自作ソフト サポート情報コーナー
FM00035: フォントフォルダに表示されているが、このソフト登録情報が見えないフォントがある
[作成:2000/07/01・更新:2000/07/04]
	- 再現できるバージョンや環境
- 
	
- Font Manager Ver.1.26
	
	- 問題の詳細
- 
	
- 日本語フォントをインストールした後、そのフォントを削除したり、フォント名一覧でリストアップしようとしたとき、項目にそのフォントが表示されなくなる。しかし、そのフォントは、フォントフォルダにはちゃんと入っている。
		
 フォントの情報が登録されているレジストリキーの「標準」の場所に、何らかの値が代入されているときも発生します。
	- 原因
- Font Managerが、レジストリのフォントの情報を書き込むところに、間違って「標準」のところにフォント名を書いてしまうことによって発生してしまいました。
		
 さらに、レジストリキーの「標準」の場所に、何らかの値が代入されていると、情報取得のルーチンが最後まで情報を取得しなくなってしまうことが、事態を悪化させていました。
 Windowsの"Fonts"フォルダには、その映らないはずのフォントがちゃんとリストアップされている場合、ほぼこの症状であると思っていただいてかまいません。
	- ユーザーができる対策
- 
			- Ver.1.26a以降へバージョンアップする
			
- レジストリが扱える方のみ (扱える自信がない場合はやらないでください!)
				
 以下のレジストリキーの「標準」の値を、削除してください。削除すると、「(値の設定なし)」となります。
 Win95/98/98SE以降: HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Fonts
 WinNT/2000以降: HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Fonts
 
	- 開発側が行っている対策
- レジストリに登録する際の処理を、正しく行われるように修正を行いました。
		
 レジストリの「標準」に、何らかの値が入っていても、無視して情報取得を継続できるように修正を行いました。
	- その他
- 関連事項として、[FM00032]もご覧ください。
	
[fm00035.html 2000年07月04日更新]
	
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