Canon EF 50mm F1.4 USMというレンズが好きだ

Canon EOS用の交換レンズ、EF 50mm F1.4 USM

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今日はこのレンズについて、簡単な紹介、絞りのこと、そして手に入れる価値についてお話ししたいと思います。

簡単な紹介

メーカーを問わず一般的に50mm F1.4というと、いわずとしれた標準レンズです。いわゆるフルサイズセンサーまたは35mmフィルムで撮影する時に、見た目に近い画角で撮影できることから基本となっているようです。また、ズームレンズに存在しないF1.4という明るさは、シャッタースピードを稼ぐためにも良し、ボケ味を出すにもまた良しです。ほぼ全てのメーカーから発売されているようです。

そんな特性から、写真学校でもよく使われるのだと聞いたことがあります。

ここからはCanonのEF 50mm F1.4 USMについてです。

このレンズ、写真家ですと、思わず笑ってしまうような人物写真を撮る梅 佳代さんも使われています。

僕はいろいろ持っているレンズの中で、このレンズが一番好きでよく使っています。元々はEOS 7(フィルム)で使っていたのですが、最近になりEOS 6Dを手に入れてようやくデジタルでも楽しめるようになりました。そのため、利用頻度はより増えています。

絞りの魔術

僕はこのレンズの絞り解放の写り方は、自分が試されている感があって本当にワクワクします。ピントが合っている領域は当然狭く、合っている所さえもホワ〜ンとした写り方をします。

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1980年代後半に発売されたせいか、昨今のデジタル一眼レフカメラにあわせて設計されたレンズのように、シャキッとした写り方をしません。周辺の光量もどーんと落ちます。一般的には、この傾向は良い光学特性のレンズとは評価されません。ただ、僕はちょっと違うと思っています。これは表現であり、かつこのレンズだから成せる魅力なんだと理解しています。

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今年の1月に子供が生まれたのですが、このタイミングでこのレンズが使えたことが嬉しいです。

続いて、1段〜数段絞る(F2.0〜F5.6)とどうなのでしょうか。この絞りだと、解放の時にあった強い個性は徐々になりを潜め、正確さを出せるようになってきます。

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個性は抑えながらもボケの量を維持できるため、写したいものを意図してはっきり際立てさせることができます。

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以前、デジタルではAPS-Cセンサーを搭載したEOS 50Dでは換算ミリ数が近いEF 28mm F2.8を使っていました。これを使えば画角はほぼ一緒ですが、そう言う問題ではないことを再認識しています。ボケ味をはじめとした、レンズの味のコントロールという点では楽しみ方は、フルサイズセンサーとこのレンズだからこそたしなむことができます。

さて、パンフォーカス(F8以上)ではどうでしょうか。

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シャキッとピントが合うようになり、安心感があります。また、まるで広角レンズを使ったような奥行き感も出せます。自分のフットワークによって、いろいろな個性を垣間見えるのがまた楽しみであったりします。

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ズームレンズで必要な「レンズの繰り出し量を考える」プロセスが無くなることで、構図により意識を向けられるのが単焦点レンズの特徴であり利点だと言われます。従って「写っちゃう」という感覚はなくなり、撮影者が何を見ているかはっきりと見えてくるレンズであるのでしょう。

手に入れる価値

Canonのフルサイズ一眼レフカメラを使っていて、このレンズには次の点に価値があると僕は考えました。

  1. 撮影の幅が広がる
  2. 価格が高くない
  3. 管理しやすい

1は、先にも述べましたとおり、体を動かしたり、F値を変化させる行為を通じて、撮影の幅を広げる楽しさが広げられました。特に、絞り解放時の個性的な写り方は他では味わえません。このレンズを使った後に、ズームレンズや違う焦点域のレンズを使うと、とても正確に撮りやすく感じます(必ずしも楽しい訳ではありません)。

