いすみ鉄道→小湊鉄道と乗り鉄してきた、けど…

今日 2016/08/12は山の日と土日を挟んだ平日ですが、会社で有休取得推奨日となったため、それに乗じてお休みをとりました。ただ、相方は仕事のため、普段通りおチビは保育園へ。GWぶりに一人になれたので、久しぶりに乗り鉄の旅をしようと思い立ちました。

そこで、今回は巷では知る人ぞ知る関東件にあるローカル鉄道「いすみ鉄道」と、それにつながる「小湊鉄道」に乗りに行くことにしました。あくまでも乗りに行くだけです。

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TL;DR

  • 2路線乗り通すなら房総横断乗車券がお得
  • 小湊鉄道のトロッコ列車が走っているのは養老渓谷駅までであり上総中野駅までではない!
  • 保育園に子供を預けているときは1時間以内に出向ける場所にいること

大原駅からいすみ鉄道に乗車

自宅を8時半頃に出て、10時半頃に外房線 大原駅に到着。

今日はいすみ鉄道に乗車して、上総中野駅で小湊鉄道へ、そして小湊鉄道のトロッコ列車に乗車する計画を立ててていました。そのため、乗車券は「房総横断乗車券」を1,700円で購入。通常の運賃だと 720 + 1,410 = 2,130円しますので確実にお得です。また、途中下車も可能です。

大原駅までイヤフォンをして音楽を聴いていましたが、それを外して、ディーゼルエンジンの音を聞きながらのんびりと車窓を楽しみました。こののんびり感は、10年前(もう10年前か…)に九州一周をしたとき以来かもしれません。

ちなみに、1両でしたが立ち席が出るほどの盛況でした。

途中、大多喜駅で途中下車し、大多喜城をめぐったあと、再び乗車して上総中野駅に至りました。

上総中野駅に到着 しかしここでトラブル発生

上総中野駅に到着し、ここからは小湊鉄道に乗り換えです。トロッコ列車が来るはずだから次はオープンエアを楽しもう!と思ったのですが、ここで問題発生。

トロッコ列車は隣の養老渓谷駅から出る

のでした。そう、僕はダイヤを読み間違えていたのです。時間こそ発車20分ほど前でしたが、隣駅まで歩いて行くとGoogle Mapsによれば1時間20分かかるとのこと。詰みました。大多喜駅で途中下車せず、そのまま養老渓谷駅まで行かないといけなかったのでした。これはやってしまった…と落ち込みました。オープンエアを楽しむことは叶わないことになりました。

そして、それと同時に保育園からの「お熱が出たのでお迎えに来てください」コール。僕は正直に話しました。「房総半島の山奥の中におりすぐにはお伺いできそうにありません。申し訳ありません。できる限り早く行きます。」と。次の列車は1時間後ですし、本当にどうしようもない状況になってしまいました。

保育園に子供を預けているときは、自分が1時間以内に出向ける場所より遠いところへ行ってはいけないことを学びました。保育園の先生方、申し訳ありません、目の前でもお詫びしましたが本当にすいませんでした…

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小湊鉄道でぼーっとする

上総中野駅で約1時間、新聞を読んで時間をつぶした後、小湊鉄道に乗り込み五井駅を目指しました。こちらは2両でしたが、ロングシートはすべて埋まっていました。なかなかの盛況っぷりです。

心の中で、「何てこった」とつぶやきつつ、古びたディーゼルエンジンが唸る音を聞きながら淡々と乗っていました。オープンエアのトロッコ列車には乗れないし、保育園にはすぐに行けないし、がっくりでした。

五井駅に定刻に到着して内房線に乗ろうとしたら、普通列車が遅れていてさらに困ったことに。特急を使って時間を稼ごうと乗ったのですが、着いた蘇我駅には接続する普通列車はなしで特急料金はパー。そして、千葉駅で総武線快速との接続時間が2分しかないという中をダッシュして乗り換えるというもうダメ押しをかいくぐりながら、何とか家に帰ることができました。最後に乗った京成電車で、なぜかホッとしていました。

乗り鉄は優雅な趣味かもしれない

つくづく思いました。乗り鉄は、お金はさることながら、誰からも拘束されない時間があってこそ成立する楽しみである、と。そして、時間がまとまって使えるというのは、優雅なことなんだなと痛感しています。僕は、少なくとも子供が大きくなるまでは乗り鉄は無理かなと考えています。

そして、僕は房総半島に縁がないのかもしれません。昨年の秋には車のトラブルに見舞われたのも房総半島でのことでした。とはいえ、無事帰ってこれたことには感謝したいです。

それでも僕は86のMT車を運転したい!

