共働きでも働きやすい環境とは 2017年現在版

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組織内で個々人の事情について相互の理解があってこそ、仕事も家庭もバランスが取れるよね、というお話。

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仕事中、突如の電話の着信。iPhoneがバイブレーションしながら表示する発信元は「保育園」。

僕の家は相方と共働きです。保育園にお子さんを通わせている方は経験があるかと思いますが、おチビが体調を崩すと保育園からお迎えを要求する連絡が来ます。どっちが迎えに行くのか、揉める家庭もあると聞きます。そんな中、僕の家では原則、僕がお迎えに行きます。

そんな時、チームの島で繰り広げられる会話。

僕: 「すいません、おチビが熱出して迎えに行かないといけなくなったので、一旦帰ります。」

ボス: 「あらー、たーいへん!」

(この間、引き継がなければならない事項、連絡する必要がある事柄を共有。)

別の同僚: 「大変っすねー、気をつけてー」

ボス: 「おつかれさまー」

僕: 「失礼しますー」

で、安心してお迎えに行くことができます。

家庭持ちでも安心して働ける環境は互いの理解が基礎にある

僕の勤務先は、共働きの人でも働きやすい環境であると感じています。僕が考えるに、以下のことがあるからではないでしょうか。

  1. 他の同僚も家庭持ちで状況を理解してもらいやすい
  2. 他の同僚が帰るときもお互いに協力する
  3. 仕事が無理に詰まっていないので別の日に挽回しやすい

1は、とても大きいと感じます。他の同僚が僕と同じように呼び出される時、大変だよなって思いを馳せます。恐らく、逆もそうなのでしょう。そして、僕の同僚は育児・家事にきちんと参加している人が多いこともありそうです。昼飯を食べていますと、昨夜の夕飯は何を作ったとか、おむつの銘柄は何々がとか、そういう話で盛り上がります。

2は、協力できるところは協力する、それだけのことだと考えています。これは家庭の問題だけではなく、例えば誰かが病欠したときにも言えることではないでしょうか。

3は、ボスのマネジメントに拠るところが大きいです。そもそも、トラブルなく普通に勤務していれば、足が出ないスケジュールで開発が進んでいます。そのため、ある日に早く帰って穴が空いたとしても、別のある日にちょっと長めに働いて挽回することができます。それでもだめな場合は、相談に乗ってもらうこともできます。この状況を作ってもらっていることには感謝しています。

制度は理解の基礎があって活かせる

勤務先には、家庭の都合でやむを得ない状況に遭遇したときに備え、「子の看護休暇(有給休暇扱い:年5営業日)」「介護休暇(有給休暇扱い:年5営業日)」をもらうことができます。また、ベビーシッター利用時に補助が出たりします。他にもいろいろあります。

こういう制度は、勤務先の皆さんは積極的に使っているようです。

「制度があっても使えないとしょうがないのでは」という声を聞きます。実態を調べたことはありませんが、一部の組織だと制度はあっても使いやすい環境にないという話も耳に入ります。

ぼくは思うのですが、先の「家庭持ちでも安心して働ける環境は互いの理解が基礎にある」で述べた環境、すなわちお互いの状況を理解し合いながら仕事をする基礎が整っているからこそ、家庭の万一のときをサポートしてもらえる制度が活きるのではないでしょうか。

子持ち以外でもいろんなことがあるからこそ

今回は、共働きの子持ちの家庭における働きやすい環境について、僕なりの意見を述べてみました。

ただ、こういうのは他にもあって、例えば親の介護であるとか、自分自身がかかっている重い病気と付き合っていくこととなどがありそうです。

独身の時は気にしなかったのですが、プライベートを何も気にせずに100%仕事のことだけ考えられる状況や期間というのは当たり前に存在するほうが珍しいのではと考えています。人として生きて行くに当たり、仕事の前にまずは自分があり、そして家庭があります。そんなことをバランスを取りながら、同時にそれぞれ与えられた時間をはじめとした資源の中でしっかりやっていけば、最後には自分を助けることになるのではと考えています。

それにあたっては、ライフステージに合わせたよりよい環境で働くことを積極的に選択する、そして自分自身もその環境づくりに協力することが大切だなと考えている今日このごろでした。

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