2004年如月の編集後記


2004/02/29

僕は常々、周囲に「出たばかりの機械は買うな」、特に「出たばかりの携帯だけは買うな」と言って来ました。
そうです、出たばかりの機械が回収騒ぎになっていたり、回収されていなくても後で出た物の方が品質が高いということが、日常茶飯事だからです。

しかし、それに僕が自ら反して、本日新発売の携帯を、それも朝並んでまで買ってしまったのです。
その携帯とは、NTT DoCoMo のFOMA P900iです。
だって、P504iの液晶が割れてしまって、どうすることもできなかったんだもん!いいじゃん。

ところで、この携帯は形こそPですが、中身はなんとNではないか(メニュー構成がNに非常に近い)と思うようなものです。
しばらくずっとPを使っている僕にとっては、拍子抜けする内容です。それもそうです、使い方ががらりと変わってしまうのですから。注目点として、今まで愛用していた「ポケベル打ちモード」と、メール着信音の鳴動時間設定がなくなっています!これはあんまりです。
(2004/03/10 追記: 先の2機能ですが、探したらありました。今は解決しています。理解不足で大変失礼しました。)
うーん、「通話」「通信」「周辺機能」の基本的な部分は大きく向上していますが、「使い勝手」のツメはP504iのほうがよかった気がします。ただ、900iシリーズは「Windows Update」のような機能があるようなので、後付でもいいから実装してくれたらうれしいな、とも思っています。
気になるFOMAの電波状況ですが、幸いなことに我が家はバリ3でした。ふー、助かったぁ。

ちなみに、P900iは開店直後に即完売。先週発売されたN900iも開店直後に即完売だったそうです。欲しい人は、あと一ヶ月は様子を見た方がいいかも。

Pの皮をかぶったN・P900i


2004/02/28

今日はヒマだったので、買い物のついでにとあるショッピングセンターのおもちゃ売り場へ。
おもちゃ売り場は、この前はいつ行ったかなぁ…。自分一人だけじゃなかったことは間違いないかな(笑)。

いろいろ見回してみると、実際使うことはないだろうけど見ていると楽しくなってくる物が結構あるんだなって感じました。
特に、トミカのコーナーとかチョロQのコーナー。大人になっても趣味で集めている人、いますよね。
小さい頃は少ないお小遣いでどれを買おうかって悩んだ人、いませんか?僕もかつてはそうだったんです。そんな今では、あっさり買えちゃうんですからね。
でも、今も昔も変わらず「引きつける」何かを感じるのは、なぜなんでしょう。

見ている途中で、「へぇ〜」ボタンと並ぶ「ひだまりの民」を見ていたら、欲しくなって買ってしまいました。
最初、昔売っていた音で反応する花とか、ダンシングサンタに通ずる物があるなと思ってましたが、じっと眺めていると意外と飽きないことに気づきました。
自分のためにだけではなく、プレゼントとして買ってみるといいかもしれませんね。

いつもにこにこ ひだまりの民


2004/02/21

今日は新しい車がやってきました。その車とは「VOLVO V40 CLASSIC」です。
今までがんばったPRELUDEを洗車して、ディーラーさんへ。

下の写真は、VOLVOのディーラーさんで撮影した車の交代風景です。
クーペからステーションワゴン。日本車から外国車。これが僕の結論です。


友人と車で遊びに行くことがあるのですが、クーペだと人や荷物の積載量にすぐ限界が見えてしまいます。そう、クーペはあくまでもオーナーズカーであり、自分だけの世界が基準になります。僕は昨日「車は楽しみを与えてくれる道具」と話していますが、このことは自分が求める「楽しみ」を狭めてしまう大きな問題だと捉えるようになりました。
そして、自分ばかりではなく、みんなが快適に、そして安全に過ごせる空間を演出できるようにしたい、と考えました。
しかし、高い走行性能は犠牲にしたくない。そう考えたとき浮上したのが、ステーションワゴンという選択肢でした。