11月3日といえば文化の日で祭日。健康で文化的な生活を送るべく、我が家も相方の大型バイク(YAMAHA Fazer 8)と、レンタカーのTOYOTA 86 MT仕様の2台でツーリングをしようという話になりました。

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しかし、残念なことに86のクラッチが滑ってしまって走行不能に、ツーリングがあえなく中断となってしまったというお話です。

前々から構想はあった

この構想は実は前からありました。もともとは子供が生まれる前に相方のFazer 8でタンデムで行こうという話もあったのですが、相方が人を乗せるのが怖いという話になりました。では、僕がMTを運転して、それとともにツーリングならどうだという話をしたら、それならいいだろうということになりました。

以前「TOYOTA 86 を借りて伊豆へドライブに行ってきた」というエントリでも書きましたが、トヨタレンタカーでは店舗限定ですが86のMT車の貸し出しがあります。タイミングが合いそうな時に電話をして聞いてみるのですが、たいていタイミングが悪く空車がありません。しかし、今回は1日前に昼休みを使って電話をしたら「空きあります!」と聞いて「よっしゃ!」となったのでした。

相方には事後報告となりましたが、相方もツーリングには乗り気だったのであっさりOK。不思議な家庭ですね。

あれ、クラッチミートがなんか変だ…

さて、当日になりまして、いつもの近所のトヨタレンタカーでははなく、電車で15分のところにある錦糸町店へ。車は予定通り用意されていて、さて乗り込んでおチビを乗せに一旦家に戻ろうとすると…ちょっとクラッチが滑る感覚がありました。ミートするポイントがボヤーンとしているのです。この手の車はもっとはっきり厳し目のクラッチミートをするものなのですが、そうはならない。ただ、レンタカーでいろいろな人が乗っているから少し甘くなるのは仕方ないのかもな、程度にしか思ってはいませんでした。

そして、自宅で相方と合流して、目的地である館山の野島崎へ出発!

ただ、京葉道路〜館山道に入った後も異変が続くのです。5→6速にあげたのに、エンジンの回転が下がらないのです。6速なのに100km/hで3,000rpmほど回ります。ただ、トルクをかけずにしばらく走ると2,000rpm台に落ち着くので、僕の走り方に問題があるのかなと考えていたのでした(そんなことはなかったのだけれど)。

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この日はとにかく天気が良くて、天気のおかげで良い方向に転べばいいな、そんな期待さえ持っていたのでした。

ボンネットから煙が…

そうしているうちに、いくつかのパーキングエリアで休憩を重ねながら、館山市に突入。ここで異変が確信に変わります。館山バイパスでJR線路を越える陸橋で、4速 5,000rpm以上回さないと坂を登らないのです。あー、これはMT車のクラッチが滑って立ち往生をした人から聞いたダメなパターンだと理解しました。

あー頼むから止まんないでくれと思ってなんとか登りきった後、赤信号で止まったところでボンネットから煙がもくもくと上がってくるではありませんか!発進もままならず、このまま火でも出たらえらいことになるのでおチビを下ろして歩道に退避。後ろをついてきた相方もオートバイを安全なところに避けて退避。僕らのツーリングはここであえなく中止となってしまったのでした。

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その後、トヨタレンタカーのレスキュー担当者に電話でレッカー車を呼び、警察の方にも交通整理のために来ていただきました。右折車が少ない右折レーンがある場所で止まったので、交通渋滞にはならずに済んで少しホッとしました。警察の方には「86は軽いですから簡単に押せますよ!」と言われてバイパスから車を押したのは良い経験でした。みなさん、教習所で習うことは無駄にはなりませんからね!!やり方はお忘れなく。

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押し終わって退避が終わると、たちまちレッカー車も来ました。ドナドナされていく86を見ながら、遠足中に雨に降られて中断になった小学生のような気持ちで、家族一同悲しい思いに浸るのでありました。

