2024年が終わろうとしています。今年も年末のまとめ記事を書こうと思います。
年末は、恒例の白馬篭りをしていました。また新しい人との出会いがあって、充実した6日間を送ることができました。
いつも通り「仕事」「家庭」そして「自分」の順にまとめていきます。
仕事: 振り返っても誰もいない
ある、お世話になった方に言われた2つの言葉があります。
- 部長になると後ろを振り返っても誰もいない
- 職責が上がるほど人の問題に帰結する
「部長になると後ろを振り返っても誰もいない」ですが、意思決定は自分に責任がのしかかってくる、すなわち自分が決めないと何も動かないことを意味します。部長になって3つの仕事「方向性を示す」「承認する」そして「トラブルがあったら解決する」ことが自分の仕事だと自分自身の仕事だと自分に宣言し、そして周囲に対してお話ししています。これは、 IC をやっていた自分では感じたことのない緊張感があります。とはいえ、こういうのは自営業や経営者をやっている人は当たり前に行われていることであり、会社勤めをしていると誰かにカバーされていて感じる瞬間が少なかっただけだったのかもしれません。
「職責が上がるほど人の問題に帰結する」ですが、話を掘り下げていくと「どうしてこうなった?」という問題は組織構造や仕組み、そして一人ひとりの持っている感情に帰結することが割とあるんだなという瞬間が増えました。実は技術で解決できる問題は割と結論が明快で対策がしやすく、それよりも問題を起こさない仕組みを立てつけるにはどうするのか、それをひとりひとりに浸透させるにはどうすればいいのかを指し示していく大切さを痛感する毎日です。
あと、何事もないと、部長は「やらねばならない」ことがグッと減るので、「方向性を示す」ための準備をしておく必要があることもわかりました。一方で、その余裕を「トラブル」があったときに柔軟に振り向けて早期に収束させる大切さも学びました。
そういえば、部の飲み会でいつも自分が乾杯の音頭をとることをすっかり忘れていて、幹事のメンバーから「こえむさんおねがいします!」と言われてハッとしてばかりです。いつも乾杯を待っている立場だったのですが、今だにこれは慣れませんw
家庭: 共に歩む
息子は小学4年生になりました。子供に勉強を教えるという行為は、たいていトラブルが発生します。みなさんいかがでしょうか。うちの相方はうまくやるので大したものだなといつも思います。僕は、教えるのはやめて、一緒に問題を解いたり、本人からどう解いたか解説してもらうことで定着を目指すことにしました。
それにしても、うちの息子は僕が同じ歳だった頃に「こうなれたらな」と思うことがだいたい達成できていて素晴らしいなと思います。勉学、運動、そして友人関係。僕にないものを持っています。ただ、僕の頃よりは自由な時間が比較的少ないので、やや大変かもしれないとも同時に思います。小学5年生以降になるとより忙しくなるので、体調管理などなどでサポートできれば幸いです。
あと、結婚10周年を迎えました。10年は家族一人一人との距離感を掴む10年だったと振り返っています。僕は人間関係が得意なほうではありませんが、相方はじめ家族の方がそういうことが比較的上手で助けられた感があります。どうもありがとうございます。シドニー旅行は、その10周年記念を兼ねてとなっています。
自分: スキーを軸に人生を楽しむ
一生懸命働くのは、スキーのためであると言っても過言ではありません。うちの相方からは「冬になると聞いてもないのに雪のコンディションを話す時期が来た」と言われるくらいには頭の中はスキーのことを考えています。
3月にスキー検定 1級に合格しました。
1級となるとそれなりの到達点と思われがちですが、何を思ったのか準指導員(インストラクター)の検定を受けようと思い立ち、チャレンジを始めました。インストラクターは実技だけでなく理論(ペーパー)の試験もあるので、いよいよ資格試験の様相を呈してきており趣味を超え始めている気がしております。まずは、3月の検定に向けて、研修会で実技を学んでいかねばなりません。東京都連なので菅平高原スキー場への往復の日々になります。また、ペーパーテストの対策も必要です。
昨年に続き、オフトレでフィジカルを鍛えてきました。月2回のトレーナーさんの指導と週2〜3回の自主トレをベースに、フリーウェイトによるウェイトトレーニングはもちろん、アジリティを増すためのファンクショナルトレーニングなどもさまざまこなしました。ずっと座り仕事なので、ジムに来ると体がコチコチに固まっていまして、まずは体をほぐしてからではないと体が動きません。何もしないと何が起こるのかと考えるとゾッとします。
そして、12月のスキーシーズンに入ると、昨シーズンにも増して体が動く感覚がありました。特に、股関節を落として滑ることに抵抗がなくなっています。今まで上体が高くて急斜面での安定感がなかったのですが、それが1歩解決に向かっているのは嬉しいことです。オフトレは正しくやっていれば嘘はつかないんだなと実感しました。
年末にお世話になった2人の先生から共通して言われたのは、「「まだ」1級だからこれから伸び代がたくさんあって楽しみだね!」とのメッセージです。2人とも、それぞれ全国大会入賞やワールドカップチャンピオンの経験などがあり、この人たちからそう言われるってことは上は遥か上まであってやれることはたくさんあるかもなとは思えます。そういう先生から習える技術そのものがとても大切なことなのですが、その視点を直接学べることもまた貴重な機会です。みなさんも、何かの分野を究めた方に触れ合う機会を作っていただけたら、人生がより豊かになるのではないでしょうか。
まとめ
ここには書けなかったさまざまあった中で、こうやって、充実した仕事を過ごし、家族は健康で、そして好きなスキーをやっていける。これがどれだけ素晴らしいことかを感じる1年でもありました。
2024年、お世話になった皆様、どうもありがとうございました。良いお年をお迎えください。
2025年もどうぞよろしくお願いします。