2001年睦月の編集後記


2001/01/29

最近、CDウォークマン(SONY D-E990)から出てくる高音にかなりの不満があったので、イヤフォンを変えることにしました。
買ってきたのは、これまたSONYのMDR-E888SP。一応イヤフォンではこれが一番上位のようで、これ以上はヘッドフォンになってしまうとのことで、これを選択しました。
さて、音質についての以前からの比較です。見違える(聞き違える?!)ほどよくなりました。今までかすんでしまっていた高音が殻を破って飛び出すような感じで出てくるのが感じ取れます。しかも、低音もベースブーストを全くかけない状態でも、かけているときと同じぐらいに驚くほどに出てきます(ONにすると逆に歪みました)。チャンネルセパレーションもよりはっきりします。
しかし、問題としては、多少作ったような音に聞こえます。まあ、私が普段AKGのK240を利用しているからそう聞こえるだけなのかもしれません。しかし、ウォークマン用でここまでなら十分に満足できます。
なお、この音の違いは、ボロい音質のCDだとわかりにくいですが、音質がそれなりによいCDを利用するとよくわかります。私も最初は浜崎あゆみのCDを聞いていて「ああ、ちょっと変わったかな!?」と思った程度でしたが、T-SQUAREのCDにした瞬間「おお、相当低音出てるぜこれ!」という感じでした。注意点としては、買ってからすぐは低音がなかなか出ませんでしたが、数時間使うと徐々に出てくるようになります。
ということで、ウォークマンの音質に疑問をもたれている方、ぜひ音の出口「イヤフォン」を変えてみてください。変えたら「今まであんな悪い音を聞いていたの?」と感じるはずですから。

D-E990+MDR-E888SP…ベースブーストOFF!


2001/01/26

昨日、ちょうど1ヶ月前に送ったメールの返信がきました。そのメールは、「京成電鉄」への要望を書いたメールです。
常々電車を使っていて思うことがあったので、Webサイト上にメールアドレスがあったのでそのアドレスを利用してメールを送ってみた、という感じです。
内容としては、主に成田-羽田両空港間のアクセスの件と、わがユーカリが丘の特急停車はどうなった(朝だけでも!)、などなど色々です。
1ヶ月たっていたとはいえ、ちゃんと全件に対して回答をいただけたということは、ユーザとして非常にうれしいことです。内容としてもそこそこ納得いけるものでしたので、特に文句もないです。
# ちなみに、JRにはもっと言いたいことがありましたが、メールアドレスがわからないので送っていません。どうなってるのJR!それとも?!

ありふれた言葉ですけど、一人一人の意見はひとつでは力が弱いですが、数が固まれば威力を発揮します。
もし、何か言いたいことがあったら、私たちはせっかくインターネットという力を得ているわけですから、利用しない手はないはずです。いいたい事があったら、どんどん言っていこうじゃないですか!
もちろん、言う時はフォーマルな文体で、かつ内容を熟成させてから送りましょう。

京成電車こんなんです…ユーカリが丘駅にて


2001/01/12

私は、自分の好きなソースをうまく演奏できることを重点に構築しています。基準としては、落ち着きながらCD 1枚を聞いている間に「眠くなってくる」のかということにしています。私の今の設備では、出した額なりにこの目的を達成しているので、極端な不満は感じていません。

この目的がどのように達成されているのかの確認をこめて、今日は設備の性格についてのレポートです。比較の対象2では相手にならないのでは?という突っ込みはご勘弁を。
対象1(うち): アンプ=DENON AVR-1801, CD=DENON DCD-1130, SP=BOSE 101VM, SW=YAMAHA YST-SW80(LPF:75Hzあたり)
対象2: アンプ=山水 AU-α907L Extra, CD=DENON DCD-S10, SP=DIATONE DS-1000C

