先日、4月15日(月)に、Chef Casual Talks Vol.1に参加してきました。

Chefの使い方の事例を発表したり、困った事について情報を交換する、ゼミ形式の勉強会です。当然、全員LT必須です。

■多様な背景を持つ参加者が一同に集結!

IT系の勉強会に行くと、たいていいつもの「顔」に会いますよね。ただ、今回は違いました。この勉強会、本当に多種多様な背景を持つエンジニアが集まりました。開発系なら「Ruby」「PHP」そして「Python」、ITインフラ系もミドルウェアの違いでいくつかいらっしゃったと思います。こんな勉強会も珍しいと思います。今でこそ僕はITインフラ系の人ですが、もともとは開発をやっていた関係で、開発系の一部の方と久しぶりに会えて嬉しかったです。

その中で、自分の「背景」をもとにした利用方法の発表が数多くありました。これが、背景によって使い方が随分と違っていまして、なかなか興味深いものでありました。

開発の方の発表で、デプロイツールである Capistrano と Chef をどこで切り分けて使うかを模索されている方が少なくなかったのが、印象的でした。

■私の発表について

僕は、ITインフラを支えるエンジニアとしての視点で発表しました。3つ、ポイントがあります。

  1. ノウハウをプログラムに落とし込む
  2. お客様の環境を傷つけない
  3. プログラムが書けるITインフラエンジニア仲間が増えてほしい!

Video streaming by Ustream

発表前に「燃料」が供給されまして、しゃべりやすかったです(笑)。スライドはLT用ですのでざっくりとした内容ですが、今度時間があれば細かく説明できればと思います。

■今後

先日の「vagrant + chef 勉強会へいってきた! #vag_chef」でも話題になりましたが、Cookbook作成のベストプラクティス、デザインパターンって何なのだろう、という点は皆さん課題として感じていらっしゃいました。プログラミングはモデリング・デザインの過程の一つですので、必ずあるはずです。

Cookbook の作成ノウハウやコードが広まる事でこれらが固まって行くことが、今求められている事なのかもしれません。

■最近の勉強会の参加方針について

ようやく社会人大学院への通学が終わり、以前のように勉強会に参加できる時間を作る事ができるようになってきました。しかし、勉強会は各地でたくさん行われていますので、全部に出る事は不可能です。そこで、僕は次のポリシーのいずれかが合致するものに参加するよう心がけるようにしています。

  • ゼミ形式である
  • ハンズオン形式である
  • 見た事も聞いた事も無い新しい話がある

このようなスタイルは参加にあたり準備が必要など結構大変な物が多いのですが、せっかく出るなら実りの多い物にしたいと考えています。

■おわりに

どんどん盛り上がっている Chef 。そして、開発・ITインフラなどの垣根を越えて交わされるノウハウのやりとり。これほどホットな状況は、なかなかありません。今なら誰でも何でもあり!楽しんでやって行きたいですね。

場所の提供、及びお弁当・飲み物の調達をしてくださったEngine Yardさん、どうもありがとうございました。

皆様、お楽しみ様でした!

■備考