2は、上はEF 50mm F1.2L USMという6桁円するレンズ、そして下はEF 50mm F1.8 STM or IIという「撒き餌」と呼ばれるレンズがいます。上はEOS 6Dボディより高くなりましてなかなか勇気が要りますし、下だと実際使ってみた感想として価格は手頃なものの先ほどお話ししたレンズの性格を楽しむ感じにはなりません。その上で、このレンズは中古だとおおよそ3万円台と考えると、価格に比べて得られる価値が高いと言えるのではないでしょうか(僕も中古品を使っています)。

3は、小さめの標準キットズームレンズとほぼ同じような重量とサイズであるため、取り回しが良いのです。重いと持ち運びはもちろん撮影時も大変ですし、特に長時間撮影していると体に結構きます。また、大きいと保管場所をとります。

まとめ

これまで、EF 50mm F1.4 USMについて、簡単な紹介、絞りのこと、そして手に入れる価値について書いてきました。値ごろ感があり、フットワークを使いやすく、そして絞り解放での写り方に魅力を感じていることをお伝えしました。

フルサイズ一眼レフカメラはボディがまだまだ高いので手に入れるのを躊躇するのですが、もしレンズに悩んでいるのでしたら、いっそのこと予算も安く済ませつつも楽しめるこのレンズはいかがでしょうか。よい伴侶としてきっと楽しい時間を過ごせるでしょう。

EOS 6Dをようやく買った

以前から「新しいカメラを買う!」と言い続けてきましたが、先月ようやく購入することができました。EOS 6Dです。

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購入後、しばらくぶらぶら散策しながら撮影したのですが、ちょっとした所感を「機種選択」「撮影のスタイル」そして「その他 気づいたこと」の3点にまとめておきます。

機種選択: 悩んだ末のフルサイズ一眼

2009年に購入したEOS 50Dを買い替えたいと考えて2年ほど経ちました。カメラとしての完成度は高かったものの、高ISO時のノイズの多さ、そしてシャッター幕が故障して一度修理したこともあり、使い古した感が出ていました。

ここで、候補に挙がったのはEOS 70D, EOS 7D Mark II(7D2), そしてEOS 6Dでした。

70Dはバリアングル液晶、かつ値段がこなれてきた点は魅力でした。7D2は基本性能の高さに安心感がありました。ただ、どちらにも言えたことはAPS-Cセンサーを搭載していること。ある酒席で「一眼レフカメラを使う魅力はフルサイズセンサーにあり」という議論をしたときに、はっと確かにそうだと気づいたのでした。実は、最近のフォーサーズ規格のカメラのセンサーの性能もAPS-Cと同等かそれ以上なのです。これだと、一眼レフを使っている価値が僕の中で薄れてしまいます。

一方、6Dだと70Dや7D2のような動態に強いAFは無くなってしまうことが心配でした。それならEOS 5D Mark IIIがあるだろうという話はありますが、6Dの倍の値段で手が届きません。また、50Dでいろいろ撮った写真を見返していると、動態撮影を行っているのは1割程度で、自分にはあまり必要としていないことがわかりました。それなら、動態はそれなりでも中央1点AFが強力な6Dで充分、という結論に至り自分を納得させることができたのです。

これが、6Dを選択した経緯です。

撮影のスタイル

使えば使うほど、カメラとレンズに試されているような気がしています。

レンズは、フィルムのEOS 7でよく使っていたEF 50mm F1.4 USMをメインに利用しています。このレンズと6Dを通じて、写真撮影の楽しさを再発見しています。絞り解放の緩いボケ、軽く絞って被写体をあぶり出す、そしてぐっと絞って空気を伝える、そう言った意図がデジタルだとより鮮明に確かめることができます。

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同時に、50Dでは標準レンズとして使っていたEF 28mm F2.8も使っています。本来の広角レンズとして、その場所の雰囲気を切り取る楽しいレンズであることを改めて知るのでした。

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上記2つはこれといって立派なレンズでは無いのですが、僕自身でその奥深さを充分楽しめているのであまり不満はありません。

