4月から、ビジネススクールへいくために受験勉強を始めました。いわゆる、MBAを取りにいくためです。

■動機

もともとは、自分の可能性を広げる手法を模索していたことがきっかけでした。

準備は今年に入ってから始めました。まずはじめに、過去多くの人が取り組んだ「手法」をいくつかテーブルに並べ、その上で実際に経営に携わっている人をはじめとしたビジネスの前線で活躍する様々な方からアドバイスをいただきつつ、結論をまとめました。お時間ある方は添付のパワポをご覧いただけたら幸いです。

端的に申し上げますと、様々な選択肢の中で最も自分の可能性を広げやすいのがMBAのラベルを取得することだ、と言う結論に至ったということです。

■国内の大学院へ

MBAと言いますと、国外の大学院で英語を用いた授業を受ける、と考えていらっしゃる方もいると思います。僕は、今回は国内の大学院を目指すことにしました。というのも、資金面を考えると仕事を続けながら勉学に励む必要があること、今から英語の勉強を始めると時間がかかること、そして母国語である日本語で議論に参加できる環境があることに注目しました。

勤労学生としてMBAをとる場合、多くは2年間をかけて勉学に励みます。僕はアラサー入り立て、30代の舞台を広げるためにやるなら今です。

■高卒と言う厳しい環境

しかし、大きな問題がありました。僕は「高卒」であることです。

ビジネススクールは専門職「大学院」でありまして、通常は大学を卒業しませんと通うことができない学校です。僕も、最初は大学から行き直そうかと思っていましたが、情報を集めるにつれて様々なパス…それも大学を卒業していなくても入学できる可能性のある方法があることを知りました。

高卒で試験に挑戦する場合、当然のことながら大卒の方と同じパスにはなりません。受験資格審査(パワポでは「予備試験」と書いている事項)というそもそも受験に挑戦できるのかを判定される試験が待っています。大学院ごとに手法こそ違うものの、その多くは大卒並みの経営の知識やそれに相当する経験を持ち合わせているかと言う部分を評価されるということです。

■目下受験勉強中

現在、目下受験勉強中です。

実際の試験、事前提出のエッセイや研究計画書、そして受験資格審査に向けて、経営に関する学術的な基礎知識、そして論文記述のための勉強を中心に取り組んでいます。普段聞き慣れない言葉や小論文記述という普段の仕事で触れてこなかった部分でしんどい思いをしていますが、そういいつつも楽しんでいます。

というのも、9年間仕事をしている中、会社にそれなりにインパクトがあるお金の使い方や企画に取り組んでいたおかげで、「このフレームワークを使えばもっと手際よく考えが整理できる!」「この部分を考えるともっと理論に厚みが増した」など、過去の経験と照らし合わせながら学ぶことができているためです。入った後も勤労学生ですから更にしんどくなることは必至ではありつつも、もっと新しいことに挑戦できる期待がそれ以上に強く、本当に勉強が楽しくて仕方ありません。

※なお、大学院によって GMAT or/and TOEFL が必要ですのでご注意を。

■試験は秋

試験は秋に集中しています。企業派遣や大卒の方の間をかいくぐって入学せねばなりません。

今後は、その時に取り組んでいる内容や、MBAを目指すことを決めた背景について書いていこうと思います。