AMN ブロガー勉強会へ行く‐ブログ力向上に近道なし

AMN ブロガー勉強会へ行く‐ブログ力向上に近道なし

先週の22日、AMN主催の『ブロガー勉強会』へ伺ってきました。

ひとえに、ブロガー力を高めるためには「近道なし」であり、手法や努力を積み重ねた「王道」がとても大切である、ということを再確認した勉強会となりました。

さて、今回は4名のパネラーの方から経験談を伺うことができました。
・大橋さん(シゴタノ!
・小林さん(Polar Bear Blog
・いしたにさん(みたいもん!
・堀さん(Lifehacking.jp) 
※皆様、プレゼンの資料をアップされているので必見です!

特に、堀さんは1年で大きな結果を出された、パワフルかつホットなブロガーです。

さて、私が聴講した上で心に留めたポイントを3つ並べてみます。

■言いたいことは簡潔に
読者に対して、いかに自分の話を要領よく伝えるか。
そんな手法を、小林さんが「言いたいことは1度に1つ」「結論を冒頭に」そして「4?5行書いたら次の段落に移る」という形で実践されています。
これを実践するためには、あらかじめ自分の中で論理構成を整えておく必要がありそうです。

■記事のストック
石谷さんが、数百に及ぶ記事のストックをもたれている話が印象的でした。
普通、一筆書き始めると「最後まで書かないと!」という、ある意味脅迫的な観念がつくかと思います。そこを、無理に書かずにとりあえず草稿として残すのです。そして、後日「いいネタが思い浮かんだ!」時に、その草稿を活用して肉付けすることで、より話題豊富なエントリを仕上げる、という流れだそうです。

■アクセス急増のきっかけ
アクセスをいかに多く受けるか。
どんな努力も、どんな手法も、このアクセスを集める力に直接結びつけることはきわめて難しいのが現状です。
やはり、パネラーの皆様も最初は同じのようでした。
そこに、普段から多量のアクセスを受ける『ハブブロガー』(とここでは定義しましょう)からリンクが張られた瞬間、急速にアクセスが増え始めたそうです。
そのためには、リンクしてみたい『土壌』がリンク先のブログにあったから、ということがポイントです。
いつか実る結果のために、地道に活動を続ける。これが最も大切なことだということがよくわかりました。一時的な急増に留まらない、固定客がつくポテンシャルがついているのです。
……そして、『シムエントリ』のリリースで、僕はまさにこの状況を体験し始めています。

また、多量のアクセスを『誘導する』『受け止める』そして『ファンにする』ポイントがさらに3つありました。

■ブックマークへのリンク
堀さんが特に主張されていたのが、はてブなどのソーシャルブックマークへのリンクの設置です。
トラフィック(アクセス)の誘導には、やはりはてブは強いようです。

■アクションを誘う
書いてある記事の内容を『実践してみたい』という気持ちにさせる力を持っていることが大切とのことです。
はみがきなどが代表例で、「身近」で「気になる」、そして「実践しやすい」ことがポイントです。

■共有
みんなと同じ気持ち=ベクトルを向いていること。
一緒の気持ちになった人とって、一緒にいたいですよね。
言葉で言うのは簡単ですが、練ったら出るものではなく、「ビビビッ」と来る内容はたぶん普段書いている中で生まれるのかもしれません。

4名の方はこうして結果を出されているものの、日々「プレッシャーと戦っている」とおっしゃられていました。
単にエントリを垂れ流しているだけではだめで、上記のポイントをはじめとした様々な努力と工夫、そして想いがあってこその今なんだな、と確認するのでありました。

普段の延長線に、自分の理想があるのだと思います。

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