10月4日に催された、mercari tech conf 2018にて、「どうして僕らは決済処理をマイクロサービス化しようとしているのか」と題して講演してきました。

当日は、満員札止めとのことで、たくさんの方にお越しいただき誠にありがとうございました。また、入場できなかった方、申し訳ありませんでした。

概要

(2018/11/05追記) ビデオもアップされています。あわせてどうぞ。

勤務先ではシステムのMicroservices化を進めています。その中で、私も担当している決済部分について、特徴がある部分について3つ話題に分けてお話しました。

  • なぜMicroservices化なのか リファクタリングを選択しなかったのはなぜか
  • 分散トランザクションの発生とその対応
  • システム移行の方針

クラスメソッドさんの技術ブログでも詳しく取り上げていただいています。ぜひご覧ください。

【Mercari Tech Conf 2018 レポート】メルペイの進める決済処理のマイクロサービス化についてのセッション『どうして僕らは決済処理をマイクロサービス化しようとしているのか』#mtc18|クラスメソッドブログ

感想

一般公募型のカンファレンスで発表することは何回かあったのですが、自分の勤務先主催のカンファレンスで発表するのは初めてでした。社内にCfPが出て、プロポーザルを出すまではあっという間でした。ただ、勤務先の同僚たちはカンファレンスで発表をしたことがある人はたくさんいますし、通るのかなと心配しましたが、運良く話す機会に恵まれました。

最後に大きな場で発表したのが、YAPC::Asia Tokyo 2015でした。だいぶ間が空いてしまいましたし、会社が作ってくれた舞台ということもあり、資料のレビューや準備を始め同僚にいろいろい助けていただいた感のある発表となりました。関係したすべての同僚に感謝します。ありがとうございました。

セッション中にも触れましたが、まだ完成ししていないシステムです。完成したら、それはそれでいろいろ知見が溜まってくると思います。またどこかでまとめて発表できる機会が持てればと考えています。

カンファレンスでの発表活動を徐々に復活させたい

僕は、発表することには次の3つの意義があると考えています。

  1. 現在同僚ではない同じ関心をもつ人に向けて発信する
  2. 同僚に向けて発信する
  3. 自分の血肉にし還元する

1は、多くの方も考慮されていると思います。今回は会社を背負って、というと気負い過ぎなのかもしれませんが、自分の所属している組織の存在感を高めたり、自分の持つ知識・知見を広めることで自分を知ってもらうことにつながります。

2は、これは僕自身が考慮していることです。会社に中にいても、顔は知られていても実際に何をやっているか知られていないことは珍しくありません。そこで、カンファレンスで発表することで、同僚にも「こういうものです」と知ってもらう機会を作っています。

3は、発表そのものが自分自身の知識・知見をまとめる良い機会となり、成果物として血肉にする事ができると考えています。そして、このことがコミュニティに少しでも還元できていれば、幸いです。

そろそろ、以前のように公私で改めてコミュニティ活動を再開して、発信を通じていろいろ挑戦をしていこうと考えています。どうぞよろしくおねがいします。

参考リンク