YAPC::Asia Hachioji 2016 mid in Shinagawa へ行ってきた #yapc8oji

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記事を書くのがちょっと遅くなりましたが、7/2(土)に、YAPC::Asia Hachioji 2016 mid in Shinagawa(ヤパチー)へ行ってきました。

昨年度でYAPC::Asiaが一旦終わってしまい、様々な話が聞ける場とともに多くの方と再会する機会がなくなり残念に思っていたのですが、 @uzulla さんをはじめとした有志の方の尽力によりPはPachimonということですが多くの方が話し、交流するイベントが戻ってきました。

自分は週末のどちらかが外せなかったのですが、土曜日の聴衆枠の抽選が運良く当たり、また懇親会も無事登録することができたため、伺うことにしました。

聞いたセッション

こんなセッションを聞きました。

  • PHP 5.3.* のアプリを PHP 7.0.* で動かすためにした n 個のこと
  • あなたがエンタープライズファンクショナルPHPライブラリTeto\Functoolsを採用しなければならない11個の理由
  • コードリーディングを通じて得られたこと
  • DIコンテナ大図鑑@PHP
  • MySQL 5.7 + MySQL Fabric + MySQL Routerでぼっこぼこに {する|された} はなし
  • Browser Extension開発四方山話
  • Fluentdが新Plugin API実装においていかに自由すぎる旧APIとの互換性を確保したかの話
  • esa.io、その後の話

最近携わっている仕事の関係上、PHP関連が多めでした。特に、「DIコンテナ大図鑑@PHP」は大変参考になりました。どのような種類が存在して、実際にどのようなライブラリがあり、どのように活用していくとよいのかが体系だって説明されていて、勉強になりました。

懇親会

懇親会は近所で行われたのですが、時間があったため事前にHUBでいっぱいひっかけていく流れになりました。僕はHUBの会員カードを持っているのですが、値引きされることをいいことにみんなに使ってもらった結果、大量にポイントが貯まりましてホクホクとなりました。ここに御礼申し上げます!!!

懇親会では、YAPCや別の勉強会でたまに顔を合わせる人たちと久しぶりにお話ができました。最近は人前ではあまり酒を飲まないようにしていたのですが、気持ちがほころんでしまいスイスイと進んでしまいました。なんであんなに楽しいのかわからないのですが、とにかく楽しいひと時でした。

その後は、若手エンジニアの子たちと再びHUBでのんびりと飲んでおりました。自分はコミュニティ、特に81忘年会の縁で随分と活躍の場を広げてもらった覚えがあるので、若い人たちもそのような機会としてこういう場を使われたらいいなと思っています。

感想

この日は、自分にとって外での活動は欠くことはできないものであることを再認識できたイベントとなりました。

今年に入って、数百人規模の会社に転職してから、外の情報にあまり関心が行かなくなってしまった自分がいました。このくらいの規模になると、多くの情報が社内に飛び交い、会社の中にいるだけでも十分な知識が得られてしまうからです。こういった感覚は初めてでした。

そんな中、ヤパチーに足を運んでいろいろなセッションを聞き、そして久しぶりに会う同業の知人と話していますと、やっぱり会社の中で閉じているのはもったいないなと痛感しました。外の世界にはまだまだ知らないことはもちろん、同業の縁というかけがえのないものがあることを再発見しました。今こうして自分があるのもそういった同業の縁あってのことでした。

スピーカーの皆様、お会いした皆様、そして手弁当で活動されていたスタッフの皆様、本当にありがとうございました!素晴らしくオーガナイズされたイベントでした。そして楽しかったです!!

