家に次いで高額な買い物、僕は車と考えています。
ちゃんとしたものを買えば、諸費用込みでどうしても百万円単位になります。決して安いものではありません。

さて、今日は「404 Blog Not Found:惰訳 – 一歩づつ裕福になるための25ヶ条+弾蛇足」を拝読させていただいて、ちょっと気になった部分がありました。
それは「車程度までであれば貯金して買うべき。」というコメント。

うーん、ちょっと待った。
まず、金利を考慮しないと。

実は、車のローンの金利は、場合によって1?3%という低利で契約できることがあります。
僕は今の車を買ったときは、何と0.9%でした。なぜなら、4年半前(※1)の不況真っ只中だったから。
また、そのときに住んでいたのが首都圏とはいえずいぶん郊外でしたので、車がないと生活が大変だった環境でもありました。地方にお住まいの方なら問題はさらに深刻だと思います。

そこで、貯金している時間と、ローンを組んで車を買ったことによって得られる機会を天秤にかけてみてください。
僕は、このとき後者の「ローンを組む」を選びました。
ローンを組めば、すぐに車が手に入って「車があってできること」がすぐに実行できます。しかし、一括で買おうとして貯金した場合、お金が溜まるまで車でどこにも買い物に行けないし、遊びにも行けません。
また、7%や8%ですとそれなり(ここのニュアンスは難しい…)に運用しないと得られない利益ですが、0.9%なら超・安全なファンドに投資して得られる利益よりも低いと思います。いうなれば、一括で買ってもローンで買っても大差無いって話です。
簡単に言うと、ローンにした時と一括との総支払額の「差額」と、貯金の「時間」考慮したとき、僕はローンにすることに価値を見出したと言うわけです。

そのほかに、何年かに1回乗り換えることが想定される場合、ローン残高と売却益のバランスも考慮して見るとよいかもしれません。

※このお話、もっと詳しく・わかりやすく板倉雄一郎さんもおっしゃられていた記憶があります…「板倉雄一郎事務所: Deep KISS第74号「全く新しいビジネスモデル!!!」」。

そうそう、僕は現在東京23区内に住んでいるので、正直車が無くても生きていけるかなと考えることもあります。たとえば、タクシーなら銀座から家まで数千円です。当然電車もあります。それらの交通機関を使うことと車のローンを払うことを天秤にかけると…。何か微妙な気がしてきました。
こんな場合は、弾さんがおっしゃられている「首都圏なら、もちろん「持たない」も選択肢に」というお話は理解できます。
ただ、僕の場合、車の所有は趣味の範疇でもあるので、ちょっとズルをすることとします(笑)。

いずれにしてもいえること。
それは「お金の知識」は勉強したら色々得をする、と言うことでしょうか。

※追伸
マイレージの部分も引っかかっています。

※1
2003年の日経平均のチャートをご覧いただける方は、ぜひ見てください。
ドーンと、株価が底を打っているのです。ローン組むならこんなときがヨサゲ、と僕は思っております。

“車はローンで買うべきか 一括で買うべきか” に1件のフィードバックがあります
  1. さようなら 僕のVOLVO…

    今日は『台風一過』という言葉がジャストフィットするような雲一つ無い晴天でした。
    それは、自宅のベランダからも今年初めて富士山を確認することができるくらいの空気の洗われ方 (more…)

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