次に、自分が経済的・精神的に「豊かになった」ことを形として自らに示したい、と考えました。
そうなると外国車に乗ることが近道です。しかし、メーカーによって受ける印象というのは全く違います。
そこで、僕は「周囲との調和」「高いリスクマネージメント能力」「高い快適性」という懐の深さを提供してくれるメーカーにしよう、と方向性を定めました。

この結論が、VOLVOのV40かV70です。
V70といえば850から続くベストセラーですが、僕が求めるグレードを買おうとすると大変な額になりとても買えません!そこで出てきた選択肢が一回り小さいV40。
V40はモデル末期と言うこともあって「残り物には福がある」状態。すなわち、車の性能は熟成されて、かつ価格も安くなっているはず。

機は熟しました。
そして、今日の交代に至ります。

簡単ですが、車の紹介です。
ボディ色はチェリーレッドメタリックという深い赤メタ色、内装色はオフブラックという明るめの黒です。
シック&大人な感じで結構いいかもと考えて選んでみたんですが、ある友人は「エロい色だなぁ〜」と言います。ふふふ、大人はエロいんです(笑)。
ちなみに、この色はモデル末期のため最後の1台(ディーラーさんの話)、そしてこのボディ色と内装色の組み合わせは通常存在しない(カタログでは内装色はアリーナというクリーム色)という、ちょっと変わった遺伝子を持つ車でもあります。

詳しい話は、また今度したくなったらします。

ところで、今日ある時に携帯を見たら、何と液晶が割れてしまっていました。それも、完全に。
知人の携帯の液晶が壊れて一部見えなくなっている所を目撃したことがありますが、まさか自分の携帯が、それも1字も把握できないほどになってしまうとは、夢にも思いませんでした。

この携帯、2002年の8月に購入しています。そう、PRELUDEとほぼ一緒の時間を過ごしてきました。
携帯でここまで長続きしたのははじめてではないかと思います。それほど完成度が高い携帯だったと言うことです。
そして、あの車と同じような理由でその目的を全うした結果が、これなのだと考えています。いや、車以上に過ごしている時間が長いはずですから、よりその理由は重くなっていることでしょう。
ひとまず通話だけはできますから、この携帯にはあともう少しだけがんばってもらおうと思います。

P504i とうとう壊れてしまいました


2004/02/20

明日を持って、この車とお別れです。
と言うことで、いつもより写真が大きくしてみました。


僕は、使う道具一つ一つに対して、いつも最高のパフォーマンスを提供してくれるよう、人一倍メンテナンスを欠かさず行っています。
このPRELUDEも例外ではありません。

車というのは、基本的には道具です。
それに加え、楽しみを与えてくれる力を持っています。家族と、友達と、彼女と、そして自分だけでもそれを享受することができるのです。
便利さ以外に、楽しみを与えてくれる道具というのは、車以外は探してもなかなか見つからないでしょう。

僕は、この車と人生の中で「辛い時期」を過ごしてきました。
自分の中にある「負の感情」が高まった時、この車と一緒に走ってその気持ちを紛らわせていたと、今になって思います。
人といるのとは違って、何も語りかけないけど、受け入れてくれているような、そんな感じが好きでした。しかし、それにある意味「甘えていた」事も事実です。

甘えと安らぎは一時的な安心感を得られるため時間稼ぎには役立ちましたが、根本的な解決を促してくれるわけではありません。
まわりは、解決へ導いてくれるかもしれません。しかし、自分のために行動できるのは、自分です。
自分の中に潜んでいる「負の感情」は、最後は自分で解決しなくてはならないのです。

最近、ようやく明かりが見えてきました。次のステップへ進めそうな気がしています。
会社でも「次のステップ」という言葉が日増しに聞かれるようになってきました。
大きく環境が変わる今、自分が変わることを見える形でも示したい。
そう考えた結果が、この車を手放すという決断でした。

周りは「せっかく車検上がったばかりなのに」とか「結構元気よく走るのに」といいます。
しかし、それは大きな問題ではありません。車検上がりたてというのは、いつも整備状態がいいというひとつの結果です。手放すと決断したのが、この時期だっただけです。

