はタンソンニャット国際空港に降り立った瞬間
「これはとんでもないところに来てしまった」
と、思ったのです。いや、声に出してましたね。

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「都会の喧騒」!?アホか、そんな生易しいものか!といわんばかりの交通量。鳴り止まないクラクション、英語で声をかけてくるぼったくり必至の客引き、そしてよくわからないベトナム語。お迎えなぞなく(※1)、どうにかホテルまでたどり着かなければなりません。

地球の歩き方」を握り締め、とりあえず状況をつかむのでした。もう進むしかない、と。客引きをかき分け、取り急ぎバス(3,000ドン,約15円, ※2)に飛び乗り、ホーチミン市の中心へ向かいました。

ルールはないが秩序がある

しかし、この一見むちゃくちゃに見える交通、よく見ると秩序があるのです。お年寄りが、ゆっくりと、しかし確実に横断しているのを見ると、バイクはみんな横断者をちゃんとよけているのです。

これはホーチミンシティっ子はすごい動体視力だ!そして、ぎりぎりとはいえちゃんと誰もが秩序を守っているのであります。先進国ですとどうあがいてもありえない光景ではありますが、これで世の中が成り立っている。実は、人間ってのはこのくらいで十分なのかもしれませんね。息苦しさもなく、わがままでもない。だから、ルールなんてあまりなくてもいいのです。

それを理解すると、逆送や歩道を走るバイクを何とかやり過ごしつつ、なんとかホテルに到着しました。ホテルは日系人の方がオーナーを務める「Legend Hotel Saigon」です。とてもしっかりしたホテルで、チェックイン後はホッと安心したのでありました。

飯がうまい

東南アジアで、皆さん期待されるのはやはり食事だと思います。僕もこれは大いに期待していました。そして、その期待を上回る飯が、街のあちこちで振舞われているのです。

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1日目の夜に食べたヌードル。25,000ドン(約130円)でした。辛いんですが、お肉のだしがよく効いていてとってもおいしいのです。辛くてあっさりしているなんて初めての食感です。僕の中では最後までこれが1番でした。

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これは別の屋台ですが、こんな感じで店主のおばちゃんが配膳してくれます。その後は大体15,000ドン(約80円)くらいで済ますことができました。超・激安!この値段では日本ではおにぎりも食べられないのに。火が通っているものであれば、それほど不安もありませんしね。

2人以上でいらっしゃる方は、宮廷料理をはじめとした高級料理も楽しめると思います。

商魂逞しい

日本の商魂の逞しさの代表格は大阪商人。値切りの文化はつい最近まで健在でした。これは、逆に言うとデフォルトで吹っかけている、ともいえます。

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そんな、懐かしささえ漂う勢いが、ホーチミンシティでは健在です。デフォルト、高いです。値切って何ぼです。彼らもそれはわかって電卓を打ってくる。ひとつだけ難があるとするならば、値段交渉はすべて英語だと言うこと。

ま、僕は第一声”Too Expensive !” (高すぎだろ!)であります。これでいろいろやっていくと、大体3割はいける。これ以上は英語と駆け引きの能力があれば何とかなるでしょう。ちなみに、夜の露店での話ですがTシャツ3枚で600,000ドン(3,200円)となりました。でもスーパーよりたけぇなぁ…

英語ができる人も、ブロークンな人も、値切りをお楽しみあれ。

発展ののりしろを感じる

ホーチミンシティはすごい。携帯は2.5Gだし、街のいたるところにインターネットスタンドがあり、そしてADSLが高い率で普及しているのです。国が率先してIT化を進めているせいですが、それにしてもすばらしい。

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ホテルも各部屋にLANが来ていまして、状況がいいと400Kbps以上も出ます。実は、これをいいことにFlickrに写真を随時アップロードしたり、twitterで現地のアドバイスを仰いだりしていました。この速度が出ていれば、日本とそん色なくインターネットを利用できます。

