換気口のフィルターを花粉除去対応品に変えてみる

換気口のフィルターを花粉除去対応品に変えてみる

最近のマンションは、24時間換気システムが導入されていることがほとんどです。我が家も低コストな第三種換気システムが導入されており、各部屋に吸気のための換気口が備え付けられています。

さて、この換気口にフィルターがついています。我が家では、浴室の24時間換気システム(ミスティ)がフィルター掃除を求めるインジケーターが点灯した際、浴室の換気扇と各部屋の換気口のフィルターを掃除しています。その換気口に最初からついているフィルターは、見たところ、大きめのホコリを取り除く効果はありそうですが、早春に飛び交う花粉や PM 2.5 などの大気汚染物質を除去する性能は期待できなさそうです。

数年、今のマンションに住んでいますが、この季節になると家にいても家族全員が花粉症の症状を訴えています。特に、最近は在宅勤務が続いていて自宅にいることがほとんどで、目元のかゆみが気になる毎日です。これはひょっとしたら換気口から花粉を吸っているのでは?と思い、換気口用の高性能フィルターがあるかどうか探したら…ありました!静電フィルター。

我が家ではUNIX製の換気口がついているのですが、同じメーカーの純正品としてラインナップされています。また、製品寿命は6ヶ月が目安とのことです。どのフィルターがつくかは、お住まいの家についている換気口のメーカーと型式をお調べいただくか、ハウスメーカーにお尋ねいただいた上で購入されてください。

それでは装着してみましょう。

まず、今までついていたフィルターを取り外します。写真のフィルターはストックにあった新品に付け直したばかりなのできれいなのですが、これは数ヶ月使うと黒くなり、マジックリンで都度洗っていました。

外しますと、まあ中も汚いので雑巾で掃除します。ここ、夏になると黒い粉ばかりでなく虫も引っかかっていてなかなかしびれます。

いよいよ、静電フィルターを取り付けます。もともとあるフィルターよりも、見た目も信頼性が高そうです。実際、ダクトの縁もきちんと目張りがされていて、装着した後はきちんと空気を濾すぞ!という構造の違いを見て取れます。

最後に、換気口回りが黒くなっているので、掃除をして元に戻します。この黒さ、マジックリンではきれいにならなくて、どうやったらきれいになるのか、もし知っている人がいたら教えてください。

先の写真はリビングの換気口です。残り3部屋にも小さい換気口があるので、あわせて交換しました。

シックハウス症候群やCO2のことを考えれば換気はしないといけないものの、この季節はやはり花粉は気になりますよね。中には部屋で空気清浄機を回している人もいると思うのですが、換気口のフィルターが花粉を除去していないとしたら、空気清浄機でどんなに空気をきれいにしても新たな花粉が入り込み続けていることになります。これでは残念な感じです。

このフィルター、そこそこお値段はするのですが、花粉や PM 2.5 などが気になる方は、導入を検討されてみてはいかがでしょうか。僕もしばらく使ってみて、どうなるか経過を観察してみようと思います。

ちなみに、公式サイトのほうが単価が安いケースもあります。

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