もうPCは台湾のメーカーでいいでしょう
実家のデスクトップPCが弟に占領されてしまい母が作業できないと困っていたため、母用に新しくノートPCを購入しました。それが、これ。
台湾メーカー、AcerのAspire 5740です。コンピュータに慣れ親しんでいる方なら、自作PCやネットブックでおなじみのメーカーですが、それ以外の普通の人にとってはまだまだマイナーなメーカーではあります。しかし、僕はこれで十分だと思ってビックカメラで選んだのであります。
■日本メーカーと何が違うのか
値段。以上。
と書いたら元も子もないのですが、でも実際そうですよね。Core i3にOfficeつきで8万円程度なのですが、同じような日本のメーカーのPCを見ると12万円程度です。背景として、広告宣伝費やコンタクトセンターの人件費等、コンピュータを取り巻くその他の部分にお金がかかっているように思います。この4万円の差でよりハイグレードな周辺機器を買うこともできます。
でも、PCの中身はほとんど、いや、ひょっとしたら一緒かもしれません。AcerやASUSは、中身のマザーボードやOEM製造のメーカーとしてその地位を高めてきたのですから。安かろう、悪かろう、なんてのはお門違いもいいところなのであります。
■どういった条件で選択するといいか
ただ、誰にだって選択してもらえるものではないのは確か。僕が思うにこういう感じでしょうか。
- 持ち運びはあまりせずに家庭内で使うデスクトップの代替として使う
- ハイエンドなアプリケーション(重たいゲームのプレー等)は使わない
- テレビチューナーや日本ならではの多機能さはあまり求めない
- 自力で面倒を見られるかお願いできる人が身近にいる
面倒を見る部分をのぞけば、多くの人が該当するのではないのでしょうか。もちろん、それはこの製品ばかりではなく、どの製品にも想定された利用用途がありますから、それを読み取ることは大切だと思います。倍以上の値段がするPanasonic の Let’s note は軽さや電池持ちで他を凌駕しているわけですし、同じく倍以上するMacは「持つことの歓び」を与えてくれる際立った存在です。ちなみに僕はMacBook Proです。
■用途重要!
弟に聞いたところによると、某芸能人が「一番高い物をくれ!は言ってはいけない。」と話していたそうですが、僕も同感です。高い物が、最高の物でないことを示す、良い例であります。