宅内LANのHUBを取り替えた の巻

宅内LANのHUBを取り替えた の巻

我が家(3LDKのマンション)には、宅内LANが這わせてあります。このLAN、小さなIDF(Intermediate Distribution Frame, 中間配線盤)もどきが各部屋の玄関の戸棚にあり、ここから分配されています。ここから這わされているケーブルはCAT 5eなのですが、HUBがなんと100BASE-TXまでにしか対応しておりません。そう、100Mbpsが上限なのです。なので、せっかく我が家でNURO光を入れていても、全部屋をまんべんなく1000BASE-Tにできていません。

とりあえず、Wi-Fi APがあるリビングの線だけNURO光のルーターに直結して1000BASE-Tにしていたのですが、自室の仕事用Macには100BASE-TXのままでした。そんな中、最近、金属筐体で電源内蔵の8ポート 1000BASE-TのHUBの値段がずいぶん安くなったのを知ったので、それに買い替えて取り付けることにしたのでした。

お休みの日中に、家族がネットを使っていないことを確認して、作業開始です。
まずは、ルーターなどを取り外して、作業しやすい状況を作ります。新築時に設置されていたのは、8ポート 100BASE-TXのHUB(Corega CO-BSW08TX )です。心の中で、なんで最初から1000BASE-Tをつけなかったのだろう、という気にはなりますが、まあついていたのだからしかたありません。

そして、既存のHUBを取り外します。
我が家には、インターネット回線が3本きていて、そのうち2本が有効です。1本は光ケーブル経由でNURO光が来ています。LANケーブルは2本来ていて、そのうち1本はマンション内LANで、使用料金は管理費コミとなっていますが、夜間に10Mbps程度に落ちるほどに遅くてバックアップ用途としてしか使っていません。もう1本はNTTのフレットなどを契約した時に使える予備の回線となっています。

さて、このまま新しいHUBを据え付けようとしたのですが、予想はしていたものの、ネジのピッチが合いません。ということで、IDFもどきの木ネジを1本動かして、設置できる状況にしました。

はい、これで設置できました。HUBのLINKランプも問題なく光るので、このままルーターなどを据付し直していきましょう。

元通りになりました。通信も問題なくできており、自室の作業部屋からも1000BASE-Tでリンクアップするようになりました。めでたしめでたし。
機材は、左から、バックアップ回線用のルーター(NEC Aterm WR8700N)、NURO光の電話のTA、そしてNURO光のルーター(ZTE F660A)になります。
Wi-Fiは、NURO光は先ほど述べましたがルーター側は停止させてリビングにあるWi-Fi AP(Buffalo WAPS-1266)、バックアップ回線はルーターから直接出しています。

なお、NURO光の回線は、fast.comを使った回線速度測定結果は、有線接続なら夜間でも900Mbps前後をマークしますので、実用上全く問題ないレベルになっています。
宅内のWi-Fiの話は、気が向いたら別の機会にしてみようと思います。

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