先週末の2日間は、GALA湯沢のスキースクールで催された『第1回 スキーバッジ特別レッスン』、略してバッジ特レスというスキー合宿へ行ってまいりました。
先々週、先週に行った際には風休で振り替えになってしまったGALAですが、この週末はとてもよい天気で気持ちよくレッスンを受けることができました。
この模様の概要は、スクール公式ブログ『速報!バッジキャンプ:ガーラスキー&スノーボードスクールのブログ』に載ってますのであわせてご覧ください。
バッジテストの科目を通してレッスン
バッジテストがはじめての僕は、2級クラスへ入ってレッスン開始です。
今回の担当指導員は、1級は浅見さん(SAJデモンストレーター)、2級は村田さん(検定員)でした。宿は「ペンション タケコシ」さんです。
さて、スキーへ行かれた方の中には、スクールへ入って練習された方も多いのではないでしょうか。私もよくスキースクールへ通っています。しかし、この特レスは通常のスクールとはちょっと違うところが3つあります。
- バッジテストの全種目を通してレッスンを受けられます
- 指導員・デモンストレーターがビデオを撮って滑りを指導・講評してくれます
- 同じ目的に向かう仲間と一緒に受けられます
こんな感じです。では、順を追って掘り下げてみます。
種目を通してレッスンを受けられる数少ない機会
特レスでは、バッジテスト全種目を通して練習することができます。一般のレッスンですと、ある滑りに絞ってバリエーション(片足を上げて滑る等の練習に特化した滑り)をしたりして技能を高めていく流れになることが多いので、それと比較すればバッジテスト対策の色が濃いことがわかります。
僕はバッジテストを受けたことが無かったものですから、それぞれの種目で「どのように滑り分ければよいのか」がよくわかりました。
「自分の声を聞くくらい恥ずかしい」自分の滑りを観る
この特レス最大の受講メリットがこれ。自分の滑りをビデオに撮り、そしてそれを指導員の方が直接講評・指導してくれることでしょうか。指導は、1日目の昼下がりと、夕食後に行われます。
自分の滑りというのは、言われたとおりに滑っているつもりでも、ビデオに撮るとなんと恥ずかしい状態でしょうか!まるで、小さいころに自分の声をテープにとって聞いたときのあの衝撃と同じものを感じるのです(爆)。
その恥ずかしさをこらえつつ、スロー再生をしながら指導員の方が一人一人に向けて懇切丁寧に改善点を指摘していただけます。僕は「外足でブレーキングしてしまっている」ことと「板に乗り切れていない」ことを指摘されています。確かに、ビデオを見ると”これはひどい”と思える内容でありました。
ビデオを見終わった2日目、滑りがよくなった方が数多くいらっしゃいます。一緒に受講していた方も手ごたえを感じていた方が数多くいらっしゃいました。通常のレッスンでは行われない、極めて効果の高い特別なレッスンになるようです。
同じ目標に向かう仲間がいることのモチベーション
僕は普段スキーはひとりで行きます。20?30代の方はどちらかというとスノーボードをやっている人ばかりですし、そもそも周囲にスキーへ行く人がいないのです。スキーは楽しいのですが、どこと無く物足りなさを感じていました。
そんな中、この合宿は「バッジテストにうかる!」という1つの同じ目的に対して取り組む人たちが集まっています。性別も、年齢も、滑走暦も違う人が同じ釜の飯を食べながら同じ目標に向かうこの一体感は、孤独感を吹き飛ばしより深く練習に取り込む何よりのモチベーションとなりました。
レッスン中こそ全員が緊張感をもって取り組んでいますが、板を外して酒が出てきたらもうみんな一緒です。受講者、指導員、分け隔てなく夜遅くまでスキー談義に花が咲きました。
いつもは焼酎の僕ですが、あの日の八海山はおいしかったなぁ? 🙂
結果はどうなのよ
公式ブログには、2級は 2/9名、1級は 2/8名となっています。今回は、惜しくも(本当かよ)この中には入っておりません。はい。
GALAのスクールは楽しい
いろいろなスクールへ行ってみましたが、GALAのスクールは数あるスクールの中でも「受講者のモチベーションを高める」事に特に心を注がれているのだなと感じます。
レッスン中の滑走毎の講評や指導の丁寧さはもちろんの事、滑走中にも精一杯声をかけてくれたり、変な質問をしても笑うことも無く、そして何よりレベルが上がると必ず評価していただけるという、優しさあふれるスクールです。
今シーズンはじめの1月6日にプルークターンから練習していた自分がわずか半月で2級に挑戦できるレベルになれたのも、GALAのスクールで指導いただいたおかげです。とても感謝しています。
バッジテストにチャレンジするすばらしい機会に
今後、受けてみたいと考えている人がいると思いますので、その方へ向けて。
練習をつんである程度技能もあがった。あとは、バッジテスト対策だ。という方には間違いなく 価格<<<<< 価値 になることでしょう。また、僕のようにバッジにチャレンジしてみよう!という方でも、一気に技量を上げられる機会として 価格 <<< 価値 になるはずです。
ほかにも、受講生つながりという、普段の仕事・生活とは違った新しい人との出会いもあります。これは、このレッスンそのものが持つ価値にさらにプラスアルファしてくれるはずです。
いろいろなセミナーやレッスンを受けてきましたが、諸費用含めてたった3万円でここまでレベルを押し上げてくれるレッスンはなかなか無いと思います。
そして、ここには書ききれないことも一杯あります。それは、受けてみてのお楽しみですね。
副教材としてSKI Graphicを
多分、今回の受講者のほぼ全員が観ていた副教材ともいえるものがあります。それは、SKI Grahpicの2009年1月・2009年2月号の付録DVD。特に、2月号は1級・2級の大回り・小回りの解説を担当指導員であった浅見さんが担当されているという、今回の受講生にはものすごくありがたい教材になっています。受講前と受講後で、自分が見ている視点が変わってきているのがとても不思議でした。
なお、2009年3月号は引き続き小回りと不整地という予告がありますので買うつもりです。最後まで苦手なままだった小回りの腕をなんとしてでも上げねば!
よりスキーが楽しくなる
2級にはうからなかったものの、技能もあがり、そして仲間もできました。
このような機会を設けていただいたGALAの皆様、指導いただいた指導員のお二人、そして一緒に受講した皆様、どうもありがとうございました。そして、お楽しみさまでした!
またGALAで皆様とお目にかかれたらと思います。
※業務連絡
集合写真ですが、必要な方がいらっしゃいましたら、受講生という事がわかる情報(何でもいいです(笑))とメールアドレスを添えてメールフォームからご連絡いただけましたら幸いです。追ってメールでお送りします。
スキー 2009年1月の滑走記録 ‐ 振り替え多すぎだろう
2009年の最初の月が終わりました。僕の中での最近のマイブームはやはりスキー。結構すべりに行きましたので、まとめておきます。
2009年1月の滑走記録
GALA湯沢スキー場 3日
湯沢パークス…