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PHP BLT #5 で発表してきました #phpblt

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昨夜、7/20にPHP BLT #5がGMOペパボさん主催で催されました。私も久々に、自分の普段の業務で得た知見をお話しする機会に恵まれ、発表しました。

発表内容

僕が現在勤務しているメルカリでは、Pull Requestのソースコードレビューはボランティアベース、それも数人の人がコメントを寄せてくれるような環境にあります。僕はこれまで小さな会社で働いていたことがほとんどで、じっくりコードを見てもらうことはもちろん、数人の人から多角的にソースコードを見てもらうことはありませんでした。そのような状況でしたから、入社した半年前は大変な衝撃を受けました。

一方で、自分がソースコードレビューをしようとした時、当初は何を見れば良いのか正直よくわかっていませんでした。そんな中で、半年の間に同僚から得た知見を元に、特に要求仕様をもとにレビューするにはどうすれば良いのか、自分なりに知見をまとめたのがこの発表になります。

要求仕様のレビューを通じて、静的コード解析では網羅できない問題を発見できることはもちろん、他の部門がどのような開発を行っているのかを知ることができます。組織が大きくなるとどうしても隣の部門が何をやっているか見えなくなることがあるかと思いますが、そういったことを仕組みとして解消できる良い手法ではないでしょうか。

今後は、技術的な部分のレビューの力を高めることで、よりソースコードレビューを通じて品質向上に貢献していくつもりです。ひいては、ボランティアベースで回っているソースコードレビューの仕組みを維持できるよう、活動できればと考えています。

感想

PHP BLTに初めて参加(※1)したのですが、とてもカジュアルに発表できる場で大変楽しく過ごすことができました。人も多すぎず、懇親会の時間にはゆっくりとお話しする機会にも恵まれました。

規模の大小関わりなく、勉強会やカンファレンスで発表することは、今まで自分がやってきた事柄にけじめをつける、言い換えれば整理する機会として利用しています。整理を行うと、何を自分が理解しているかを理解することができ、大変有益です。また、そのような知見が他の誰かに役立つ知見になることも少なからずあります。

時間を見つけて、気軽に参加できるイベントでまた発表しようと思っております。

運営をしていただいている皆様、そして会場を提供いただいたGMOペパボ様、どうもありがとうございました!

※1: 本来であれば勤務先でやっていた時期に出ればよかったのですが、その時は入社したばかりで今やることに必死で回ってませんでした、すいません…。

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最近の英語学習の状況

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今の勤務先に勤め始めた半年ほど前から、少しずつではありますが英語学習に取り組んでいます。

学習を始める前は、よくこれで英語の論文を読んで大学院を修了できたなというレベルでしたが、学習を始めてから徐々にTOEICの点数があがりはじめ、成果につながりはじめました。この調子で、続けていきたいと考えている今日この頃です。

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どうして取り組んでいるのか

そもそも、英語を学びたいと思ったきっかけは、2014年7月にロンドンを旅した時に相方の友達と会って話したことでした。ソフトウェアエンジニアである自分が英語でコミュニケーションできる力があると、世界中で活躍できる可能性があることを知ったのです。

しかし、時は過ぎ、その気持ちはちょっと下がってしまっていました。

そんな中、現職に転職しました。現職はアメリカ、イギリスへの短期・長期赴任のチャンスがあるのはもちろん、日本にいても一般的な日系の会社に比べはるかに英語に触れる機会があります。そこで、改めて英語学習を始めようと考えたのでした。

取り組んでいることと時間

今、こんなことに取り組んでいます。1日当たりの総所要時間は、1〜1.5時間となっています。

『Essential Grammar in Use を毎日1単元やる』は、半年前に一番最初に始めたことです。英語の文法の基礎がボロボロで、最も基本である5文型の理解もままならない状況でした。このテキストは見開き1ページごとに単元が設定され、左側に解説、右側に演習問題があります。これを1日1単元解いていき、かつ次の日には前日の復習をすることで少しずつ文法の理解を深めていきました。もうすぐ終わってしまいますので、次はEnglish Grammar in Use (Intermediate)に移ろうかと考えています。

