今日 2016/08/12は山の日と土日を挟んだ平日ですが、会社で有休取得推奨日となったため、それに乗じてお休みをとりました。ただ、相方は仕事のため、普段通りおチビは保育園へ。GWぶりに一人になれたので、久しぶりに乗り鉄の旅をしようと思い立ちました。
そこで、今回は巷では知る人ぞ知る関東件にあるローカル鉄道「いすみ鉄道」と、それにつながる「小湊鉄道」に乗りに行くことにしました。あくまでも乗りに行くだけです。
TL;DR
- 2路線乗り通すなら房総横断乗車券がお得
- 小湊鉄道のトロッコ列車が走っているのは養老渓谷駅までであり上総中野駅までではない!
- 保育園に子供を預けているときは1時間以内に出向ける場所にいること
大原駅からいすみ鉄道に乗車
自宅を8時半頃に出て、10時半頃に外房線 大原駅に到着。
今日はいすみ鉄道に乗車して、上総中野駅で小湊鉄道へ、そして小湊鉄道のトロッコ列車に乗車する計画を立ててていました。そのため、乗車券は「房総横断乗車券」を1,700円で購入。通常の運賃だと 720 + 1,410 = 2,130円しますので確実にお得です。また、途中下車も可能です。
大原駅までイヤフォンをして音楽を聴いていましたが、それを外して、ディーゼルエンジンの音を聞きながらのんびりと車窓を楽しみました。こののんびり感は、10年前(もう10年前か…)に九州一周をしたとき以来かもしれません。
ちなみに、1両でしたが立ち席が出るほどの盛況でした。
途中、大多喜駅で途中下車し、大多喜城をめぐったあと、再び乗車して上総中野駅に至りました。
上総中野駅に到着 しかしここでトラブル発生
上総中野駅に到着し、ここからは小湊鉄道に乗り換えです。トロッコ列車が来るはずだから次はオープンエアを楽しもう!と思ったのですが、ここで問題発生。
トロッコ列車は隣の養老渓谷駅から出る
のでした。そう、僕はダイヤを読み間違えていたのです。時間こそ発車20分ほど前でしたが、隣駅まで歩いて行くとGoogle Mapsによれば1時間20分かかるとのこと。詰みました。大多喜駅で途中下車せず、そのまま養老渓谷駅まで行かないといけなかったのでした。これはやってしまった…と落ち込みました。オープンエアを楽しむことは叶わないことになりました。
そして、それと同時に保育園からの「お熱が出たのでお迎えに来てください」コール。僕は正直に話しました。「房総半島の山奥の中におりすぐにはお伺いできそうにありません。申し訳ありません。できる限り早く行きます。」と。次の列車は1時間後ですし、本当にどうしようもない状況になってしまいました。
保育園に子供を預けているときは、自分が1時間以内に出向ける場所より遠いところへ行ってはいけないことを学びました。保育園の先生方、申し訳ありません、目の前でもお詫びしましたが本当にすいませんでした…
小湊鉄道でぼーっとする
上総中野駅で約1時間、新聞を読んで時間をつぶした後、小湊鉄道に乗り込み五井駅を目指しました。こちらは2両でしたが、ロングシートはすべて埋まっていました。なかなかの盛況っぷりです。
心の中で、「何てこった」とつぶやきつつ、古びたディーゼルエンジンが唸る音を聞きながら淡々と乗っていました。オープンエアのトロッコ列車には乗れないし、保育園にはすぐに行けないし、がっくりでした。
五井駅に定刻に到着して内房線に乗ろうとしたら、普通列車が遅れていてさらに困ったことに。特急を使って時間を稼ごうと乗ったのですが、着いた蘇我駅には接続する普通列車はなしで特急料金はパー。そして、千葉駅で総武線快速との接続時間が2分しかないという中をダッシュして乗り換えるというもうダメ押しをかいくぐりながら、何とか家に帰ることができました。最後に乗った京成電車で、なぜかホッとしていました。
乗り鉄は優雅な趣味かもしれない
つくづく思いました。乗り鉄は、お金はさることながら、誰からも拘束されない時間があってこそ成立する楽しみである、と。そして、時間がまとまって使えるというのは、優雅なことなんだなと痛感しています。僕は、少なくとも子供が大きくなるまでは乗り鉄は無理かなと考えています。
そして、僕は房総半島に縁がないのかもしれません。昨年の秋には車のトラブルに見舞われたのも房総半島でのことでした。とはいえ、無事帰ってこれたことには感謝したいです。