所有期間: 2002/05/31〜2004/02/21 (21ヶ月)
総走行距離: 22,000km (38,000Km→60,000Km)
総給油量: 2,100リットル以上
生涯燃費: 9.9Km/l

この状態であれば、間違いなく次の人も気持ちよく使えるはずです。
(ごめんなさい、ひとつ問題があるとすればバンパーに傷があります。これだけは何とかしてください。)
ぜひ、次は大切に使ってくれるオーナーさんに乗ってもらえる事を祈るばかりです。

21ヶ月間、どうもありがとう。
この車ではなかったら、車の楽しさをここまで知ることはなかったはずです。
さようなら。


2004/02/15

カメラ用に三脚を買いました。物は試しと言うことで早速夜景撮影に行って来ました。
うーん、やはり夜景撮影には一眼レフ + 三脚はほぼ必須のようです。普通にやったら写らないか、ぶれてまともな画にならないのがオチなのでしょう。
あと、デジカメのJPEGファイルに一緒に記録されるEXIF情報も結構便利です。これはたいていのデジカメで撮った写真ならひっついて来るものですけど、設定が多岐に渡る一眼レフだと撮影の反省材料としても使えてより便利です。(フィルムの場合は、メモを取っている方もいらっしゃるそうです)

しかし、この夜景はあまりにオーソドックスで、おもしろみがないな〜。人が撮らない夜景って、どんな物なんだろうとちょっと考え中。

レインボーブリッジの見えるとある場所から


2004/02/08

今日も快晴!気持ちのよく登山をしてきました。
今日の目的地は塔ノ岳(丹沢山系)、コースは[二俣 - 鍋割山 - 塔ノ岳 - 二俣]となっています。
途中、「マナー&ボランティア」ということで、経由した鍋割山の山荘用にペットボトルの水を持っていきました。何でも、ここの山荘には百数十キロの荷物を一人で背負えるすごい方がいらっしゃるそうです。
この登山コース、行きは余裕(とまでは行かないけれども)でしたか、帰りの階段がきついきつい!大倉の登山口に向かっていく場合、もっと階段が多くて「馬鹿尾根」と言うくらい辛いとか。

ところで、集合写真を撮っていただいた方がいたのですが、銀塩一眼レフに慣れ親しんでいらっしゃるせいか「一眼レフデジカメ」と言うのが信用できないと話していらっしゃいながらも、なぜか感心していたのが妙に記憶に残っています。
ちなみに、写真は塔ノ岳山頂で撮影した富士山です。

気持ちいい天候の山頂から富士山です


2004/02/07

お世話になっている方が元々プロカメラマンをしていたので、電話ながらも写真の取り方のレクチャーをしていただきました。
結論としては、「一枚の写真に集中し、現像した写真をじっくり観察し、そして次につなげる。」事が大切なのだそうです。
写真は、使うことには余り大きな問題になりませんが、結果の出方が人によって「大きく変わる」ようです。どうやら、コンピュータとは反対に近いようですね。

すいません、送別会 兼 大飲み会の時に、僕がいないところで不思議な噂をしないでください。特に…、って誰とは言えないんだけれど(とても言える立場じゃない)。
でも、答えの一つが分かった気がする。どうもありがとう&ありがとうございます。

某友人@中野在住、暇な時間が全然合わないので飲みに行けません。暇な時間を教えてください。

某コンピュータ会社さん、担当営業を変えないでください。ずっと取り引きし続けてきた人を別部署に行かせないでください。購入手続きの要領がまた煩雑な状態に戻ってしまうじゃないですか〜。

とりあえず、一週間の話をまとめました。





[2004-02.html 2004年02月29日更新]


 | トップページ  | もくじ  |
Copyright© 1997-2022 Yuichiro SAITO All rights reserved.
転載・リンクされる場合は、事前に「このサイトの説明」をご覧ください。