『レアジョブ「実践ビジネス」の講座を毎営業日受ける』は、会社の福利厚生の一環として、TOEIC 受験経験者はオンライン英会話学習サービス「レアジョブ」を会社の費用負担で、かつ勤務時間中に利用可能な制度を利用して受講しています。これは TOEICスコアが600点台に入った後、6月からはじめました。利用しているコースはビジネス英会話コースと言って個人で契約すると9,800円/月するそうですが、専用のテキストと、より熟練した講師を相手に受講することができます。

効果として感じるのは3つあります。一つは英語を英語として理解して反応できるようになることです。私の場合、文章読解ですと、自分のペースで読めてしまうためか頭の中で邦訳して理解してしまう傾向があります。しかし、会話ですとその場で反応しなくてはならないため、良い練習となっています。次に、発音があまり良くないところもあるのですが、それもみっちりと修正に付き合ってくれることも、良いことです。そして、3つ目に実践ビジネスのテキストは、受講後にすぐ使えそうなフレーズがたくさん織り込まれており、役立てやすいことも非常に良いと思います。

『Voice of America Learning English を毎営業日聞く』は、勤務先の同僚からオススメされた教材を活用したものです。Voice of America (VoA)のニュースを、わかりやすい単語で、ゆっくりと読み上げてくれるPodCastです。これは、長文の英語を聞く良い練習となっています。また、通勤中に聞くことができるのも良い点です。時間ができたら、VoA を使ったディクテーションにも挑戦してみたいと考えています。

『DUOのカードを毎営業日時間が作れるだけ読む』も、勤務先の同僚からオススメされた教材を活用したものです。これ。

英単語を覚えるときに「単語カード」を使って学習された方もいたと思いますが、それの発展版と考えていただければ良いでしょう。英単語や熟語はとにかく覚えてなんぼですので、通勤中にペロペロとめくって、少しずつ覚えている今日この頃です。

最後に『スマホアプリ「TOEICテスト文法640問」を解く』は、TOEIC 試験前にパート5の対策として解いています。英文法・単語・熟語の理解の確認に役立っています。有料ですが360円とテキストを買うことを考えるとお値打ちですのでオススメです。

取り組みの進捗

半年前の2016年1月の段階では、自分のTOEICのスコアは…お恥ずかしながらやっと400点台に行くところでした。目も当てられないスコアでした。

その後、2016年4月に入り、スコアが600点台になりました。英語を学習している最低限の水準には到達したかな、ようやくスタートラインに立てたかなと考えています。

できれば、今年中に800点台を目指して取り組む所存です。

なお、TOEICは四半期に1回受ける予定です。TOEIC 対策というのはあえてあまり行っていません。というのも、英語のリスニング・リーディング力が高まったかどうかを確認したいという目的があるからです。やったと言えるとしたら、先ほど紹介した「TOEICテスト文法640問」と、2016年6月に受けた際に問題出題方法に一部変更があったことを確認するために公式問題集を解いた程度です。

心がけていること

2つあります。

1つは『毎営業日欠かさずやる』ことです。言語は毎日使わないと、力が衰えます(プログラミングもそう思っています)。ですので、できる限り営業日は欠かさずやるよう心がけています。ただし、いろいろあってできないこともあるので、そういう時は休日に振替えるようにしています。

もう1つは『まわりのできる状況を過度に気にしない』ことです。今の勤務先は、TOEIC スコアが700点台はもちろん、800点台、900点台の人がざらにいます。正直、彼ら・彼女たちと自分を比べてしまうと本当に辛い気持ちになります。ですので、ここはあくまでも自分としてどうなのかに意識をを集中させて取り組むように心がけています。

今後

現職で、海外へ出張・出向できるチャンスが巡ってくるかは、わかりません。ひょっとしたら、現職では無理かもしれません。ただ一つ言えるのは、準備をした人にチャンスは巡ってくる可能性があるということです。