撮影パラメータは、主に…

  • 絞り優先
  • ISO 100〜6400範囲内自動
  • sRAWサイズ

に設定しています。6DはISO 6400でもノイズが少ないことや、絞りの制御を楽しむことを優先し、それ以外のことを無理に考えなくてもよいよう、思い切って自動に設定してしまいました。50D時代はノイズを気にしてISOを固定していたことを踏まえると、僕の中では大きなスタイルの変更です。sRAWは、普段はそこまで解像度が必要ないため、50D時代からよく利用しています。

RAWの現像は、Adobe Lightroomを引き続き利用しています。状況によっては、Digital Photo Professionalを使うこともあります。

その他 気づいたこと

Wi-Fiは、スマホ連携の道具として非常に便利です。SNSに投稿したいがために、たまに撮影した写真を液晶ディスプレイに写し、それを更にスマホのカメラで撮ってアップしている人がいますが、あれだとどうやっても画質が落ちてしまいます。そういう心配を一切しなくても良くなるのは助かります。なお、RAWで撮っていてもJPEG形式でスマホに転送可能です。最近だと、EOS 8000Dなどの初級機でも入るようになったようで、良いことだと思います。

GPSは僕としては便利に使っています。スマホのカメラと同様、撮影した位置を記録できるため、どこで撮ったか記憶に頼らなくても良いのでありがたいです。なお、電池消費量を鑑みて、使わない時や自宅にいる時は切っています。なぜなら、Onにしていると電源OffでもGPSはOnのままになるからです。

操作系は、EOS 50D, 7D系, 5D系とは違い、70Dに近いものがあります。最初は親指でぐりぐりできないので不便かもと思っていたのですが、普段は中央1点AFポイントしか使わなかったので杞憂でした。なお、フォーカシングスクリーンに方眼タイプを入れています。水平が取りやすくて便利です。

電池は、バッテリーグリップをつけていると電池の減りをほとんど気にせずにずっと持ち歩くことができます。ただ、やや重いですね…。ちなみになぜバッテリーグリップを買ったかと言うと、購入したフジヤカメラにて廉価なセット販売があったためです。

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動画は…いや、これ難しいです。画質は本当に素晴らしいのですが、それを活かすには専門的な勉強をしないととても扱い切れるものではないです。少なくとも、ハンディカムの代わりになると思っては行けません。それを求めるなら、今だと動画AF性能が高い70Dが良いかもしれません。

フルサイズ一眼レフカメラをもっと身近に

ここまで、EOS 6Dを購入してしばらく使った所感を「機種選択」「撮影のスタイル」そして「その他 気づいたこと」の3つにまとめてお話ししました。撮影の楽しさを改めて感ることができるフルサイズセンサーの魅力を充分堪能できるカメラであることを、お伝えできたかなと思っております。

50Dを使っていた末期に感じていた高ISOによるノイズが大きく低減できたのは、本当に嬉しい限りです。頼まれて撮影する場所が屋内であることが多いため、ISOをあげられることはとても重要なことだったのです。とはいえ、50Dにはサブカメラとして、引き続きがんばってもらおうと思っています。超広角EF-Sレンズもありますしね!

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EOS 7D Mark II 体験イベントへ行ってきた #eos7dmk2

ええ、行ってきましたとも。Canon Grand Presentation 2014 Tokyoに。

デジカメWatchの「EOS 7D Mark IIの体験イベントレポート」に広く多くの方が欲していると思われる情報が既にあるので、自分で見た内容をとりあえず書いておきます。

※EOS 7D Mark IIは、以下7D2と略して表記します。

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入場時

28日(日) 15:00過ぎに入りました。
それなりに人がいましたが、体験ブース、説明ブース、共に待ち時間なしで入ることができました。講演のブースは人が多かったので見るにはなかなか厳しい状況でした。

説明ブース

EF-S15–85mm F3.5–5.6 IS USM を着けて色々話を聞きました。本当はEF 24–105mm F4L IS USM(いつも使っているレンズ)がよかったんですが、隣の人が使ってたのでやむなしです。

ここでは、動画撮影を試したのだけれど、吸い付くように歩いている人にフォーカスが合い続けます。なお、録画は連続30分まで(一旦切れば続きは撮れる)、電池はどの程度持つかの公称値は発表していない、との事でした。ちょっとしたものか、映像作品を作る際に何カットか撮る場合はあまり問題にはならなさそうです。ただ、長時間連続のビデオ撮影時は外部電源供給で利用した方が良さそうです。

