つい先日、ライブのスタッフとして写真を撮っていました。

このライブはとても盛り上がり、写真も1,000枚を超えるという大成功の会でした。

しかし、いつも僕の愛機として使っていたEOS Kiss Digital(初代機)が大きな問題に突き当たったのです。

カシャ・カシャ・カシャ!

Busy…

まだ撮れねえ。

Busy…

おいって。

Busy…

なめとんのか!
このカメラ、空気読めや!

…、何が起こったのかというと、4?5枚連写すると10秒以上待たないと次の撮影ができないのです。別にこれは今日始まったことではないのですが、ことさら動きが激しく一瞬一瞬を大切にしたいライブにいたりますと書き込み待ち=チャンスをみすみす逃すというカメラマン涙目の状態となります。

そして、顔をクローズアップしたり、全体を写したりしていると、焦点距離は大体25?100mm位を使うのです。しかし、僕の手持ちは 10-22mm, 18-55mm, そして55-200mm (※1)ということで、ちょうど55mmを境にレンズを取り替えなくてはなりません。都度都度でレンズを交換するのはかなりめんどくさく、そしてみんながダイブしている中で行うのは恐怖でもあります。

約5年間、EOS Kiss Digitalでがんばってきました。そして、楽しんできました。しかし、もう限界です。カメラのパワーが、自分の想いに追いついてくれません。

IMG_1329 酔っぱらって1/6で切ってもぶれません

EOS Kiss Digital 君、雨にも負けず風にも負けず、よく5年間で2万枚を超える写真を撮り続けてくれた!ありがとう。しかし、そろそろメインをバトンタッチだ。

ということで買ってきました。前置き、長くなりました。

CRW_1335 素直な発色

Canon EOS 50DEF 24-105mm F4L IS USM です。

EOS 50DはEOS Kiss Digitalの次のグレードに位置し、プロの方もサブ機(メインの人もいますよ!)として使われていることも多いカメラです。5年経過した技術の進化はすさまじく、連写速度は倍、そして処理が鬼のように速く・高性能になっております。もう「Busy」なんて文字に悩まされることはありません。

また、EF 24-105mmはもともとフィルムサイズのデジタルカメラ(フルサイズ機と呼ばれます)用に開発されたレンズですが、普及帯の一眼レフカメラ…そして僕が求める用途においても幅広く使える便利なレンズです。また、必殺「手振れ防止」IS機構がついており、暗いところでも手振れしづらい賢いレンズでもあります。そして、レンズの胴に刻まれている赤線が、プロフェッショナルユースであることを示しています。

まあ、簡単に言いますと、さらに一歩上位の機種とレンズを買ったという感じです。上の2枚の写真はお互い撮り合う感じにしたのですが、EOS 50DがEOS Kiss Digitalを撮った写真の発色がとってもきれいです。フラッシュを焚いているとかいろいろ差はありますが、ぱっと見で差は歴然です。デジタルの進化は恐るべし。

ちなみに、カメラよりレンズのほうが高いです(苦笑)。

ただ、普段は引き続きこの構成でしょうね。

CRW_1346

僕のお散歩デジカメ仕様、EF 28mm F2.8との組み合わせです。すっきりしていますし、何よりこのレンズはズームしないのですがその分画質がよいのです。そんでもって、とっても軽い…見るからに軽いわけです。たっかいレンズはそれはそれで使うとして、こちらも大事に使っていきたいと思います。

こいつを使って、またいろいろ写真を撮っていくとします。

※1 単焦点はこの中に入れていません。

「もはや限界 – 新しいカメラを買うぞ!」に3件のコメントがあります
  1. 新しいカメラ EOSをゲットしたぜ?

    お前買ったばっかりだろ
    はい、この前 EOS 50D を買ったばかりです。でも買いました、新しいカメラ。

    今ならカメラがもう一台ついてきます
    CanonのEOSを買ったのは間違いないのですが、何…

  2. 笑っては悪いとおもうけど、おもしろい話でした ^^)

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