そのチャンスを掴むために、今の自分に求められているのは、英語によるコミュニケーションスキルを獲得することだと考えています。

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子供との夫婦共働きの生活が始まった

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4月から、おチビを保育園に預けながら、夫婦共働きする生活が始まりまりました。1ヶ月ほど経ってみて、振り返りの意味でエントリを残しておこうと思います。

今は限りある時間の中で、仕事をしっかりやって、家のこともしっかりやると、自分の時間はほんの少しだけ残っている状況です。だけどなんとかやってます、というはなしです。

我が家の概況とポリシー

我が家には1歳になる男の子(おチビ)がいます。これといった問題もなく、すくすくと育ってくれています。

保育園は住まいと同じ葛飾区に認証保育園をなんとか見つけることができました。ただ、自転車で自宅から片道15分弱、送迎は原則家からの往復です。雨の日に限って、片道30分かかりますが、家には戻らず電車とバスを乗り継いで直接送迎している、という状況です。ちょっと遠いですが、保育園に入れるだけ良いと考えて生活しています。

ポリシーとして、家事はできるかぎり分担することにしています。共働きなのは、相方が仕事への復帰を望んでいたのと、どちらか(特に僕)に何かあった時のために収入が2人からあるとなんとかなるのではないかという考えがありました。

僕の1日のスケジュール

日々のスケジュールを、うまく行っている状況をベースに書きだしてみます。以下は一例で、状況によって担当は柔軟に変わります。

平日朝

  • ※これ以前に相方とおチビは起きていて朝食をとっている
  • 7:30〜7:50 – オムツ替え・保湿剤塗布・着替え
  • 7:50〜8:30 – 保育園へ送迎
  • 9:00 – 自分 出勤 (コアタイムは12:00〜だが10:00頃に出社)

平日夜

  • ※これ以前に相方はおチビを迎えに行き夕飯を食べさせている
  • 20:00 – 自分 帰宅
  • 20:00〜20:30 – 風呂入れ支援・保湿剤塗布・着替え
  • 平行して 服をたたむ・明日の保育園の準備・洗濯機をかける
  • ※風呂入れは原則相方
  • 20:30〜21:00 – 自分 風呂
  • 21:00〜21:30 – 寝かしつけ
  • ※この時 相方は夕飯作りを進めている
  • 21:30〜22:30 – 夫婦 夕飯
  • 22:30〜23:00 – 皿の片付け・皿洗い
  • 23:00〜23:15 – 洗濯物干し (洗濯物をハンガーに通すのは相方がやる)
  • 23:15〜00:00 – 夫婦の時間・夫婦それぞれの時間
  • ※この時 相方は物の発注をよくやっている

休日 (特に出かけない日)

  • ※これ以前に相方とおチビは起きていて朝食をとっている
  • 〜8:30 – オムツ替え・保湿剤塗布・着替え
  • 9:00頃 – 洗濯 (土日だから洗えるものが対象)・部屋掃除・皿の片付け
  • ※9:30〜12:00 – 相方 ヨガのトレーニング
  • 10:00頃 – おチビを住んでいる団地の広場で遊ばせる
  • 11:30〜12:30 – おチビ・自分 昼飯 (自分も食べながら)
  • 12:30頃 – オムツ替え・皿洗い
  • 13:00〜15:00 – 昼寝 (この時に自分も寝てしまうこと多々あり)
  • 15:00頃 – おやつ・お遊び
  • 16:00頃 – 洗濯物取り込み・服をたたむ・ベッドメーキング
  • ※この時 相方は夕飯の準備をしている
  • 17:00頃 – 風呂洗い・皿の片付け・明日の保育園の準備
  • ※この時 相方はおチビに夕飯を与えている
  • 18:00頃 – 風呂入れ支援・保湿剤塗布・着替え
  • ※風呂入れは原則相方
  • 19:00頃 – サウナに行く・洗濯機をかける
  • ※この時 相方はおチビの寝かしつけと夕飯作りを進めている
  • 20:30〜21:30 – 夫婦 夕飯
  • 21:30〜22:00 – ちょっと休憩
  • 22:00〜22:30 – 洗濯物を干す (洗濯物をハンガーに通すのは相方がやる)・皿洗い
  • 22:30〜00:00 – 夫婦の時間・夫婦それぞれの時間
  • ※この時 相方はおチビの離乳食を作りだめしていることがある

