僕はベンチャー企業に勤めているとはいえ、サラリーマンです。
サラリーマンの皆さんには、必ず上司がいると思うのですが、私の場合はこんな事を考えてお仕事しています。

  • 尊敬する心を忘れないこと。
  • 自分の上司だと思わないこと。

僕の上司は、日本でインターネットがまだまだ一般的ではなかった頃、インターネットを「ビジネス」として多くの人々に広めて行った先駆者の一人です。
こうして僕が、インターネットを通じて食べていけるのも、上司が活躍してきた結果のひとつかもしれないと思うと、尊敬の念を抱かずにはいられません。また、そういう方と仕事ができると言うのも、その経験と知識を学ぶことができる千載一遇(せんざいいちぐう)のチャンスでもあるわけです。

しかし、上司とは言っても、人です。
上司がいると、「何かあったら何とかしてくれる」とか「よりよく取り計らってくれる」と、期待する方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、僕の今までの経験では、残念な事に「本当に大変なときにフォローしてもらえなかった」ことがあったり、「何に対してコミットメント、すなわち役目を果たすべきかわからない。」事がありました。いえ、現在もそうかもしれません。
先に「自分の上司と思わないこと」と書きましたが、あくまでも「自分の身を助けるのは自分」「自分を管理するのは自分」だと言う考えが元となっています。

この2つ、相反する部分があります。
でも、これらは人として人と関わるときに忘れてはならない「尊敬」と「責任」につながっていくものだ、と考えています。

しかし、実際は「逆」の場合や両方「ある」「ない」と感じる人もいると思います。
自分も上司も人ですし、状況も違いますから、これは十分ありえることです。いや、違って当然なのでしょう。
あくまでも、上記のことは「僕」のパターンであって、人それぞれ環境に応じて、よりよくつとめていきたいですね。