あけましておめでとうございます(ちょっと遅くなりました)。

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正月は、27日から3日まで福岡の実家へ帰省していました。初詣は、東京に帰ってきた3日に帝釈天へ。今年は飲みに行ったのはなんと1回、特にこれといって実家をほとんど動かず、のんびりと過ごしていました。

見ている番組が変わる

さて、のんびり過ごすとなるとセットになるのはテレビです。僕はもともとテレビっ子なので小さいころからよくテレビを見ています。PCをいじりながらテレビがついていることも珍しくありません。

普段、僕はテレビを見るといっても、見ているチャンネルは主に「NHK」と「Discovery Channel」。一言で言うとカタいチャンネルばかりです。しかし、ひとたび実家に帰りますと、民放のバラエティ番組ばかり見るようになります。正月はやっている番組数の状況から言って特にこの傾向は強いです。

別に自宅にいるときでも民放は見られるわけです。でも見ない。これ、今回の帰省でなぜかわかりました。「一緒に共感してくれる人がいる」がいるかどうかが大きいのです。

NHKやDiscovery Channelで見ている番組は、たいてい一人でうんうんと頷きながら見るような番組ばかりです。反対に、民放のバラエティ番組は、一緒に見ている人とあーだこーだと言いながら見るのが楽しい番組がたくさんあります。一人で見て笑っていても、かえって寂しくなること請け合いです。

テレビを取り巻く環境の変化を体感する

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なるほど、核家族化にPCの普及、そしてヒトリモンの増加が、自然と人とテレビとの距離を離しているのだなということを身をもって感じたのです。理屈ではわかっていても、なるほどと実感できたのはこれが初めてです。2008年末の紅白のCMでは「家族みんなで見てほしい」ことを強く推していました(※1)が、これは先ほどのことをテレビ局自身も感じていることからかもしれません。

かといって、この状況は憂うことなのかはわかりません。時代の変化だと素直に受け取るのか、やっぱり家には誰かいたほうがいいのか、違う角度からいろいろ考えますがこれといって答えというものはありません。

まあ楽しめや

ひとつだけいえるのは、一緒にテレビを見るときは余り理屈っぽくならず、適当に流しながら笑って見るのがいいということでしょうか。

それでは、本年もどうぞよろしくお願いします。

※1 うちの家は紅白は見てませんでした。その代わり、ダウンタウンの「笑ってはいけない」を見てました。あれは毎年見ていますが面白いですね。