突発・例外事象への対処

保育園に通う子を持つ親御さんの突発事象の代表といえば、発熱に伴うお迎えの依頼ではないでしょうか。僕も例外ではなく、4月に既に2回呼びだされています。幸い、僕の勤務先はフレックスタイム制のため、お迎えに行きやすい状況があります。それもあり、電話の呼び出し順序は僕→相方、となっています。このお迎えに行きやすい状況は本当に会社に助けられている感があります。

また、小さなことですが、ものをひっくり返したときの片付けや、風邪をひいた時にお薬を飲ませるなどの例外事象への対処も意外に時間を食われます。対応しているとどんどん時間が押してしまい、自分たちの時間がなくなったり、寝るのが遅くなることもしばしあります。僕個人は、これが結構精神的に来ます。

そして、時々寝かしつけの時に一緒に寝てしまうことがあります。相方には、静かになったのに僕が起きてこない時は起こしてくれとお願いしていますが、この一度寝てしまった後に起き上がるしんどさはなかなかのものです。

時間を作るのが難しい!

夫婦共々、自分の時間を作るのに苦労しています。特に悩むのが仕事に関する勉強時間で、夜の寝る前の時間や、休日の昼下がりなどに互いのタスクを振り分けてやりくりしているような状況です。相方も試験があって大変そうです。ましてや、趣味の時間なんて…ハハハっつッて感じです。相方はしばらくオートバイ(それも800ccの大型)に乗ってませんし、僕もこの前のGWの合間に取った有給休暇に久しぶりにロードバイクに乗ったというくらい、ごぶさたです。

ただ、心理的な面は夫婦で違いがあることが、話していてわかりました。相方は、おチビと過ごす時間を楽しく、というか、愛おしくと言うと言いすぎかもしれませんが、そんなふうに思って過ごしているようです。そのため、いろいろ苦労はあってもうまく乗り越えているようです。一方、僕はというと仕事とはまた違ったタスクをこなすという感覚があります。特に、細切れのタスクが繰り返し毎日やって来るので、終わりが無いような感じを受けます。そのため、休日も休んだ気になれません。わがままを言えば、2〜3日、まるっと自分だけの時間があるといいなと思うこともあります。世間の主婦の人から見たら、まだまだと言われそうですが…。

あと、当然なのですが、子持ちでない人と時間を合わせるのが難しくなりました。また、専業主婦の奥さんを持つ方とも時間軸が違うなと感じることがあります。自分は、家に帰るとやることがあるので、できればそっちをやりたいな、相方に負担をかけるし最後は自分に跳ね返ってくる、と考えるようになったのが大きいです。

ここまで書いて読み返してみますと、自分は家族や子供に対して心を配れていないかもなと考えました。いや、こうして書いたことで気づけたのかもしれません。

この生活も始まったばかりなので、時間が経ったり、慣れたらまた違った感想を抱くかもしれません。状況も変わるかもしれません。その時はその時で、またここに記録を残していくつもりです。

ひょっとしたら、このような生活も、いつかはいい思い出になるのでしょう。

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qpstudy 2016.04 でITインフラ監視の今後について発表しました #qpstudy

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昨日は、qpstudyというITインフラの話題を中心に取り上げる勉強会で、ITインフラ監視の今後について発表してきました。

発表内容について

「ITインフラ監視の今後を考える」と題して、発表しました。

今回は「こうだからこうだよね」という感じではなく、この後に密かに予定されていたグループディスカッションのための種まきをするべく、会場の皆さんと課題を共有する目的でお話ししました。ですので、結論があまりないふわっとした発表のように聞こえた方もいたかもしれません。

