10日の金曜日に、『東京ゲームショウ(TGS) 2008』へ行ってきました。
木・金曜日はビジネスデーといって、ゲーム・エンターテイメント業界などで招待券を持っている人のみが入ることができる日になっています。だから、週末の一般公開と違って空いているのです!すばらしい。そして、今回は遊びでなくて仕事でいけるというのが、もっとすばらしい。うーん、ゲーム開発会社万歳(ここだけかよ!)。

まあ、仕事ということもあって、写真は撮らずただひたすらブース・試遊台で遊んでいるのでありました。ビジネスデーだから試遊台も5分と並ばず、そしてのんびり遊べます。もちろん仕事でやってますよ!!(笑)
僕のオススメは2つ。

Sonic World Adventure (SEGA)
皆様ご存知、ソニックの新しい作品です。PS3・XBOX360・Wii 3機種同時発売という気合の入れよう。
なんといっても、爽快感がすごい!特に、PS3版の爽快感はどの機種よりも上っす。久々、画面に食らいつきながら首や目までぐりぐり動かしてゲームしておりました(笑)。しかし、へたくそなため…コンパニオンさんから「ああ、そこ□ボタン!」とかやんや言われながらプレーしており、まわりの笑いを誘う試遊であったのでした(爆)。
12月18日発売予定です。はじめてPS3がほしいと感じさせたゲームであります。

METAL GEAR ONLINE (コナミ)
METAL GEAR SOLIDの世界がそのままネットワーク対戦ゲームになりました。
グループを組んでドンパチしてみませう。

あと、僕の実家がある福岡から『福岡ゲーム産業振興機構』が出展されていました(参考記事『「ゲーム都市・福岡」を発信 東京ゲームショウに出展 – NIKKEI NET』)。ちょっと話を聞いていたのですが、福岡でのゲーム開発はまだまだスタンドアローンのゲームが主で、ネットワークゲームは少ないらしいです。僕はサーバサイド側のプログラマなので、まだまだ出番がなさそうであります。
ただ、福岡はエンターテイメントの発信力が東京以外のほかのどの都市よりも強い。また、天神で飲んでいると、ばったりゲーム業界の人と会うこともあります。それに、福岡なら東京に比べてオン・オフがつけやすい環境があります。チャンスがあるなら福岡へ戻って仕事ができるとよいなと思っています。

さて、帰りの道中、企画担当の同僚が「今回のTGSはあまり盛り上がってなかったですね。」といっておりました。
詳しく聞くと、大手メーカーのブースが小さくなっていたり、ネットワークゲーム開発会社の出展があまりなかったとのことでした。言われると、そうかなるほどと思います。

これは僕個人の想いなのですが、これからの時代こそ「エンターテイメント」が主となる時代になると考えています。すでにそうなのかもしれません。これだけ物質的欲求が満たされている時代、残るは精神的な欲求となります。ゲームも『ゲーム』だけであっていては難しくて、エンターテイメントというさらに上のレイヤーで世に問うていかなくてはならないと思うのです。
しかし、その想いとは反対に、ゲームから人が離れていく…。その象徴がTGS2008の現状であるのかと僕は読み解いている今日この頃であります。

「東京ゲームショー2008へ行く – 仕事で行く」に2件のコメントがあります
  1. おっ君>
    おお、そうかー
    でも逢わんやったなぁ…
    自分も時間作れたらきてみて!

  2. それDariaも行ってたよ。
    会わなかったかな?

    俺も行きたい(??)

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