『ねんきん特別便』は皆様届きましたでしょうか?僕も今月はじめに無事届きました。
さて、内容を見てみたところ…、ちょっと微妙な項目がありました。会社の総務の方によると、いっぺん社会保険事務所へ行ったほうがいいとのことでしたので、始業前に池袋の社会保険事務所へ行ってきました。
世間では年金の問い合わせで窓口に人が殺到…、だなんてニュースがいつも流れていたので覚悟していきました。
が。
なんと、待ち時間「なし」。ウォーターサーバで水を飲む間もなく、窓口に通されました。お盆のせいで空いていたのでしょう。とても丁寧に対応していただけました。
さて、結論はこうなりました。
- 問題なく年金は支給される
- 1社目の某大企業に勤めていた時代は『厚生年金基金』に加入しているのでこの分は普通より多くもらえる予定
- そもそも20?30代の人は年金番号は基本的に1つなのでデータが迷子になりづらい
無事支給されることが確認できたのに踏まえ、厚生年金基金の存在を初めて知ることになりました。株式をはじめとした投資の勉強はいろいろしたのですが、こんなところにもお金の運用の話があるとは盲点でした。
さて、厚生年金基金について、[第1回 年金の仕組みを知ろう! : 富士通]や[Q&A -企業年金連合会-]のページによりますと…
- 厚生年金(企業の正社員になっていると普通入っている年金)にさらに上乗せされる
- 1ヶ月でも加入していれば受給権利が得られる
- 通常の厚生年金より早い60歳から支給される
- 支払い分は損金計上可能
- 受給できる条件が整ったときに申請し忘れないように気をつける
とのことです。今一度基金に入っていた時期の給与明細を見てみると、確かに基金に対して支出している事実が残っていました。会社の総務の人に後で聞いたところ「財務基盤がそれなりにしっかりした会社でないと社員に基金を提供できないよ」とのことで、実は結構大切な福利厚生だったのです。
年金、年金、と騒がれている今日この頃ですが、意外に年金のルールそのものを知らないことがよくわかりました。
ねんきん特別便に目を通しながら、仮にデータに問題がなくても、自分がどんな年金の加入状況なのか調べてみてもいいかもしれませんね。
そして、気になることがあったら、空いている「お盆」の間に社会保険事務所へ問い合わせてみるといいかも!
年金特別便が届きました。 年金トラブルが次々と発覚されるなか、厚生年金の支給基準となる“標準報酬月額”の登録がしっかりされているのか元々疑問をもっていました。
が、さらに新たな疑問が発生。
この計算方式です。 55歳で定年扱いで退職し、第2の人生を全く違う職種で働き、国民年金を納めていましたが、ある講習会での話から、給与総額は1/10となりましたが少しでも年金額を増額しようと考え厚生年金扱いの会社に57歳から再就職しました。
しかし、“標準報酬月額”の算出規定(加入月数割り)によれば年金月額が減ってしまう可能性が大きいようです。
こんな矛盾した計算規定は変です。今は国民年金に戻すことを考えたいと思っていますが、年金原資が足りないと言われているなか、こんな矛盾した制度は変えて欲しいです。
この算式は国民に周知されているとは思えません。社会保険庁はこのしくみをまずは周知して、国民の意見を聞いてもらいたいです。