2023年が終わろうとしています。この年末を振り返る記事、定期的に行うようになったのは2013年からのようです。ブログ自体も2006年から、そして Web サイトは1997年からですので、緩急はあるもののよく続いているなと個人的に感心しております。
ということで、いつも通り「仕事」「家庭」そして「自分」(年によって順番は違う)の順にまとめていきます。
仕事: 管理職の領域へ
2022年末、仕事をはじめて以来のピンチに見舞われていました。昨年の記事を書いているときは正直かなりしんどい状態で、どうにかしなければという気持ちで2023年を迎えました。年明けには体重が 64kg から 5kg 減りました。
そんな中、3月に個人的なサバティカル期間を挟み、4月から新しい仕事に就きました。今回は IT インフラの担当ですが、製品開発ではなく、社内の内製システムになります。これは、エンタープライズエンジニアリングは以前から興味があったことと、前職で FinTech にかかわる統制などの話をしていた経験が今度は事業会社側で実践したらどうなるのか、試されるところだなと考えたためです。それも、これまでの3社とは違い知り合いが全くいない環境でのことでした。
もう一つの意外なことは、もともとコードを書く IC (Individual Contributor, いわゆる一般社員)で入社したのですが、9月からいきなり部長になったことです。当初、いきなり部長になるのかは正直悩みました。いろいろ相談した人の中に父がいたのですが、あまりこうしろと言わない父が「それは受けるといいよ」という話になったのが最後のひと押しでした。コードを書かない管理職は初めてで、期せずしてたくさんの新しい挑戦をすることになっています。
家庭: 学童が足りない!
息子が小学3年生になりました。大変なことに、学童に入れないことがわかり、日中の生活に息子がこれまで以上に入ってくることになりました。相方と相談して民間学童に行ってもらうことにしたのですが、電車に乗らなければならないこと、そして公費で入れる学童とは違いコストが高く週1回の通園が限度でした。ただし、提供内容の水準が高いのが幸いでした。
そして、やんちゃ盛りで…いろいろ大変でした。自分が在宅勤務でなかったら、もっと大変なことになっていたかもしれません。都心部では子供がいる家庭の分布に偏りがあるようで、こと僕が住む葛飾区では区内でも小学校が統廃合される話とクラスが増設される話がまっぷたつに分かれていて、どうしたものかと思うところです。
家族で国内外に旅もしました。東武鉄道の特急電車「スペーシアX」はおすすめです。また、息子がスキーに連れて行ってくれと話してくれるようになったのは、個人的に嬉しかったです。
自分: 体調万全
たぶん働きだしてから一番体調が良い年になりました。先ほど体重が減ったと書きましたが、今は戻っています。
これはたぶん、 ogp ではありませんが、ずっとスキーのことを考えているせいです。オフはオフトレとして筋トレやファンクショナルトレーニング、シーズンが始まれば週末はどこかへ行きます。このための働いている、と言っても過言ではありません。そうやって体を動かした結果、良い体調を得られているのだと考えております。
また、相方に「ひとりで旅にでも行ってきたら?」と後押しを受け、シドニーにも行ってきました。同時にカメラも新調しました。非常に良い体験でして、細かいことは別の記事にまとめています。
そして、様々なご縁にも恵まれました。長い付き合いでお世話になっていることもあれば、今までにない新しいお付き合いが始まるご縁、それぞれあります。一方で、気づかずに疎遠になってしまっている人もいるかもしれません。でも、それはたまたま人間関係の緩急があっただけで、生きていればまた会うことはあると思っています。
あと、このブログで僕が発達障害であることを明かしたのは、取り上げないわけにはいきません。発達障害と一口に言っても様々な姿があり、悩みも多様です。その上で、ご自身が発達障害の傾向であると診断されて悩んでいる人がいるかもしれないのでそうした人の力になれればということと、自分自身も今までどうやって向き合ってきたかをまとめる意味で、記事にしました。ちなみに、会社でも所属部署のチームメイトには明かしていまして、特に大人数のパーティ・飲み会では会話が聞き取れないケースが多々あることを伝えています。
なので、僕をご飯に誘ってくださる方は、会話が十分聞き取れる6人までの小規模な会にしていただけるとすごく助かります!
まとめ
今年は後厄でした。それもあり、年の初めに近所の神社でお祓いをしてもらいました。そのせいかはわかりませんが、今考えると、人の力を超えた何か大きなものに守られたのではないか、そう感じることがいくつかありました。
2024年も、丁寧に生きていくつもりです。
2023年、みなさま大変お世話になりました。ありがとうございました。良いお年をお迎えください。