体験ブース

バスケットボール 3 on 3の模様を撮影できるブースにも行きました。

レンズはEF 70–300mm F4.5–5.6L IS USM、EF400mm F2.8L IS II USM、EF400mm F4 DO IS II USM、そしてEF200–400mm F4L IS USM エクステンダー 1.4×です。尚、全て手持ちで試しています。

ISO6400にあげてISを駆使すると、手持ちでも十分問題なく撮影できる事がわかりました。まあ、後で腕がちょっと痛かったですね…。
それに、下手な鉄砲数うちゃあたると言わんばかりに撮れます。ゾーンAFにしておけばだいたい狙った所にピントは来ていまして、あとはちゃんとフレームに収められるかどうかだけの問題でした。

相方もEF200–400mm F4L IS USM エクステンダー 1.4×がついたカメラで試していましたが、ちゃんと問題なく撮影できていました。なお、このレンズは3,620gもあります!10年前だったら屋内で手ブレ無しで撮ろうとすると一脚は必須だったでしょう。

なお、撮影したデータをSDカードに保存はさせてもらえませんでした。EOS 70Dの展示会のときはやらせてもらえたのですが、今回はダメなようです。

ショールーム

常設のショールームも開いていました。

意外に空いていたので、7D2にEF 24–105mm F4L IS USMをくっつけてもらって試させてもらいました。ここでわかったのが、カメラが重いせいか手に持った時のバランスがちょうど良いのです。50Dだとカメラが軽いのでレンズの重さを感じるのですが、7D2だとそうならない。こういう事もあるんだなと感心しました。その分、結婚式等の長時間の使用時は体力を要求されそうです。

せっかくなので、普通に近くのものを撮ったり、部屋全体を撮ったりと自分自身が通常使う状態に近い感覚を試しました。すると、当然でしょうが通常の1枚撮影も問題なくこなせることがわかりました。また、ミラー消失時間も短いのもなかなか良かったです。高速連射のために、ミラーが上がるのも速いのでしょうね。

相方は、カメラもそうですが、カメラ教室の方に興味を持っていたようでした。NikonよりもCanonのほうが写真教室が充実してますものね。

退場時

タオルを人数分、パンフレットを1セット(何か一杯入ってた)、そしてインプレスのムックをもらいました。

手荷物がだいぶ重たくなりました…

まとめと感想

7D2はカメラの性能で動きものが「撮れてしまう」恐ろしいカメラだという事がわかりました。

基礎ができていないと、カメラの性能に飲み込まれてしまいそうです。

僕としては、屋内のイベント撮影時にISOが遠慮なく6,400まであげられて(EOS 50Dではノイズの関係から1,000くらいで止めていた)、かつ普段見慣れているAPS-Cの画角を使い続けられる点が良いなと思っています。あと、EOS 50Dよりもモノとしての耐久性がありそうなのも、安心感があります。

5年使ってきたEOS 50Dは、そろそろ交代の時期です。良い選択肢が生まれました。

カメラとレンズ 普段こんなの使ってます

一眼レフデジカメを買ってもうすぐ10年。ブログに載せる写真をもうちょっときれいに撮りたいという想いで使い始め、いつの間にかコンテストで賞をもらったり、プロの人に混じって撮ったり、そしてじっくりとフィルムで撮る事を楽しんだりするようになりました。

気が向いたので、棚卸しを兼ねて手持ちの道具と僕の使い方についてご紹介します。最初に道具一覧をご覧いただいた後、カメラボディ、レンズ、そして組み合わせの3点についてお話ししていきます。

■道具一覧

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現在、手持ちの道具は上の写真に掲載した物が全てです。ただし、撮影に使ったCanon IXY Digital 110 ISは写っていません。

続いて、道具の内訳を買った順に記載します。まず、ボディは次の5つです。

次に、レンズは次の7つです。全て、Canon EFマウントです。

多くもないですし、かつ高い道具はないんですが、少なくはないですよね。いつの間に増えたのだろう?

