また1年が過ぎようとしています。例年通り、今年の締めの記事を書こうと思います。
今年の息子のクリスマスプレゼントは、楽譜でした。早速、紅蓮華の練習をしていて、メロディを早速階名唱法していました。子供の覚える速さにはいつも驚かされます。
では、家庭、自分、そして仕事の順で行きます。
家庭: チームで難局を乗り越える
今、この大晦日に家族全員と相方のお母さんが予定通り何事もなく顔を合わせられていることに、大変安堵しています。当たり前の生活というのは、いきなりなくなることがあり得ることを思い知らされました。
今年の6月は、家族が倒れてその対応に走り回る日々でした。振り返れば、よくも回しきったなと思いましたし、こうして全員集まっているのが不思議にさえ感じます。特に不摂生をするような家族ではないのですが、それでも起こることは起こるし、その時にいかに粛々と対応できるかが試されていました。これは、動ける状況にある家族や、会社の上司・同僚の協力無くして乗り越えることはできませんでした。改めて感謝の気持ちが出ます。
その後も、問題が落ち着くまでは息子を含めてやはり家族一丸になってこの難局を支え、乗り越えていくことになります。息子は、小学校1年生ではありますが、状況を理解して行動できたところは素晴らしいなと感じています。
まだまだいろいろな困難が待ち受けていますが、引き続き家族というチームとして乗り越えていく所存です。
自分: 40歳にしてまた挑戦
年末、といっても数日前のことですが、白馬八方尾根スキー場でスキー検定 SAJ 1級に挑戦してきました。不合格ではありましたが、挑戦することができるレベルにまで自分の体を持っていけるようになったのは、大きな進歩だなと感じています。今年はオフシーズンの頃から、スキーのための体づくりとして、パーソナルトレーナーさんとともに筋トレばかりでなく、運動に必要なファンクショナルトレーニングをふんだんに取り入れて、スキーをする上で必要な「体の動き」を叩き込む、それは自然と動けるまでに練習を続けました。練習風景は、側から見たらサッカー選手のトレーニングのようだった気がします。おそらく、40歳にして20代の自分よりも体調が良いのではないでしょうか。八方のインストラクターさんからは、あとはスキーで必要な感覚、特に速度を出した時に次に何をするか「予測」ができるような感覚を身につける必要があるね、と指摘される状況にまでに至っています。引き続き、けが・事故に気をつけながら、トレーニングを続けたいと思います。
ピアノも進捗が出ています。別エントリに書いていますが、秋に息子と一緒に連弾をしてきました(「初・ピアノの発表会で息子と連弾をしてきたよ #ピティナ」をどうぞ)。子供の頃にピアノを習っていて大人の時に再開したのではなく、息子から遅れて半年で人生で初めてピアノを習い、そして息子と一緒に登壇することになりました。先にも書きましたが、息子の習熟の速さにはもう太刀打ちはできません。それでも、やれることはたくさんありますし、挑戦の機会が与えられたことは、普段指導してくださる先生に感謝しております。
仕事: より影響力を発揮する任務に就く
昨年にも書いた、現職(AWS Japan)に転職する際に決めた3つのテーマ「影響力を発揮する」「同じことは繰り返さない」そして「今までの知見が活かせる場があれば活かす」に沿って、引き続き Solutions Architect (SA)として活動を続けています。今年もスタートアップでEarly Stage(できたて〜Seed〜Series Aくらい)のお客様を主に担当しつつ、FinTech スタートアップの支援にも力を注ぎはじめることができました。会社でイベントを企画することはもちろん(例:「Handii、Kyash、スマートバンクがAWS活用によるPCI DSS準拠時のメリットや決済体験を紹介 – payment navi」)、FISCの「金融機関におけるAPI接続チェックリストに関する連絡会」の委員になったりして、よりFinTech スタートアップが活躍していただきやすい場所づくりに取り組みはじめています。
そして、2022年はFinTech Startup専任のSAを担当させていただくことになりました。これまでの取り組みをより強化するばかりでなく、時間の関係上できなかったことにも挑戦していくつもりです。ぜひ、FinTech Startup企業で活躍される皆様、特に技術者の方のご支援を賜れれば幸いです。
また、以下の講演もさせていただきました。AWSを活用されるすべてのスタートアップ企業様の支えになれば幸いです。
まとめ
本当に色々ありましたが、こうやって例年通り年末の締めの記事を書けていることは、結果として全てうまく行っていると僕は考えています。もし、そうでなかったら、記事を書いている状況にはならなかったはずです。世間でも色々まだまだ大変な状況は続いていますが、少しずつ明るい話も出てきていますし、できることならそういった明るい話を積極的に取り入れて自分の生活にも活かせていければと考えています。
40歳にして、まだまだ新しい挑戦を続けられる環境とそれを支えてくださる全ての人に感謝しつつ、今年を締めたいと思います。
皆様、今年も一年、大変お世話になりました。良いお年をお迎えください。