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ドナドナの後

幸い、館山のトヨタレンタカーの店舗が近くにあったため、代車もすぐに手配することができました(※1)。代車は借りた時にいつも運転しているHV1グレードのアクア。あと、レッカー車の運転手さんに美味しい食べ物が食べられる店があると聞いてそちらに出向いて遅い昼飯を食べたのでした。

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アクアは良くできた車なのですが、今日は86のMTが運転したかったです。

車を返す時に、淡々と状況を説明しつつ、クラッチの点検はもっと密にお願いしたい旨を伝えました。MTに不慣れな人も運転しそうですしね。先方は何度もお詫びをされていましたが、誠意を持って対応いただいたのでこの点であまり言うことはありません。

トラブルもまた旅のうち

トラブルもまた旅のうちというと、寛容になれるのはまた不思議なものです。とはいえ、目的地に到達できなかったのは一家共々ちょっと心残りです。また、MT車を堪能できなかったのは僕としては大変心残りです。僕はこれに懲りずに、また時期を見て86のMT車を借りてツーリングに行くことでしょう。あの、MT車を運転している時の支配感は、AT車には無い感動があるからです。

ちなみに、乗り心地はATと変わりありません。興味がある方は「TOYOTA 86 を借りて伊豆へドライブに行ってきた」のエントリをご覧ください。

参考: Facebook – Yuichiro Saito – きょうは86のMTを借りられたので、館山まで走りに行っています。 (友達のみ)

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※1: トヨタレンタカーの貸渡約款には、第24条に故障時は指示に従うこと、第27条 第3項に故障等が貸渡前に存した瑕疵による場合は代車が出るとあります。クラッチ滑りは過去からの蓄積で起こっているので、第27条 第3項を持って交渉ができます。

房総半島であじさいをゆっくり鑑賞できる麻綿原高原へ行ってきた

先週末、房総半島の大多喜町にある「麻綿原高原(まめんばらこうげん) 妙法生寺 天拝園」へ行ってきました。

6月〜7月は首都圏各地であじさいが咲いていますが、なかなかゆっくり鑑賞とはいかないもの。場所によっては、60分待つような所もあると聞きます。そんな中、今回足を運んだ麻綿原高原は、心行くまであじさいを観賞できる、素晴らしいスポットでした。そんな話を「あじさいの山」「眺望も抜群」そして「交通について」の3点に分けてお話しします。

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あじさいの山!

相方と「週末、どこに行こう?」と話していたとき、何気なく房総半島を目指す事になり、そしてたまたまあじさいが咲いているスポットがあると聞いてたどり着いた麻綿原高原。

驚いた事に、お寺の周りはあじさいの山となっていました。

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そして、人もそれほどいません。心行くまで、あじさいを鑑賞する事ができます。もちろん、写真撮影にもじっくり取り組む事ができます。あまり深く考えずに、フィルムをあまり持って行かなかった事を少し後悔しました…。

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なお、お寺にはちょっと面白いものがあります。ぜひ、この目で体験してみてください。

眺望も抜群

あじさいばかりではなく、眺望も抜群です。お寺の上に行きますと、晴れていれば勝浦や太平洋を眺めることができます。

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この日は梅雨時であったのにも関わらず、素晴らしい青空と海を眺める事ができました。ちょっと時間がずれていると、夕立にあっていた可能性があったので、本当に運が良かったなと思っております。

交通について

さて、問題は交通です。これだけ空いているのは、簡単には行く事ができないからとも言えます。公共交通機関ではなく、自家用車で行く事がほぼ必須であり、さらにここは山の中であるためそれなりの山道を走り抜けなければなりません。

私は葛飾区のレンタカー屋さんからここまで、京葉道路経由で順調に移動して3時間弱かかりました。また、この日は途中の道が土砂崩れのため遠回りを余儀なくされました。また、遠回りした先も、それなりの険しさの道でした。そして、山道の日陰はたいてい路面がぬれていますので、速度を出し過ぎないよう気をつけて走行する必要があります。

そのため、運転に不慣れな方は天候が荒れるとわかっている日はやめておいた方が無難です。ただ、状況が許す時であれば、この風景をぜひ他の方にもお楽しみいただけたら嬉しいな〜と考えています。