最初に、フュージョンです。非常にメリハリが利いた音になり、聞きやすいです。特にサックスがよく聞こえてくる中音あたりがよく伸びてきます。洋楽(POPS)も似たような感じになり、ボーカルあたりの音が伸びてきます。後者で聴くと、確かにダイナミックレンジは前者より広いのですが、マッタリと落ち着いた音になってしまい、ちょっと変です。
次に、JAZZです。前者では、サックスがすっきりと景気よく鳴りながら、この下でベースがズンズン鳴りながら、音に厚みを増させています(この辺はフュージョンと同じかも)。後者は、サックスの音が広がりながら、ベースがそれを包み込んでいくような、マッタリとした音がします。後者にしか認められないものとしては、まず定位感がかなり出ていること、次に楽器と手がかすれた音が出てくるということです。この繊細さは、額の違いから出ているのだと思います(笑)。
その次に、ユーロビートですが、こいつはどちらも変です。前者は、ちょうど「ボコスカ」低音を鳴らしている音域がSPがまともに出る音域とSWのLPFでカットしている音域に間にあるせいか、「モワッ、モワッ」というへんてこりんな低音が聞こえてきます。ただ、これはSWのLPFを100〜120Hzぐらいまでにし、さらにSWの出力を上げると、「ズン、ズン」という音に変わり、まあいい感じです。もちろん、この設定は近所迷惑になりかねないので、あまり勧めません。後者では、機器がユーロビートを拒絶したかのような、明らかにアンバランスな音が出ます。そして、あまりいい感じで録音されていないということも聞こえてきます。はっきり言って大音量で「ボコスカ」鳴らすためにあるのだから、こんなことは関係ないのかもしれませんね(笑)。
最後に、クラシックです。前者は音が小さいときは音の定位感があまりなく、盛り上がる時は音が「広がった」感じではなく「向かってくる」感じがありますので、ある意味変な音でアンバランスです。特に、シンバルを大きく鳴らした音が目立ちすぎます。もともとこのシステムがクラシックに向かないのはある程度見えてはいたのですが、ここまで変とは思いませんでした。後者は非常に音に定位感があり、なおかつ盛り上がりのときに「広がってゆく」音になります。

まとめとしては、前者は「向かってくる」「すっきりとした音」がしますので、臨場感がほしい、すっきりとしてメリハリの利いた音がほしいという時にはいいです。やはりAVアンプな音、って感じでしょうか。
後者は「広がっていく」「マッタリとした音」が出ますので、ダイナミックレンジが広くほしい、落ち着いて聴きたいというときにはいいです。定位感、小さい音がきれいに再生できる繊細さなどは、後者と同額程度の設備ではないと比較できないと思います(苦笑)。
私は、これ以上のことはわかりません。ただ、普通に鳴らすなら、前者の設備でもそこそこいい感じまでにいけるとは思います。

うちの設備。本当は専用の棚があったほうが…


2001/01/06

ああ、買ってしまった。AVアンプ。
モノは、DENONのAVR-1801。理由としては、テレビの左側のアンプが壊れてしまったので、その解決策+αというものです。
ただ、DVDプレーヤもリアスピーカーもないので、AVアンプとしての本領を発揮するのは私のお金の貯まり方次第ということになりそうです。
さて、ちょっとレポートです。音質なのですが、この価格帯のものとしては、しまった音がします。実は、お店の店員に「お客さんの聴くソースなら…」ということで勧められて買ったというのがあるので、期待通りといったところでしょうか。
次に、AVアンプならではの色々の設定がありますが、簡単な初期設定(スピーカー配置やラジオの選曲など)以外は利用していません。それでもCDがいい感じで演奏できますので、現在のところ設定する必要がないと思っています。そもそも、最初から持っている音質が悪ければ、DSPやトーンコントロールなんか通してもダメなものはダメでしょう。
あと、サブウーファーは今まで利用しているものを使っているのですが、これがあるだけでだいぶ違います。音がさらにしまって、いい感じの定位感を出してくれます。ただ、近所への影響の観点から、ウーファーだけバカバカ鳴らさないほうが身のためだと思います(苦笑)。
ということで、このAVアンプは「"ちょっと"いい感じのものがほしいな」という人にはいいかもしれません。

構成は自己紹介をご覧下さい


2001/01/03

なんてこった、もう21世紀になってしまった。かといって、数字が変わっただけで、特段変化は見受けられないので、変に安心しています。
ところで、この正月、帰省された方が結構いると思います。実際、私も帰省(厳密には違うが…)していました。
私は帰省の際に新幹線を利用しましたので、当然駅を利用します。そのとき、よく道を尋ねられるのです。行きで5回、そのうち東京駅では3回は尋ねられたはずです。
まあ、道を聞かれてもイヤとは思いませんし、そのときはある程度位置を把握している場所で、かつ忙しくなかったので、別に聞かれる分には気にしません。ただ、たずねられてもわからないこともあるわけです。場合によってはウソを教えかねません。
ですので、道を尋ねたりするときは、駅員さんとか交番の巡査さんとかに聞いたほうがよっぽど確実で、さらに詳しく教えてもらえるはずです。
ということで、道を聞く時は「どうしても」という時以外は現地で働いている方に聞いてください。

写真ナ〜シ





[2001-01.html 2001年01月29日更新]


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