8日のことですが、広島に出張がてら東海道新幹線の新しい車両『N700系』に乗ってきました。


ぐにょーん
[ 1/200sec / F5.6 / 22mm / ISO 400 / EF-S 10-22mm F3.5-4.5 USM ]

以前、各ブログで様々なレポートがありましたので、ある程度内容については予想がつきました(※1)。しかし、百聞は一見に如かず、改めて感じた点をいくつか。
ちなみに、普通車に乗車。

  • イスのクッション、特にサポート感が改善されている。
  • 横揺れがさらに軽減された(さすがセミアクティブサスペンション)。
  • デッキが静かでいい感じ(全周幌の効果らしい)。
  • コンセントがあるのはやっぱりありがたい。

僕的には、速くなったことより、より環境が改善されたことの方が評価の方を高くしたいと思います。


コンセント 携帯・ノートPCの充電に
[ 1/12sec / F3.5 / 4.8mm / ISO 1200 /
NTT DoCoMo F902iS ]

窓の席に何とエアコンの吹出口が
[ 1/30sec / F3.5 / 4.8mm / ISO 400 /
NTT DoCoMo F902iS ]

ひとつ、レポートとかで読んだことが無かった新しいものとして、窓際にあるエアコン吹出口です。窓の両角に引っ付いています。
この日は南側のA列に座ったせいか、朝の直射日光がさんさんと当たるのです。これが普通は暑さを醸し出すのですが、冷気の吹出口があるおかげで幾分マシになります。ちょっとしたところなのですけど、意外に大きいかもしれません。
ちなみに、閉じることもできます。

タバコについて。
今までの車両にあった喫煙車は、濃霧にも負けないタバコの煙が立ち込める空間。非喫煙者の僕にとってはまさに拷問の空間(※2)であり、5分いただけで「服に匂いがつく」ということで喫煙者にさえ敬遠されています。
今回、N700系からは全車禁煙とはなりましたが、喫煙ルームがあることでこの状況はずいぶん改善されるのではないでしょうか。何本も吸う人はがっくりかもしれないのですけど、1?2本だけのために空気の悪い喫煙車に座ることは、もう無くなるわけです。あと、喫煙者と非喫煙者が同席しやすくなったこともポイントです。

結論としては、のぞみに乗るのに朝早く(東京・品川駅6:00発)か夜遅く(新大阪21:00台発)に動けるなら、積極的に選択すべしって感じでしょうか。
そのうち、編成数も増えるでしょうから、乗車できるチャンスも増えるのではないかと思います。

※1
実は、試乗でエクスプレス予約会員枠というのがありました。

※2
喫煙者の人と共に行動すると、行かざるを得なくなる状況になることがあります。

“N700系に乗ってみた” に1件のフィードバックがあります
  1. N700系で全車禁煙車の方がタバコのにおいがする…

    年末に新幹線に乗って帰省しました。
    折角なのでとグリーン車で帰りましたよ。
    全車禁煙車だからとN700系を選択しました。ぎりぎりでな?… (more…)

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