おわりに

ここまで、房総半島のあじさいスポット「麻綿原高原」について、3つの観点でお話ししました。首都圏からそれなりの時間と道の険しさをクリアしなければなりませんが、それに見合った価値は充分にあります。また、写真撮影が好きな方は、あじさいをじっくり撮影するチャンスです。

今年の見頃は、7月第2週、そう、このブログを投稿した今日あたりです。ぜひ、行楽先の候補として検討されてみてはいかがでしょうか。

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TOYOTA 86 を借りて伊豆へドライブに行ってきた

2013年の9月は、何と2回も3連休があります。いいですね〜♪ 旅行にも行きたくなります。

レンタカーでどこか…せっかくだから良い車で!ということで、レンタカー、それもTOYOTA 86を借りて伊豆へドライブへ行ってきました。その時の話を、「86のレンタカーについて」「走っていてどんな感じか」そして「今まで僕が乗った自動車と比べて」の3点に分けて書いてみようと思います。

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86のレンタカーについて

TOYOTA 86とは、トヨタとスバルが共同で開発したスポーツカー(トヨタのサイトより)です。20年前、2ドア クーペはたくさんありましたが、今は86を含めて数車種しかない、走る事に重きを置いた自動車です。ちなみに、共同開発をしているスバルでは「BRZ」という名前で販売されています(多少違いがあります)。

さて、タイトルに「借りて」とありますが、実はスポーツカーでは珍しくトヨタレンタカーにて86を貸しているのです。だから、写真のナンバーは「わ」でしょう(笑)。それも、グレードはGTと、レンタカーでは珍しく上位グレードです(※1)。また、AT/MTの選択も可能です。金銭的・駐車場事情により自分の好きな車を手放した自分にとっては、久しぶりに「楽しめる車」を運転できる機会です。

しかし、価格はクラウンと同じ料金テーブル、12時間なら22,575円と決して安くありません(2014/04/28追記: 2014/04より値下げされ、12,420円/12時間になりました!やったね!! >> 「トヨタ自動車、レンタカークラスを改定 ―ハイブリッド車で構成するクラスの拡充 及び スポーツカーで構成するクラスの新設― | トヨタグローバルニュースルーム」)。ハイブリッドカーのアクアなら7,350円/12時間です。また、ハイブリッドカーのアクアに比べて燃費だって半分です。とはいえ、ちょっとした贅沢として、ハイブリッドのレンタカーより2〜3倍の価格を払うのは悪い事でしょうか!?

自動車を運転する楽しさを思い出すには、充分じゃないかなと僕は思います。

走っていてどんな感じか

普段はアクアやプリウスを借りている自分ですが、今日ばかりは86で贅沢をします。今回貸し出された86は、グレード:GT・黒・6ATです。トリップメーターは乗り出した時点で約21,500kmとレンタカーにしては走っていません。MTは、家の近所の店舗ではなく山手線沿線の店舗のみで借りられる事と、久しぶりにMTを運転して大丈夫だろうか…という不安から外しました(苦笑)。他は、当初より決まっており選択できません。

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さて、コースは次の通りです。自宅付近のレンタカー屋→大黒P.A.→(湾岸線 並木I.C.)→鎌倉→新湘南バイパス→西湘バイパス→箱根ターンパイク→伊豆スカイライン→大仁→沼津→(新東名)→(東名)→(首都高)→自宅付近のレンタカー屋、しめて約350kmでした。燃費は13.5km/lでした。

走っている中で、気づいたポイントを3つ取り上げます。

1) 安心の200馬力

いやー、楽だ。何がって?高速での追い抜きですよ。馬力がちゃんとありますから、3速に落としてポンと踏むだけで、スーッと伸びていきます。2人乗車でしたがこれなら安心です。帰りに走った新東名(※2)では特に安心感がありました。もちろん、箱根ターンパイクもグイグイ登って行きます。

