失礼な話である。
ソアラを一回り小さくしてみました、そんな名前に聞こえるのは確か。でも、この車が販売されている米国では、ソアラはLEXUS SC430(日本でもまもなく同名になる)として販売されている。調べない限り、彼らにソラーラとソアラの名前の関係なんてわかりゃしない。 また、メルセデスで言うSLとSLKのような関係にも見える。 そんな話は置いといて、この車であるが、僕がグアム旅行の際にレンタカーとして乗ったものである。それを紹介しようとしているのがこのページ。 ソラーラは、その名が示す通り米国ではカムリのクーペ・カブリオレ版という事で販売されているようだ。でも、雰囲気はカムリより洗練されていて、そして女性的。セダンとは違う「楽しむための車」という雰囲気が十分に感じ取れる。 少なくても、日本で販売されているトヨタの車からは感じられないものが、この車にはある。 |
![]() 日本のトヨタ車ではあまり見られないボディライン [ 1/320sec / F13.0 / 55mm / Ev+0 / ISO400 / EF-S 18-55mm F3.5-5.6 USM ] |
![]() ちなみに5人乗れる [ 1/320sec / F13.0 / 25mm / Ev+0 / ISO400 / EF-S 18-55mm F3.5-5.6 USM ] |
今回、僕が乗ったSLEのコンバーチブルモデルについて記載する。
全長×全幅×全高: 192.5×71.5×56.1ft ホイールベース: 107.1ft 駆動方式: FWD トランスミッション: 5AT マニュアルモードつき エンジン: 3MZ-FE [V6 24V 3300cc, 225hp/5600rpm, 240lb.-ft./3600rpm] (以上、米国トヨタ社の情報を引用) エンジンは、ハリヤーハイブリッドが積んでいるものと同形式のようだ。この大きさでV6 3.3Lのエンジンを載せているなんて、結構贅沢である。 デザインは、フロントはカムリに似ていて、リアはソアラに似ている、と思う。 幌は布系。ソアラのようなメタルトップではない。 また、とりあげたモデルとは別に、クーペ、エンジン違いのものがある。詳しくは、米国トヨタ社のサイトをご覧いただきたい。 |
まず、走り出してすぐにわかった事がある。
俗に言う「トヨタアクセル・ハンドル・ブレーキ・サスペンション」ではない、ということである。 僕の実家に、同社の「プログレ」という車があるのだが、この車は典型的なトヨタ社の乗り味なのだ。それとはまったく対照的である。 ハンドルは適度な手ごたえがあり、アクセルやブレーキは急峻な特性ではなく「踏むだけ利く」という感覚である。そして、サスペンションも乗り心地を損ねない「運転しやすい」硬さである。 表現を変えると、僕が乗っているVOLVO V40 CLASSICにもう少しトヨタっぽさが入るイメージだろうか。 ※ちなみに、VOLVO V40はトヨタと関わっている会社の部品をいくつも使用している車である。 |
![]() 手ごたえがあるハンドル [ 1/10sec / F14.0 / 18mm / Ev+0 / ISO400 / EF-S 18-55mm F3.5-5.6 USM ] |
![]() JBLサウンドシステム [ 1/60sec / F5.0 / 18mm / Ev+0 / ISO100 / EF-S 18-55mm F3.5-5.6 USM ] |
![]() あまり変わったところはないエンジンルーム [ 1/80sec / F5.6 / 18mm / Ev+0 / ISO100 / EF-S 18-55mm F3.5-5.6 USM ] |
![]() トランクもそれなりの容量 [ 1/250sec / F3.5 / 18mm / Ev+0 / ISO100 / EF-S 18-55mm F3.5-5.6 USM ] |
山道も、ストレートも、信号停車さえも、とても扱いやすくて走りやすい車だと思う。
トランクも、セダンに比べたら小さい、しかし使いづらいほどではない程度の容量を確保している。 ちょっとした「余裕」を車で表現するには、とても良い車だと感じた。 日本で興味がある方は、ぜひ米国で乗ってみてはいかがだろうか。 ※日本で発売されたら、いいのにな〜 |
[solara.html 2005年06月18日更新]