2001年文月の編集後記


2001/07/29

新聞に、また「〜、今期ン千億円の赤字」なんて文字が躍っていた。
普段は、何気なくそんな記事を見ていた。しかし、今回は違う。自分の生活に密接している問題なのだ。
これだけ赤字を出したら、リストラのプランが実行されるのも時間の問題である。
そして、リストラが実行されるとき、一番最初のターゲットが、そう、派遣社員、協力会社、そして僕のような契約社員である。
ターゲットにされるということは、すなわち首が飛ぶということである。
ちなみに、まだ実際に首が飛ぶという話はきていない。しかし、首を洗って待っておけ、ということであることには間違いない。
僕に家族や支える必要がある人がいかったことが、まだせめてものの救いなのかもしれない。
さて、くるだろうその日のために、次の仕事でも探し始めようかと考え中…。
一難去ってまた一難。「社会」というのはここまで厳しい世界なのだろうか。



2001/07/24

最近、かなり暑い。多分僕が小さい頃よりは間違いなく暑いだろう。
そのためか、電車に乗っていると、気分が悪くなってくる。
エアコンの送風口直下にいるのだが、その効果をも吹き飛ばすほどの暑さと人間の体温でもう最悪である。
普段と同じ電車に乗っているはずなのだが、腹痛い時を除けば毎日気分が悪くなったことはない。
この暑さ、やっぱり異常である。
誰か何とかしてくれるならぜひお願いしたいところだ。無理でしょうが。



2001/07/22

自分が何気なくやったよいことは、どんな形であれ返ってくるらしい。
あの日、あの時、あの場所で、きちんとやったことは、誰かがさりげなく、しかしきちんと見ている。
そして、そのことは、時を越え、場所を越え、そして人を越えて、かえってくるようだ。
しかし、そのときは誰も評価はしてくれない。だから何か物事に対して手を抜いてしまいそうになる。
人間性の評価というのは、この辺からきちんとしていないと高くならないのかな、と恐ろしくなった。

帰りの自転車置き場の少し離れたところ、でうずくまっていた女の子がいた。
しかし、僕はそれを見てみぬふりをした。
なぜ僕は一言声をかけられなかったのか。
僕はこの辺から人間やり直したほうがいいのかもしれない。



2001/07/20

あー、昨晩は無茶したなぁ。働き出してはじめてオールやってました。
接待中に取引先の方に電気ブランを勧められーの、そのあとキャバクラで遊びーのって…。
しかも、お金というお金はほぼ全部上司持ちだから、なんかいいのやら悪いのやら。
それと、キャバクラのねーちゃんは、僕の前にきた数人は少なくても僕より年上だった。女性は年上に限る(爆)。
それよりも、電気ブランを飲んだあとの記憶があまりないのが気にかかる。取引先に迷惑かけてなければいいのだが。
それにしてもいい経験だったとは思うけど、本当にこれでいいのかなぁ(笑)。
取引先の女性の方からもらったカラムーチョを食べながら、そう考えてます。

写真は取引先の方が撮ったらしいが、どこだろう…


2001/07/19

ようやく2つめのプロジェクトが終わりそう。
3つめのプロジェクトも、あわただしく動き出したみたい。明日から僕もあっちで活動を開始する予定。
しかし、今月の前半は忙しかった(^^;と思いきや、落ち着いたらほぼ定時帰宅(笑)。
よく考えると、このぐらいの忙しさが一番幸せなのかもしれない。

しかし、今年度の前半はあわただしかった。本当に、あわただしかった。
ただ、今はちょっとだけれど、落ち着いてる。単に、その動きに慣れたからそう思うだけなのかもしれない。
次には何が待っているのだろう。
しかし、今そのときがとても重いものなので、今で精一杯。
先を考える気持ちには、まだなれない。



2001/07/08

最近、「あの時、ああなっていたら、今ごろこうなんだろうな。」と考えることがあります。
しかし、現状がこのように、ありのままである以上、こうなっていたであろう現実はくるはずはないんです。
だけども、考えてしまう。

ある友人が言いました。
歴史に、もしもは存在しない。
多分、この感覚といっしょなのでしょうね。

今の現実が都合のよい想像と違うから、逃げているだけなのかもしれません。
ただ、正面を切って現実を立ち向かおうとしても、自分に何ができるのか、わからないままでもいます。



2001/07/03

いつも目の前に存在する事実というのがあります。
しかし、いつもあるということだけで、その事実が真正面から見ることができなくなることがあります。
そんなときは、その事実から、距離をとってみるんです。物理的でもいい、精神的でもいい…。
そうすると、その事実が、本当は自分にとってどのようなものなのか、考える余裕ができます。
その上で、その事実が本当に自分にとって必要なものと思えたら、そこへ戻ってみてもいいかもしれません。
逆に、必要ではないと出たなら、その事実から離れるということも、重要なことだと考えています。
少なくても、そのまま宙ぶらりんになることだけは避けなければいけません。それは、事実から「逃げている」ことになるのだから。

僕は、戻ろっかな、って考えてます。それが本当に可能なら…。



2001/07/02

いつも手帳にはさんでいる、一枚の印刷されたメールがあります。
そのメールのSubjectには「/////// Last Mail ///////」とついています。
このメールには、僕が今までしてきたことの答えの多くが、いろいろ詰まっています。
そして、このメールは、いつも僕を応援しつづけてくれています。書いたあの人の代わりに…
何か辛いことがあったり、いやなことが会ったりすると、そのメールを開いています。
そして、少しだけ、だけど強い勇気をもらっています。

いつも疑い半分に人と付き合ってきた。だけど、僕はあなたを100%信じてる。
このメールがきた日から、その思いを忘れた日は一日もありません。

お互い、ゆっくり・ゆっくり幸せになりましょうね。
今日もお疲れ様でした!



2001/07/01

今日はよく晴れて、いい洗濯日和でした。
ということで、洗濯して、部屋の掃除して、物をまとめて、飯作っていたりしていたら、今日が終わってしまいました。
でも、なんかこういう日が最近なくなってしまったので、何かほっとしています。
仕事もせず、誰とも会わず、ただ一人で自分のことを自分のペースでやっていく…。
たまには、一日中一人で自分の世界に浸るってのもいいですね。

さあ、明日からまた会社だよ〜。
今週も、楽しく行きましょ!






[2001-07.html 2001年07月29日更新]


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