エンジン音は、3,000回転を越えてくる辺りで「あっ、これはスバルの車だ。」と言わんばかりの水平対向エンジンの音が聞こえてきます。

2) ブリッピングまでしてくれるマニュアルモード

今のATって賢いんですね(※3)。マニュアルモードにしてシフトダウンすると、ちゃんとブリッピング(エンジン回転数を低いギアに合わせる行為)をしてくれるのです。そして、シフト操作はバドルで、ハンドルから手を離す必要がありません。だから、伊豆スカイラインがとっても走りやすかったです。この操作、MTだとヒール&トゥをしないと行けないのですが、ATのマニュアルモードがここまで賢いとへたくそがMTに乗るよりも安心ですね(苦笑)。

また、オートマモード(Dポジション)でもパドルでシフトダウンすると、一時的にマニュアルモードになってくれるのです。これなら、高速での追い抜きや、坂道でのエンブレもらくちんです。なお、しばらく走るとオートマモードに戻ります。

3) やっぱり2シーター

これは欠点です。席は4つありますが、後部座席は完全に非常用です。基本は2シーターとして使わなければなりません。トランクはゴルフバッグが2〜3本入りますので小さくはありませんが、それでもステーションワゴンやミニバンに比べたらかわいそうなくらい収容力はありません。というか、収容力を求める人は止めておきましょう。走るための車ですから。

先の3つから考えて、現代の技術を反映した懐かしい2シーターと考える事ができそうです。

今まで僕が乗った自動車と比べて

ずーっとこのブログを読んでいただいている方だと知っているかもしれません。僕は、これまで自動車を2台乗り継ぎました。

1台目は、Honda PRELUDE。

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2.2L DOHC VTECエンジンが載っており、ガンガン回ります(※4)。車格は86に近いと思います。ただ、問題として、「ボディの剛性が弱い」「サスペンションが高速域でばたつく」そして「シートが劣悪(実はレカロに入れ替えた)」だった点がありました。一方、86はプレリュードで感じていたそんな不満を感じさせなかった事に、とても感動しました。もちろん、どちらもグイグイ走るにはとても楽しい自動車です。

一方で、プレリュードと比べて86に気になる点がありました。ある状況でコーナリングすると、後輪が滑り出しやすいのです。僕はドリフトはしない人なので、あまり滑ってほしくないなと思いました。まあ、プレリュードはFWD、86はRWDですからそんなもんなのでしょう。なお、BRZは86よりは滑りにくいんだそうです(※5)。

10年前に86, BRZがあったら、プレリュードからBRZへ乗り換えた事でしょう。

続いて、2台目は、VOLVOのステーションワゴン。

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2L 低圧ターボエンジンが載っており、トルクフルに走るのが印象的でした。最近は「ダウンサイジング」という名目で小排気量のエンジンに低圧ターボをつける欧州車が多いですが、その走りと思ってください。また、シートのホールド感とホスピタリティは日本車を寄せ付けません。荷物もちゃんと載ります。そんなこともあり、長距離走行ではとても楽でした。ただ、グイグイ走る車ではありません。

あっ…と…VOLVOと86と比べるのが間違っていました、すいません(笑)。性格が全然違いました。

おわりに

ここまで、「86のレンタカーについて」「走っていてどんな感じか」そして「今まで僕が乗った自動車と比べて」の3点についてお話ししました。

レンタカー屋さんに聞くと、86を借りる人はあまりいないのだそうです。「高い」というのが大勢の意見だと言っていました。確かに、クラウンのレンタカー料金と同じ価格と考えると高いです。一方、私の住む葛飾区は、月極駐車場料金は1.5〜2万円かかりますから、好きな車を買おうとすると随分な負担になる事は容易に想像できます。そう考えると、86のレンタカー料金は「気持ちよい車」に乗るためならそこまで高くないとも考えられます。

そこで、「自分は車が好きだったけど、都心住まいになって車を持つのをやめたんだ。」という方、いかがでしょうか。確かに、アクアやプリウス等のハイブリッドカーのほうがレンタカー料金も安くて、燃費もいいです。それに、ハイブリッドカーはよく走ります。でも、それって道具には求めていても、「自動車」に求めていた事だったでしょうか。

たまには、いい車を借りて、秋の青空の下を気持ちよく駆け抜けてみるのは、いかがでしょうか。

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※2014/04/28更新: 2014/04から貸出料金が値下げされた件を加筆しました。

※1: レンタカーは、通常低いグレードが用意されている事が多いです。

※2: 走ったのは2回目ですが、1回目は…なんと自転車でした。

※3: MT乗りの人にはAT(笑)って言われそうですが、ヘタなMT操作よりもATの方が速いんですよ。これはトヨタの中の人、数名が言っておりました。

※4: 800ccのオートバイに乗る相方曰く、10,000rpm回らないのは回ったうちに入らないと言います(!)。

※5: 参考資料 — トヨタ 86 vs スバル BRZ 買うならどっち!?徹底比較 【オートックワン】

僕の成田スカイアクセス祭り

祝・成田スカイアクセス開業!