続いて携帯。街の食堂のおばちゃんにまで携帯電話が普及しています。3Gは始まったばかりですから日本のような使い方はまだ先だと思いますが、一人ひとりに確実に情報化社会が浸透している事は間違いないようです。

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そして、次々と建設されるインテリジェントビル。日本企業を初めとした外資が次々に入室しているようで、その周りには欧州車・日本車がとまっているのです。

でも、バイクを2ケツして走りながら、電話は危ないからやめてねー

日本人がなぜ気に入りやすいのか

  • 「飯が日本人の舌に合う」
  • 「農耕民族同士である」
  • 「空港と都市の距離が福岡空港と天神並である」

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ぱっと思いついただけでこれだけあります。衣食住が他の国に比べて日本に近いと言うのは、生活をする上で大切なことだと思います。

どんな人にオススメか?!

どんな人が、ホーチミンシティに向いているか。

  • 日本の日々に不満がある人
  • うまいものを食べたい人
  • とにかくいろいろ新しいものに触れたい人

こんな方、いかがでしょうか。小さな不満は気にならなくなり、おなか一杯おいしいものが食べられ、そして一歩歩けばまた新発見が待っている街です。これほどExoticという言葉が似合う場所はないかと思います。

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逆に、ゆっくりしたいとか言う人は、保養地的な場所のほうがいいかもしれません。

書きたい事はまだまだある

いや、本当に一杯あるんです。ということで、気が向いたら書きます。まずは、一番書きたい事を書いてみました。

いつも通り、Flickrに写真をアップしましたのでご覧ください。

Flickr sets: Ho Chi Minh City, 2009

備考

※ 為替レートをお話しておきますと、1円=192ドンとして計算しています。

※1 実は、お迎えがあったのです。JTBの日程表にはお迎えがある事が書いてある部分を見つける事ができず、てっきり自力で移動しないといけないと思っていたのです。後でガイドさんから電話があり、ずいぶんと心配されてしまいました(ごめんなさい)。後でもう一度確認したら、日程表の最後に小さく、現地ガイドが云々と書いてあったのです。もうちょっと大きく書いてくれていたら…orz。ま、その苦労も楽しみのうちなのでOKです。帰りは送っていただきました。

※2 確かに中心街と空港は距離こそ近いのですが、バスで30分以上かかります。今、日本のODAで地下鉄が鋭意建設中でして、それができれば本当の意味で福岡並のアクセスになることでしょう。

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館山と青い海とゲリラ豪雨と

空が青い

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ここは東京湾の突端、館山。東京からわずかな距離で青い空を見られる場所です。車を持っていたとき、よく下道を使ってドライブに行っていました。今回は、先週に続いて電車での訪問です。

電車は青い海

今年の夏は、東京から房総方面へ行く臨時快速電車「青い海」(内房線まわり:今回乗車)「白い砂」(外房線まわり)が出ていました(※1)。それも、普段使われない両国駅 3番線からです。普段立ち入ることができない特別なホームから出る臨時快速電車という事で、乗ってみる事にしました。

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ちなみに、この電車の客室はレイアウトを変えるとお座敷にもなるそうです。

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昨晩、ちょっと飲みすぎて酒が抜け切れずふらふらしていましたが、とりあえず電車は出発していきました。

あっという間に到着

2時間ほどして館山に到着しました。酒はいつの間にか抜けてました(笑)。

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しかし、ここで失敗が。到着した後、どこに行くかとか、そういう計画を一切立てていなかったのです。かといって、このまま電車で房総半島を一周するのもどうか。ということで、ここはいつもの感覚で、博物館とか資料館とかの類の施設へ出向く事にしました。こういうところに行くと、何か観光の情報をつかめることが多いのです。

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ということで、館山城跡 城山公園に到着。駅の看板によると、ここに南総里見八犬伝の資料とかがあるらしいのです。

城跡はたいてい高台

鹿児島のときもそうだった。大阪のときもそうだった。城跡は、必ずと言っていいほど、高台にあります。防衛上当然ですが、いやー夏の暑いときだといい運動になりますね?(苦笑)

