退職するにあたって、有休消化という名目で1ヶ月ほどのちょっと長い休暇をいただくことになりました。社会人になってから、こんなに長い休暇を取るなんて初めてです。
退職
退職日は、会社でボスに見送っていただきました。勤めていた会社は多くの人が在宅勤務だったのにも関わらずです。思い起こせば、入社したのは2020年4月とコロナ禍が始まったばかりの頃で、誰とも会うことができないところからスタートでした。それもあり、見送られる事実そのものが嬉しいものでした。また、ある同僚からは「コロナと共に来てコロナと共に去っていくねw」と言われました。そうかもしれませんね(笑)。書類上の在籍期間はちょうど3年、大変お世話になりました。ありがとうございました。
1ヶ月も何してたの?
月の半分はスキーをしていました。
社会人になってから、雪山、特に白馬に篭ってスキーなんて、本当に贅沢なもんだなと感じずにはいられませんでした。できることなら1ヶ月まるまる雪山に篭ろうかとも思いましたが、家庭の用事もありそこまではしないことにしました。でも十分滑った気がします。昨年からプライベートレッスンで教わっているインストラクターさんにも稽古をつけてもらって、充実の練習時間でした。
あえて残念なことを2つ挙げるとしたら、1つ目は3月中旬からの高温で一気に雪が溶けてしまったこと。2つ目は、スキー検定 1級で1つ目の種目だった不整地小回り(コブ)で最後の1ターンの時に転倒して大減点になり合格を逃したことです。その後の種目は諦めずに合格点を出せていたので、本当に悔しかったです。今年も1回しか挑戦できずにシーズンが終わっていくので、また来年もめげずに体を作り練習してがんばります!
スキー以外は何してたの
3月上旬は、家にあるいらないものを廃棄していました。かなり捨てていてすっきりはしていたのですが、さらに1年以上開いていない本や道具をいろいろ捨てることにしました。おかげで押し入れに余裕ができたくらいです。
続いて、休みではないとできない手続きなどの作業でしょうか。時間に余裕があると、少し待たされても心にも余裕があるせいか、なんとも感じないのは不思議なものです。
そして、本を読む時間をゆっくり作ることができました。息子がインフルエンザにかかって外に出られない日もあったのですが、たまたまスキーに行く日と重ならなかったこともあり、家で過ごす時間としては良い形に収まりました。なお、最近の小学校は出席停止でも授業が Web 会議で配信されてくるので、音楽や図工などの実践をするものを除き授業に置いてかれることがずいぶん減りました。教材や課題、そして連絡も iPad のアプリを通じて配信されるので置いてけぼりにならず、いいことですね。
あとは、満開の桜をゆっくり眺めることができたことでしょうか。在宅勤務で忙しいと外に出る時間がついつい減りがちだったので、外の様子を伺えるのはよいものでした。ただな、花粉、お前だけは別だ!!今年は以前やった皮下注射タイプの減感作療法はなんだったんだってくらいに鼻炎がひどかったです。みなさんはいかがでしたか?
4月からは新しい仕事です
好きなことに取り組み、ゆっくり考える時間を作ることができた、とても有意義な1ヶ月になりました。
3〜4年周期で転職をしています。その度に、アンラーニング(日本語だと学習棄却というらしい)から始まります。要は、以前取り組んできた経験を一旦置いといて、新しい環境に適応・学習していくことになります。また、最近読んだ「転職学」という本によると、ミドル(35歳〜40代)の転職においては「役割の曖昧性」を乗り越えることと、「職場内孤立」を起こさない人間関係の構築の重要さが説かれています。この辺りが書かれていた最後の方は「確かになー」と感じながら読みました。転職について科学的な観点で書かれている本なので、興味のある方は読んでみてください。
加えて、息子が学童保育に落ちたので、在宅勤務をしながら息子の面倒を見る時間が増えるのが気がかりです。在宅勤務だからまだ良い、という考え方もなくはないのですが、保育園になかなか入れないと思ったら次は学童保育の問題とは、なかなか難しいところだなと感じております。息子が家にいる時間帯のことを考慮しながら、仕事を組み立てていかないといけないなと考えているところです。
いろいろなことがありますが、何より、仕事があることは幸せなことだと受け止めて、また1日1日を過ごしていくつもりです。