今日は、仕事の話ではなくて完全に趣味の世界で話してみようと思います。鉄道が好きな方はぜひじっくりと、そうでない方は半分聞いちゃろうかって感じで読んでいただければ。

■庭に敷かれた庶民の電車?

京成電車。それはまるで葛飾の住民の庭に敷かれたレールを走り抜けるような電車です。寅さんが柴又駅から京成電車に乗る姿を映画で見た方も多いはず。風情はあっていいのだけれど、成田空港へのアクセスとしてはもうちょっとがんばらないとJRの成田エクスプレスに勝てないよね、という時代が30年続きました。

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■成田スカイアクセス 始動

昨日 7月17日、京成電鉄に新しい路線が誕生しました。成田新幹線の夢の跡を活用した「成田スカイアクセス」です。今までどうがんばっても56分かけていた経路を、36分で、それも160km/hで駆け抜けるという、成田空港の地位回復を担う重要な路線ができたのです。

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小さい頃から京成電車によく親しんでいた僕にとっては、つい最近まで貧乏でおんぼろ抵抗制御電車が幅を利かせていたところに山本寛斎氏プロデュースの新車が入り、速度の面であの京急を一気に抜き去り私鉄最速の事業者になるってことは、とんでもない変化なのです。首都圏大手私鉄事業者の中ではぱっとしなかった印象から、徐々に改善が進み、とうとう胸を張って活動することができるようになった訳です。鉄道会社は地の利が大きく響く事業ではありますが、それでも会社が変わることができるんですね。

■ということで成田スカイアクセスに乗ってきました

なんでも試したくなるもんですから、さっそく開通日に乗ってきました。

いつも通り青砥駅へいくと、看板がいろいろ架け替えられており「おお超変わってるじゃん」と感動。ただ、普段より多くの人が「成田空港はどうやって行くようになったんですか…」と困っていて、駅員さんが対応に大わらわのようでした。普段より駅員さんも多かったように思います。船橋と北総線の2つの経路の電車がほぼ同じ時間に発着するし、番線は隣同士だし、どっちが先着か事前に調べても不安になるのは不思議ではありません。

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まずは新設されたアクセス特急(北総線経由)に乗車です。京成の車両がくると思ったら…あれ、京急の車両です。余計に混乱しますw

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さて、京急の車両は快特による120Km/h運転で有名ですが、そのポテンシャルを京成のテリトリーで発揮することになるとは、幾年も前から京成や京急に興味がある人の中で誰が想像したことでしょう。千葉ニュータウンまで20分あまりで到着してしまいます。京成の車両も120km/h運転をしているようです。

この勢いなら成田空港まで40分強でいけるのでは…と思いましたが、なんと、成田空港近辺の線路はJRと折半しているため単線。離合待ちをしていると瞬く間に10分経ってしまい、結局50分で到着です。新線区間は既にダイヤのキャパシティをオーバーしていて、スカイライナーを優先した結果、その他の電車のダイヤが圧迫されているのです。ダイヤを組まれた方は悩ましいところだったとは思うのですが、あの通過待ちは恨めしく待った方もいるはずです。それでも、青砥駅からだと羽田も成田もほぼ同じ時間で行き来できるようになったことは、特筆できます。

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到着後は、デッキで飛び立つ飛行機を見学しつつ、飯を食べていました。

■速い、速いよ…!