■ボディ…1台目は今でも現役

ボディは5つあります。気分と状況に応じて使い分けています。

その中で最近よく使うのはCanon EOS Kiss Digital (初代)。一眼レフデジタルカメラ入門機の先駆けです。えっ?と思われるかもしれませんが、ふらっと撮りに行く時には充分な性能なのです。画素数は630万、それにISO 400までならノイズも少なく、あまり不満はありません。あえて言うのならば、起動やファイルI/Oが遅く、何かと待たされることです。なお、後で述べるEOS 50Dを使う時の予備機としても利用しています。

さて、先の不満を解消すべく買ったのが、Canon EOS 50D。高感度性能こそ旧世代となってしまいましたが、連写、AFの速さ、そしてファイルI/Oの速さは今でも重宝しています。ライブ会場の撮影や旅行などの失敗したくない場面における、良い相棒です。また、充電電池はEOS Kiss Digital (初代)と共通なのも、助かっています。ただ、1回シャッター幕が壊れてしまい、修理しています。このカメラにしては、随分使い込んだのでしょう。

Canon IXY Digital 110ISは、コンデジが欲しくて買いました。私用ではいつも持ち歩いています。静止画も動画もどちらもいけて、なおかつ軽い。ありがたいものです。

その後、フィルムでの撮影を楽しむために、Canon EOS 7を買いました。AF速度はEOS 50Dには敵いませんが、1枚1枚じっくり撮るには充分です。残念なのが、Kodakのリバーサルフィルムの販売が終わってしまい、フィルムで撮れるのももう少しだけかもしれない事でしょうか。

最後に、CONTAX T2。なぜこれがあるのか?というと、2年前に亡くなった祖父が愛用していたカメラを譲り受けたものなのです。Sonnar T* 38mmがついており、ちょっぴり広角でありつつも歪みが少なく、素直な表現が行える素晴らしいレンズです。軽いのもいいですね。

filmscan466 (佐倉チューリップフェスタ)

これだけ持っていると使い分けが大変?ですかね(笑)。あとで、どんな組み合わせで使っているかお話しします。でも、その前に。

■レンズ…基本の焦点距離を大切に

これは外せない!レンズのお話です。

一つ目は、EOS Kiss Digital (初代)のセットでついていたCanon EF-S 18-55 F3.5-5.6 USM。安くて軽くて、ちょっと絞ると結構シャープな画が撮れます。今はだいぶバージョンアップしてSTM(ステッピングモーター) + IS(手振れ補正)となったようです。最近は、狭い空間に行く時はこいつを持ち出します。

CRW_3858 (東京駅)

二つ目は、SIGMA 55-200mm F4-5.6 DC。望遠レンズが欲しくて買いました。でも、まともに使ったのはF1を観に行った時だけで、その後はあまり出番がありません。

CRW_7194 (晴海)

三つ目は、Canon EF 50mm F1.8 II。入門用の単焦点レンズとして有名です。ちゃちいのですが、シャープかつ明るいレンズでこの価格!というものです。今でも使っています。

CRW_7029 (靖国神社)

四つ目は、Canon EF 28mm F2.8。APS-Cサイズのセンサーがついているデジタル一眼レフだと45mm相当。標準レンスとして自分を支えてくれているレンズです。ピントを合わせている時のモーター音が結構うるさいのが玉に瑕ですが、軽くて扱いやすいですよ!

IMG_8951 (博多祇園山笠)

五つ目は、Canon EF-S 10-22mm F3.5-4.5 USM。物は試しと超広角レンズを買いましたが、現在は高級宴会用レンズと成り下がっております。そう、僕には広角を使いこなす事はできませんでした。広角は難しい!