会場の中でいろいろお話を聞いていくと、課題に掲げた内容で、いろいろ悩んでいる方が多いのだなという印象を受けました。例えば、今の業務に追われてしまっているのかなと感じる方もいらっしゃいました。

後のグループディスカッションを聞いていると、グループの方々が意図されたかどうかはわかりませんが、投げかけたテーマが織り込まれた状態で議論が繰り広げられていました。今回、一定の役割は果たせたかなと考えています。

グループディスカッション

今回のqpstudyは、Outputしていこうという目的のもとに、グループディスカッションが行われました。人数が多い勉強会というと、どうしても受け身になってしまうところがあります。そこを、どんなことであれOutputすることで、今日のことを一人一人が自分の価値に転換してもらえたら、という運営の皆さんの想いがあってのものだったようです。

私がいたグループ11は、「体系化」をテーマに話をまとめました。「レガシー(ここでは特に負の遺産)」と「経験」は背中合わせの関係であるけども、そこから抽出される物事がモデリング・構造化されることによって監視の知見が明文化・共有できるものに転化できる。その転化の方法として、学術論文や学会の研究会発表といったアカデミックな手法が参考にすることで、業界全体に知見を共有できるのではと考えられるのではというものでした。また、最近の若い人は修士号またはそれ以上を持っていることも少なくなく、そういった若い人に知見の体系化を担ってもらえればいいのではという意見を提案しました。

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各グループの発表は、チームによって、焦点を当てている事柄が違っていて大変興味深いものでした。例えば、監視のしかたをどうするか、実際に業務で困っていることの共有、自動化をどのように推進するかなど、様々なものがありました。私が印象に残ったのは、「重要な監視項目とは何か、それは誰にとって重要なのか。」を議論していたグループでした。技術者だけですとどうしても技術者に偏った意見になりがちだけれど、ステークホルダーとなっている別の業務担当にとって重要なことが見落とされていることがあるのではないか、というものでした。私は、レポートラインを洗い出すことで、誰にとって重要なのかの「誰」の部分を適切に洗い出せるのではないか、その上で「誰」にとって良いものかが考えついたり相談できるのではと考えています。

感想

監視の設計や実装は、私が以前執筆した「ソフトウェアエンジニアのための ITインフラ監視[実践]入門 (Software Design plus)」である程度体系化したのでやり方のモデルは一定の結論が出ていると考えているのですが、実際の運用であったり、組織の中でどのように立ち居振舞うかについてはなかなか答えが出ない悩ましい問題だと改めて感じました。また、自社サービスで監視業務を行っている人は、孤独な人がまだまだいることも、以前同じ境遇にいたことを思い出して辛い気持ちになりました。

今回、グループディスカッションを通して、知見はもちろん、悩んでいるのは自分だけではないということが共有できたことで、少しでも孤独感を軽減できる機会になれば良いなと思いました。そうすることで、今の問題を解決するモティベーションが上がればいいなと応援したくなります。

あと、監視の業務をはじめITインフラの業務を減点法で評価されてしまう悩みもあるなという話がありました。これは、加点で評価される仕組みを自分たちで積極的に考えて提案し、導入してもらうことで解決できないかと考えています。例えば、パフォーマンスを向上させてより多くの負荷に耐えられるようにしたり、運用コストを軽減して同じ人数で支えられる業務量を増やす、などです。または、GoogleのSREではありませんが(See also: Error Budgets and Risks | USENIX, Google – Site Reliability Engineering)、Error Budgetという考え方を導入して、挑戦の中で発生する一定の問題発生は許容してもらうような仕組みがあってもいいかもしれません。

いずれにしても、監視業務は多くの組織でまだまだ改善できる余地があって、そのための知見をどんどん共有・活かす場を作っていくことが今後のITインフラエンジニアの幸せにつながるのではないかと、考えているところです。

運営の皆様、大変お世話になりました。どうもありがとうございました!

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