2時間ほど成田空港で滞在したあとは、いよいよ本日のメインイベント、スカイライナー乗車です。チケットカウンターは大盛況でしたが、僕は事前に京成トラベルで取っていたので特に気にせず乗車です。

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今回は26号に乗車です。いや、これは記念乗車が多いだろw という状況。もちろん、本当に必要としている方も少なくありませんでした。シートに腰をかけますと、欧州車のような堅さでした。僕はこういうのが好きです。

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定刻14:59になりまして、カシオペアの向谷実氏が作曲したメロディーフォンとともに出発です。いや、速いよ、速いよ、スカイライナー!並走していたJR総武線 E217系 15両をあっという間に抜き去り、瞬く間に眼下に印旛沼が広がります。抜き去る時は、車内に歓声が上がっていてちょっと笑ってしまいました。

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160km/h走行は新設区間のみ。今まで存在する北総線は130km/h運転です。160km/hが速いのと、足回りがしっかりしているせいか、北総線区間はちんたら走っているように見えます。車でも同じですが、足回りがしっかりしていると速度感覚がずいぶんと緩くなるものです。さらに青砥駅を通過して都心区間へ入りますと、くねくねしているため速度が出ません。雨の日の通勤でもこの区間を使っていますが何とかならんものかと思います。しかし、高速性能とくねくねした軌道の双方をしっかりこなす新型スカイライナーはよくできています。

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そう考えているうちに、あっという間に到着です。ほんと、のんびり堪能するなんて暇はありません。このスカイライナーはあくまで成田空港アクセスを世界のハブ空港と遜色のないレベルに持って行くための道具なのであります。九州の特急電車のような乗車時に感じる風情はありません。

■最速スカイライナーは無敵ではない

確かに速い新型スカイライナー。でも、無敵ではありません。たぶん、敵は成田エクスプレスよりもリムジンバスです。

成田エクスプレスは、千葉駅を回るため遠回りでありますが、東京・新宿をはじめとしたターミナル駅から乗り換えなしでいくことができます。しかし、山手線・京浜東北線のターミナル駅以外なら乗り換え場所が違うだけですから、速度で勝る京成に分があるともいえます。それに、重たいトランクを引きずりながらのターミナル駅の乗り換えはしんどいですが、日暮里駅の乗り換えはそれに比べたらシンプルです。だからあまり心配がないと私は考えます。

しかし、リムジンバスはそうはいきません。車である立場から小回りが利く優位性を最大限に活用し、主要ホテルや乗り換えが何度となく発生しそうな東京西部の街をカバーすることで、時間こそかかるもののあのでかいトランクを引きずり回さなくて済む利便性があるのです。京成も日暮里駅改装に伴って乗り換えの利便性を強調していますが、そこに行き着くまでがしんどいことを考えると、手荷物について更なる配慮が必要になるのかもしれません。それは、電車そのものの改善だけではだめだということです。

このくらいは、各事業者それぞれ考えているのでしょうけどね。

■気になる点 3つ

まず、新型スカイライナーの写真撮影について。

開通してしばらくは混んでいますので、空いたタイミングを見計らって撮りに行かれてください。また、あの藍色は撮るのがすごく難しい。一番いい色で撮れたのは、昨年の9月のシルバーウィークに行われた試験走行時の時です(ケーブルが入って悔しい!)。撮り鉄の方はぜひあの藍色にこだわってみてください。

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また、青砥駅の下りの時刻表が非常にわかりにくい。3,4番線に分かれていますが、今までと違いどちらの番線がどちらに行きやすいという傾向がさっぱりなくなっていますので、必ず両方の番線の時刻を確認してください。先着になるはずの電車を見逃しかねません。

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最後は、これまでの京成本線 千葉県区間の人たちの問題。スカイライナー通過待ちがなくなったもののいろいろ変化があったはずです。具体的に調べてはいませんが、本数の変化があったかもしれませんし、そもそも成田スカイアクセスのメリットは享受できません。逆に、千葉ニュータウン側は都心までの所要時間が改善している所も出ていますから、以前佐倉に住んでいた僕としてはちょっと複雑です。

■乗ってみてよ

海外出張が多い方、ひとつ新しい京成スカイライナーをお試しあれ。葛飾区や浅草線沿線の人も、アクセス特急でもうちょっと楽に成田空港へたどり着くことができそうです。

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Flickr tags – 成田スカイアクセス (写真)
twitter twilog 2010/07/17 (実況tweetしてました)