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山頂には、お城の形をした資料館があります。ここは、麓にある博物館の別館らしく、入場券は麓の博物館でも使えるとの事でした。そして、展望台も兼ねているみたいで、館山の街が一望できます。この記事の1枚目は、その時の写真です。

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最後に、博物館の方から「このあと、館山を廻られますか?よかったら観光マップ、差し上げますね。」と言われ、渡された観光マップ。この後、いろいろ役に立ちました。どうもありがとうございました。

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下山後、麓の博物館へも訪問。大分歩いておなかが減ってきました。早速、観光マップを頼りに次の場所へ。

海のものなら海の街で

海の街に来た以上、海のものを食いたい。それも、たらふく食いたい。観光マップを見ると、どうもそういうところがあるらしいので、歩いて館山駅へ。30分はかかったかな。真夏ではありますがちょっと曇っているのが幸いでした。

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お昼は、駅前の地魚料理 福岡さんにお世話になりました。

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えーと、写真が2枚ありますが、これ1つのお昼の定食(1,500円)です。ちょうどピーク時だったみたいで、できたものから順々に出てきました。そば・照り焼き・刺身と想像通りのボリューミーな定食。もちろんあっさりしておいしい。ごはんもおかわり自由。見えていませんがみそ汁もあります。満足満足。

そうそう、現地の味を知るには、みそ汁がいい指標になりますよ!僕はどこの旅の途中でもみそ汁を飲むようにしています。

帰りに強烈なゲリラ豪雨に

食事をした後、ちょっと雲行きが怪しくなってきたので、早めに帰る事にしました。

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なんと、来たのはローカルな電車ではなく、通勤電車。がっくり。通勤電車のいすで千葉まで2時間も座りっぱなしですかそうですか。

これでは風景を楽しめないので昼寝をしてやり過ごしていました。そして、千葉に近づいたところでやっぱり天気が荒れてきました。そして、千葉駅。

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これはやばい。

まさにゲリラ豪雨。乗り換えのために歩いたコンコースは水浸し、エスカレーターも止まっていました。そして、極めつけは電車が止まり始めていた事(※2)。ますますまずい!急ぎ、東京方面へ向かう快速電車に乗り換え、なんとかゲリラ豪雨のエリアを脱出(※3)。

無事、帰宅できたのでありました。

もうちょっとプロモーションしてもよくない?

サーファーな方にはいいかもしれない、この臨時快速列車。しかし、プロモーションが足りないのか、鉄な方がほとんどを占め、空席もありました。ちょっともったいない。せめて、ガーラ湯沢みたいに電車の中吊り広告とかを打つとかするといいのかなと思っています。5日前でもきっぷ取れたし…。先週のマリンブルー くじらなみ号のほうがよっぽど混んでいました。

ちなみに、快速ですが全車指定席です。ボックスシートではありますが、車内がきれいで幅も広いのでゆったり乗ることができると思います。また、18きっぷでも乗る事ができます。

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夏の臨時列車、興味がある方はちょっと調べていただくと、便利な列車が見つかるかもしれません。JRのホームページとかにも載っていますよ(※4)。

Flickr sets: 館山, 2009

※1 その昔、総武線快速で走っている電車が臨時で房総半島まで走っていたのだそうです。その時の臨時電車の名前がそのまま今も使われているようです。

※2 その後に知ったのですが、西千葉駅あたりで線路が冠水し先に進めなくなっていたそうです。そういえば、津田沼駅で特急電車が臨時停車していました。

※3 この日は、赤羽や世田谷でもゲリラ豪雨が起きていたらしく、23区内も決して安全ではありませんでした。

※4 探すなら、大きな本屋に置いてある分厚い時刻表が一番確実です。みどりの窓口にも置いてあります。僕は2006年以来毎年買っています。

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    昼は要求定義からインフラ構築まで担当するサーバサイド技術のSE、夜は焼酎をこよなく愛す兄ちゃんです。
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