スキーのトレーニングに関するメモです。

自分の思考を整理するために、自分用に書いています。ただ、誰かの役にも立つかもしれないので、ブログにも残しておこうと思います。

問題1: 谷回りでエッジングが残るのを改善する必要がある

年末の準指導員 養成講習会で技術員の方から度々指摘されたのは「谷回りでエッジングが残り、それを解放するためにぴょこん!と抜ける癖がある。」という点でした。これは、切り替えの際に圧を一気に解放しないと次の山回りに入りにくくなるため、結果としてそのような動きになりやすいと感じています。別の日の映像ですが、その様子が分かるプルークボーゲンがあるので引用します。

技術員さんのコメントに加え、 ChatGPT でも分析したところ、これには次の問題点があるようです。

  • 荷重を徐々に解放していくと、板をコントロールしているイメージを示しやすい。
  • (ChatGPTによると)谷回り時に内足側に高い負担がかかり、膝の内側下に痛みが出やすく、鵞足炎(がそくえん)の一因になりうる。

実は、今シーズン、スキーの練習をしたあと、右膝の内側やや下がピンポイントで数日痛むことが何度かありました。特に衝撃を受けたり捻ったりした覚えはないのに、なぜだろうと思っていたところ、鵞足炎の疑いがあるとの ChatGPT からの指摘でした。準指導員になるために良い滑りをしていくことに加え、自分の膝を守るためには、谷回りで徐々に荷重を解放していく練習が必要だと、よく分かりました。できるようにならないと、膝を痛める可能性があります。

なお、鵞足炎の原因となる内足の膝の負担は、プルークボーゲンを繰り返すほど負担が増えやすいようです。そこで、プルークボーゲンの練習量にも気を配る必要がありそうです。

もし、同じような膝の痛みを経験されている方は、場合によっては医療機関への受診も検討した方がよいと思います。

問題2: ターンのクロスオーバー時に山側に荷重が抜けている

これも技術員さんから指摘を受けたことでした。昨シーズンも、クラブの先輩から同じ指摘を受けました。ただ、昨シーズンは結局どうすればよいかわからず、いったん横に置いてしまったことでもあります。しかし、これを急斜面でやってしまうと体が遅れる原因になります。

これは、ターン中に次の山回り側に目線を送るだけで変わるそうで、実際やってみたら確かに動きが改善したとコメントをもらいました。ただ、首まで振ったりすると良くないので目線だけ送るのがよいこと、やり過ぎると内倒の原因になることも分かりました。ほどほどが良さそうです。これは、普段のパラレルターンの練習の時に意識的に取り組んで慣れていくと良さそうです。

問題3: 横滑りで山側に荷重が残っている

昨シーズン落とした種目の1つが横滑り(正式種目名「横滑りのショートリズムからベーシックパラレルターン小回りへの展開」)です。苦手種目です。

僕の理解では、求められているのは、エッジングを徐々に強めながら展開していき、最後は小回りに結びつけることだと理解しています。横滑りは、あくまで横滑り要素の多い小回りとして表現する必要があります。しかし、これまで横滑り要素の多い小回り、というところの意識がうまくできていませんでした。

これは中島先生に見ていただいた際、改善策として『山側の腕を谷側に落とさず、山側に保つ』とよいと教わりました。そうすると山側の腕が遅れにくく、体幹が谷を向きやすくなるそうです。あとで SAJ の解説ビデオを見たら、デモンストレーターさんもそうしていたのでそれが正しいんだと思います。

あと、昨シーズンに横滑りで丸をもらった仲間に見てもらったところ、1〜2ターン目の横滑りで落差が全然ないので、もっと落差をとって滑るといいと言われました。僕の心の中の距離感では3倍くらい取る必要がありそうです。落差を取ることで、横滑り中でも『ターン弧の一部』として表現しやすくなる点を意識した方がよさそうです。ここも心当たりがあって、昨年の検定当日に検定バーンを使い切れずに、最後の小回りの距離がかなり余ってしまっていました。

このあと、ゆっくり動作を確認しながら練習をしてみます。

その他の課題

他に指導時に指摘を受けたり、仲間からコメントをもらったことを簡単にまとめます。

  • 荷重量は、内くるぶし付近にかかる感覚で推し量る。その際に、パワーポジションを意識する。
  • 人間には左右差がある。なので、左右の滑る感覚には違いがあるはず。特に僕の場合は右外足の時に胸を捻る癖があるので、素直に前に荷重する意識を持つ。
  • プルークファーレンで、トップに荷重をかけ続けて速度コントロールができるようにする。テールを開いてコントロールする形にはしない(ただし初級者の指導では許容される)。
  • シュテムターンで、ステップターンにならないように迎え角を作る姿勢を確実に出す。
  • 目線はジャッジがいると思われるくらい遠くを見る。これだけで滑りが変わる。

検定種目の完成度はこれから高めていくことになりますが、念のため留意しておこうと思います。

うまくいっていること

昨シーズン、もう一つ落とした種目であるプルークボーゲンですが、中島先生からも、養成講習会の技術員さんからも、今シーズンはむしろよい評価をいただきました。急斜面でもプルークスタンスが崩れず、ターン弧も狙ったとおりコントロールできているようです。中島先生から教えてもらった「長方形(テールに後ろの頂点・トップが辺の中心)」を意識してスタンスを組むと崩れにくい、というアドバイスを活かせている実感があります。先述した「谷回りのぴょこん!」を直せばもっと良くなりそうです。

スキー板も止まらずに動かし続けられている、エッジが立って板も走っている、というコメントも中島先生からいただきました。これは自分でビデオを見て驚きました。成長した自分の滑りを褒めたいなと思っています。

人からもらう指摘が、明らかに苦手な種目ではどのような改善をすると良いかの具体的な指示をもらう状況になり、そうではない種目はもっとより良く滑るにはどのような滑りをすれば良いかの提案に変わってきているような気がしています。少なくとも、横滑り以外で明らかに「ポジショニング」「荷重」そして「エッジング」に明確な課題がある、という指摘は受けなくなってきました。

このあとの練習について

はじめにやることは、問題1の谷回りで荷重を徐々に解放する練習です。これをやることで、自分のスキーのターンの質の向上につながるのはもちろん、自分の膝を守ることにもつながります。無理なく、しかし丁寧に練習していきます。

続いて、問題2・3と順に振り返りながら自主練に取り組みます。

課題が明確なので、集中力を高めて取り組めそうです。

レッスンの中で何が課題だったかを書き留めて、仲間や先生に撮ってもらった動画をもとに自分自身で振り返ったり、考察をもとに ChatGPT のアドバイスをもらいながら、自主練で解決していくスタイルはなかなかいいかもしれません。

このあとも、シーズン中に事故やけが、病気なく練習に励みます。