IMG_5319 (東京メトロ 住吉駅)

六つ目は、Canon EF 24-105mm F4L IS USM。こいつは素晴らしい相棒です。まず失敗しません。ISは当然、焦点距離もとても使いやすい範囲です。逆に、普段これを使ってしまうと、撮影がへたくそになるんではないかと不安になるくらいです。ですので、ライブ会場の撮影や旅行などの「ここぞ」の時のみ使っています。

IMG_1291 (UMBERBROWN @ 渋谷eggman)

最後に、Canon EF 50mm F1.4 USM。絞り解放時の淡い写りっぷりにうっとりするレンズです。お金を貯めて、EOS 6Dで使ってみたいとも思えるレンズです。

scan_0012 (堀切菖蒲園)

7本持ってますけど、使っているのはこのうち4本がいい所です。

■いつものコンビ

まあ、これだけ道具がありますと、だいたい定番の組み合わせができてきます。

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まずは左手前から、EOS 7 + EF 50mm F1.4 USM。プライベートで近所に写真撮影を楽しみに行くときは、このコンビです。写真学校の学生さんみたいな構成ですが、これが自分にとって一番安心して撮影できます。

続いて左手裏、T2。EOS 7が重たいなーと感じる時や、カメラバッグさえ持たずにふらっと外に出る時に使います。軽いってのは正義です。

写っていませんが、IXY Digital 110 ISはプライベート用で使っている鞄に忍ばせてあります。Eye-fiを使っているので、帰宅後の写真整理もらくちんです。

そして真ん中裏、EOS Kiss Digital (初代) + EF 50mm F1.8 IIです。こちらは、部屋の中でもカメラバッグにはしまわず、ふとした時に撮影できるように食卓に置いてあります。もちろん、EOS 7やT2と同じようにふらっと外に持って出る事もあります。

最後は右手、EOS 50D + EF 24-105mm F4L IS USMのコンビ。旅行やライブ撮影など、失敗したくない時にはこのタッグが僕の定番です。思い通りに道具が動いてくれます。これでダメな時は、自分の腕の問題だと思うようにしています。なお、普段は…しまってあります(笑)。

この中で、どれか一つに絞れと言われたら…最後のEOS 50D + EF 24-105mm F4L IS USMのコンビを選びます。

■最後は撮ってなんぼ

写真ですから、最後は撮ってなんぼです。どんな道具を持っていても、棚に置きっぱなしでは意味がありません。どんどん撮って、どんどん撮った写真を誰かに差し上げて、そしてどんどん発表する。また、評価をもらいつつ、腕を磨く。道具ですから、活用してなんぼです。

趣味の一貫として、これからも撮影を楽しんで行こうと思います。

写真をFlickrにアップしています: Flickr: koemu’s Photostream

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VoiceLink でデジタル一眼レフカメラの買い方についてお話ししました

4月27日(土)に、VoiceLinkという”オンライン朝まで生テレビ”システム(詳細は「僕がチャットが嫌いな理由 そしてVoiceLinkを好きになった理由」をどうぞ)を使って、デジタル一眼レフカメラ(以下、デジイチ)を買う際のポイントについてお話ししました。

「初めて持つ1台を選ぶなら、3つの選択肢があるよ!」という内容です。

■きっかけ – 購入の相談に乗る事が増えた

僕は、趣味の一つとして、デジイチやフィルムの一眼レフカメラを使って写真を撮っています。自分で進んで風景を撮る事もあれば、頼まれてライブ等のイベントを撮影する事もあります。

そうしていると、1台目のデジイチを買いたい友人・知人から、「デジイチを買いたいけどどうすればいい?」という相談を受ける事が増えてきました。

約10年前…僕がデジイチを買った時、入門機の選択肢は初代 EOS Kiss Digital(「2004年1月の記事」をどうぞ)1本でした。しかし、今は入門機だけでも1メーカーから数種類、レンズも随分と増えました。カメラ系の大型量販店の店頭に立ったとき、初心者が自信を持って選ぶにはなかなか難しい状況です。

