夏です、カンファレンスの季節です、そしてbuilderscon Tokyo 2017が催されましたので、個人スポンサー枠でやってまいりました!
すいません、相変わらず懇親会で酔っ払ってますね、本当に申し訳ございません。
印象深い発表
一番印象深かったのは、「大人のビルコン」として催された前夜祭の4つの発表です。ITインフラエンジニア経験者なら確実に胃が痛くなる発表ばかりでした。一方で、その知見を今にどう活かしているのか、今こうしてこの場に立っているモティベーションは何なのか、聞くことができたのが良かったです。残念ながら、話の内容は口外禁止なのでお伝えすることができません。
ベストトーク賞を獲得された、@soudai1025さんの「RDBアンチパターン リファクタリング」は、聴衆の需要、そうですね、ちょっと避けてきたことをうまく突いてきた、関心を持ちやすく攻略しづらい問題をしっかりお話しされていたものとして、非常に参考になりました。懇親会で、DB側ばかりでなくプログラム側でも適切なドメインモデルの設計ができていれば、リファクタリング時の影響範囲がさらに小さくできるのでは?という話をしたところ、この辺りはアンサーブログを書いてくれるかもしれないってことなので期待しています!!!
2018/01/04追記 – 回答いただけました: DBリファクタリングの勘所と所感 – そーだいなるらくがき帳
また、「The Evolution of PHP at Slack HQ」も大変関心があるテーマでした。PHP5をHack+HHVMに切り替えるストーリーなのですが、質疑応答コーナーで僕が「他の言語は検討しなかったか?別の言語も使ってるみたいだし。PHPを使い続けるのはなんで?」と聞いたところ、すっごく深いため息をつかれつつも、「ファウンダーが使っていること」「完全切り替えは現実的でない」そして「HHVMをやっていた元Facebookの人がいる」という理由があったと伺いました。僕もPHPを主たる言語として開発している企業にいるのですが、なるほど組織が大きくなるといろいろしがらみがあるのだなと深く考えるセッションとなりました。
他のセッションも、興味深く拝聴いたしました。
しゃもじはよいコミュニケーションツールになった
個人スポンサーの人に配られたノベルティとして、一筆認められた広島 宮島名物のしゃもじが頒布されました。この「一筆」はなんと1点ずつ書かれているそうで、一点物!とのことです。僕は「要出典」でした。
このしゃもじ、良いコミュニケーションツールになっていまして、いろんな人の単語を組み合わせて写真を撮ったり言葉遊びをするのがちょっと流行っておりました。
良いノベルティだったと思います!単語の案を出された皆様、大変ありがとうございました。
何か物足りない…?
しかし、なんか物足りない自分がいるのです。
最終日の帰り、それを考えていて、気づきました。今年は話していない!と。YAPC::Asia Tokyo時代にいろいろ話してその感動を味わったり、自分の知名度を上げたり、そして自分自身の活動を総括する素晴らしい機会として発表をしていたのでした。それをやっていなければ、それは物足りないわけです。
来年は、しゃべりにく。そのつもりでやっていきます。
明日への希望高まる #builderscon pic.twitter.com/hXEop6ji12
— Shinya Tsunematsu (@tnmt) 3 August 2017
お会いした皆様、講演者の皆様、そしてスタッフの皆様、どうもありがとうございました!