CYCLE MODE 2009 @幕張メッセ へいってきた – 試乗の注意

CYCLE MODE 2009 @幕張メッセ へいってきた – 試乗の注意

金曜日は代休が取れまして、幕張メッセで催されている『CYCLE MODE international 2009』を観に幕張メッセへと足を運んできました。これは、自動車で言う東京モーターショーの自転車版だと思っていただければ良いかと思います。

金曜日だから空いているだろうなんて楽観視していたらあら大変、14:00前の段階で結構人がいるんですね。この状況、今年足を運んだほかの幕張メッセの某IT,エンタテイメント系イベントに比べて圧倒的な活気を感じます。

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■試乗の概要

このイベント、何より重要なのが『試乗』にあります。いつもの足になる電動自転車から、車で言えばポルシェクラスの100万円のロードレーサーまで、10分程度ではあるものの様々な自転車に自由に乗ることができます。

で、試乗のブースはメーカーによってこんな感じに分かれています。

【受付】
入場前に誓約書を書き、リストバンドをつけます。これをして初めて試乗が可能になります。

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試乗受付の方法は大まかに2種類あります。

  • 整理券を配る → ANCHOR (Bridgestone), Bianchi, MERIDA等
    順番が回ってくるのがいつかがだいたいわかりますし、並ぶ時間も無駄にせず効率がいいです。ただ、Bianchiはあっという間に〆切になってしまいましたので早めにいかないとまずいと思われます。
  • とにかく並ぶ → PINALERO, TREK等
    ひたすら順番が来るまで並びます。TREKは車種別に大まかに分かれ、その後寸法が読み上げられたときに自分の希望だった場合は手を挙げる方式になっています。

【試乗時間】

通常、時間が明言されています。ANCHORで10分、Bianchiが20分(だからすぐ満杯に?)、ほかもだいたいそんなものです。周回コースはそれほど長くありませんし10分もあればフィーリングくらいはわかるはずです。

【試乗コース】

幕張メッセのホール内に試乗コースが造られています。金曜日は雨だったせいか、外を走る部分はぬれており、中に入った直後の部分で落車がよく起きていました。週末は更に混むでしょうから接車にも気をつけてください。
なお、途中の直線には「すいすい」レーン(進行方向左)と「のんびり」レーンが分かれています。すいすいレーンはスパートをかける人がいるので気をつけてください。のんびりレーンは、クロスバイクの時と、チェーンが外れてしまった某社の自転車をこいでいた時 :-p に使わせていただきました。

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■試乗の前に

準備がいい人には、いやいや当然でしょうという内容ですが、一応書いておきます。

【持ち物】
雨だったせいもあり、傘がかなり厄介でした。これは、預かってもらえます。

  • ヘルメット (なんと忘れたwww)
  • グローブ
  • 裾バンド または ウェアで向かう
  • コートでなくてジャンパーでいく (コートで行ってしまって面倒だった)
  • バッグは背負えるものにする チラシを入れやすいものなら尚可

【覚えておくこと】
ここはまあ一応ね。

  • 今乗っている自転車のトップチューブ長
    これがわかっていると、複数のサイズを用意している自転車のメーカーでチョイスしやすくなります。調べる時は、自転車のパンフレットと乗っているサイズを示す番号を照合するとわかりやすいです。最悪、身長くらいは覚えておきましょう。僕は、540mmです(結構中途半端な値なんですよ)。
  • シフターの使い方
    実は、僕はシマノのレバーはいけますが、カンパニョーロはあまり良く知りません。

■試乗した自転車たち

こんな自転車に試乗してきました。多種多様、数万円から100万円まで。

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ANCHOR RHM9 RSです。ANCHORユーザの僕ですが、せっかくなら上位モデルの自転車に乗りたいと思い、1台目にチョイスしてみました。RNC7と決定的な違いは、もうどんどん速度が出て仕方ないということでしょうか。RNC7は25Km/h前後でちょっともたつく感じがあるんですよね。ただ、乗り心地はというと路面の情報をあまり拾ってこなかったので、不思議な感じでした。一応、70万円近いお値段になります。

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続いて、Bianchi C2C Infinito (Shimano 105版)です。こちらはRNC7と同じ価格帯(20万円台)の自転車ということもあり、フレームの違いを楽しんできました。力を込めた時は、クロモリに比べて進みが良かったと思います。ただ、カーボンってメーカーによって全然乗り心地が違うので、一口にカーボンと言っても難しい、ということがよくわかりました。

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これは100万円の自転車、TREK Madone 6.9 Pro です。RHM9と同じDura-Aceがくっついているのに、30万円も差がある、この差は僕の理解を超越しております。ただ、ハンドルの幅がとても広かったこと、そしてフリーの音がかなりにぎやかだったのが印象的でした。

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気分を切り替えまして、クロスバイクのMERIDA CROSSWAY TFS 400Dです。リア9速ですが、定価が8万円を切るお値打ちな自転車です。サドルも大きく、なかなか乗りやすかったです。ママチャリからステップアップにいかがでしょうか。

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これはBSの電動自転車です。速度は全く出ませんが、出だしの踏み足が驚異的な楽さを醸し出しています。たしかに、これだけアシスト力が強ければお年寄りや大荷物を運ぶ時に楽ですね。ほかにもいろいろな仕様の電動自転車が展示されていましたので、用途に応じて試乗されてみてはいかがでしょうか。

■印象的なブース

サドルのSelle Italiaのブースは、なんと様々なラインナップを『試座』できます。自動車もシート一つでずいぶんかわりますが、やはり自転車も同様でサドル一つでずいぶんと違います。やばいです欲しくなってきました。

ほかにも、Oakley, Shimano, Pearl Izumiのブースもなかなかいい感じでした。何がいいかは、ぜひいかれる方、足を運んでみてください。会場は少なくても最盛期の東京モーターショーよりは狭いですから。

普段、触れたり感じたりできない自転車を体験されてみてはいかがでしょうか。

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