そこで、僕が普段、友人・知人に話をしている内容を短くまとめて、今回 VoiceLink で説明をしてみた、ということなのです。

■なぜ3つなのか

一家言ある方なら、もっと選択肢があるはずだと言われる事でしょう。しかし、今回はあえて3つに絞りました。

  1. 人間は3つくらいがちょうど選びやすい
  2. 店頭で直接自分がアドバイスできる訳ではない
  3. 買いたい動機がだいたい見えてきた

1点目ですが、「3つ挙げた理由」の説明はこれで終わりですね(笑)。でも項目を出した理由を説明したことにはなりません。

2点目ですが、買う人が持っている「要求」をじっくり聞いてあげることができれば、もっと複雑な選択肢を加える事が可能です。例えば、今回のスライドには挙げませんでしたが、予算が15万円以上あるなら EOS Kiss X7 + EF-S18-200mm F3.5-5.6 ISをチョイスすることもできます。ただ、これだと多くの人は「15万円もするの!」となり、購入をためらう事でしょう。ですので、予算10万円前後に据え置いた、できる限りわかりやすい選択肢を作るよう意識しました。

3点目ですが、僕の周囲の動機は大きく「とりあえず始めたい」「子供の写真を残したい」そして「写真がうまくなりたい」の3つくらいがあることがわかってきました。

その上で、3つの選択肢から選んで買ってもらえるように、説明をしてみました。ちなみに、僕の一押しは「写真がうまくなりたい」で挙げた、EOS Kiss X7 + EF 28mm F2.8(中古) のセットです。

■実際どうよ?

実は、次の日にある知人夫婦のデジイチ購入に立ち会う事になりました。その結果、下記の物を揃えました。

私も驚いたのですが、一通り揃えて7万円を越えませんでした。X50は2世代前のデジイチとはいえ、旅のお供に使う(※1)分には全く不足はありませんし、レンズキットで3.5万円で買えてしまうとは驚きでした(※2)。そして、奥様の方が写真撮影に積極的な事もあり、余った予算でせっかくだから中古で単焦点もどうですか?と促して、同時にEF 24mm F2.8を買ったのです。スライドで言うと、1番目と3番目が合わさった選択をした事になります。

1〜2世代前の入門機がこの値段で売られている時期がいつまで続くかわかりませんが、こんな選択もあるので参考にしてみてください。

なお、単焦点のEF 24, 28, 35mm はIS(Image Stabilizer:手ぶれ防止機能つき)つきの新型が売られていますが、これは新品の定価差が旧型の倍程度あります。新品にこだわりがなければ、2万円前後で買えるISなし中古を選ぶことをおすすめします。

■カメラの使い方・選び方には個人差があります

ひょっとしたら、この内容に反論がある方がいると思います。せっかくなので回答します。

  1. なぜNikon(または他社)ではないのか
  2. ミラーレスでもいいじゃないか
  3. 単焦点とかヲタだろう

1点目ですが、これはたまたま僕がCanonのカメラを使っており、Canonの機材の説明がしやすかったからです。もし、Nikonから使い始めていたら、Nikonを挙げていた事でしょう。また、CanonとNikonで近いラインナップがあるはずですから、Nikonが好きな人・薦めやすい人はそれを買えばいいかと思います。他のメーカーでも同様です。

2点目ですが、これはスライド中でも説明しましたが、デジイチは「カメラを撮る気合いが高まる」「レスポンスが良い」そして「レンズの選択肢が多い」のです。それが不要なのであれば、ミラーレスでもいいのではないでしょうか。強制するつもりはありません。

3点目ですが、単焦点は確かにヲタの要素がある事は認めます。一方で、ズームに頼りすぎると、構図を作る癖がつきづらくなり、自分自身の画づくりが固まらないのではと考えたのです。ですので、スライド中で紹介している物は、標準の焦点域の廉価な物を挙げています。

言い出せばきりがないことですが、僕は上記の3つのポリシーを持って書いているという事になります。

■ご参考まで!

この話が、デジイチを買う時の選択に悩まれている方の一助になれば幸いです。リクエストがあれば、改めて VoiceLink でお話しします。また、気が向いたら続編もやろうと思います。

※1: 旅行で使いたいと話が挙がっていました。

※2: ボディ単体だと3.4万円でして、レンズキットとして買った方が明らかにオトクでした。