<<中編から続く

あっつい風呂でショボーン(´・ω・`)な気分になってしまいましたが、気を取り直して次の温泉へ向かいます。

最後の目的地は杖立温泉。GW期間中は、全日本から集まったこいのぼりが渓谷を舞うこいのぼり祭りが催されていました。

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こりゃ壮観。

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ちびっこにも人気です。

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そんな僕は、それを肴に鮎の塩焼きを堪能。丸刈りの坊主くんがガッツリ焼いていました。中までアツアツ、そして塩味がしっかり効いてうまい!鳥の照り焼きもありました。

そして、肝心の温泉です温泉。ここでは「杖立温泉 米屋別荘」にお世話になりました。入湯料は500円なり。

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ここの風呂は一緒にいた友人が一押しの温泉とのこと。そのココロがこれ。

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蒸し湯。いわゆる蒸し風呂です。こいつに出たり入ったりと3回。いやー、体からイヤなものがガンガン抜けていくのがよくわかります。友人は近くを通ると必ず立ち寄るくらい好きなんだとか。

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杖立温泉の源泉温度は約98度。このアツアツのお湯が天然サウナ的蒸し風呂を実現しているのだそうです。また、この温泉街でも蒸し湯がある場所は限られているとのこと。貴重な存在のようです。

蒸し風呂が目立つので陰に隠れてしまいがちですが、露天風呂や打たせ湯などももちろんすばらしい。ここは街並みこそ黒川温泉とは違って雑多な感じですが、温泉自体はハイレベルです。

そして、温泉からあがった後は、定番のコーヒー牛乳。これはオリジナルみたい。150円。

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これははずせません。って言うかうまい。

一つだけ注意、ってことでもないのですけど、この宿ではにわとりが放し飼いにされています。車で来られる方は気をつけて。ま、看板見ていただいてもわかると思いますが、ぜんぜんゆるいですけど(笑)。

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これにて散策終了、と思ったのですが、なにやら友人が肝試し的スイーツがあるから食ってみろという話をしだし、食う羽目になりました。場所は「里の駅 津江の森」。

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こちらにある、わさびソフトクリーム。これっす、これ。

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食べてみたんですが、実はわさびの味が結構上品で、辛さこそ後を引きますがとてもおいしいのです。こんなうまいわさびはなかなか食べられないと思えるくらいです。

友人、期待はずれで涙目!キミほどおいしそうに食べるやつはいなかった、と。あははは。

今度こそ本当に帰ります。帰りも道の混雑が心配され、ETCレーンこそ並んでいましたが、その後は行きと同じくスムーズでした。

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ETC割引ばんざーい。

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ということで、旅終了。

普段、東京にいると「源泉掛け流し?それ食えるの??」という状態。お風呂の状況は決してよくありません。しかし、九州に来ると「循環?それ何が回ってるの?」というくらいの掛け流しっぷり。しかも空いているときています。もう、温泉自体の基準が高いことは明白。

人生に疲れた。
自分へのご褒美を。
そんな方は、都心からちょっと距離はありますが黒川温泉周辺のお湯でゆっくりされてみてはいかがでしょうか。あったかいお湯と、静かな自然が待ってくれていることでしょう。

Flickr sets: 黒川温泉とその周辺の旅, 2009

■これまでにたどった道筋を地図にまとめました