今年は、スキー検定 1級を取得するべく、本格的にスキーを再開しました。2級を取ったのが10年前で、間がずいぶん開いてしまいました。

通ったスキー場は…

合計 10日でした。なお、滑走日毎の詳しい話は別のブログ『スキー > 週刊 スポーツこえむ > 自転車とスキーの記録』をご覧ください。

3編「私の身体能力…低すぎ!?」「練習に良い かたしな高原スキー場」そして「来シーズンに向けて」です。

私の身体能力…低すぎ!?

1級を目指すにあたり、大きな問題がありました。それは、僕の身体能力が低いことです。平たくいうと運動神経が鈍いわけです。そこで、2020年の8月から、通っているジムにいるパーソナルトレーナーさんの門を叩きました。そこで、ファンクショナルトレーニングや、より効果的なマシントレーニングのメニューを組みつつ、隔週で教わっています。当初は骨盤を立てて立つことさえまともにできないという致命的な状況だったのですが、すこしずつ改善してきています。

2月末、1級の検定の前週には、以下の動画の状況までには辿り着きました。

しかし、検定の結果は、大回り・小回り・コブ・総合滑降=69・67・67・68点と、惨敗でした。横滑りが絶望的にできていません。今シーズンから1級の検定種目から横滑りは無くなりましたが、できている必要があることは変わりなさそうです。

とはいえ、これに懲りずに、山では4月下旬までコブの練習をして吸収動作を改善し、陸では引き続き股関節の可動域の拡大を中心にトレーニングを続けています。なぜか格闘技の蹴りの練習まで始まりました。きれいにミットに当たると気持ちいい音がします。ただ、連休前に例の件でジムでマシントレーニングができなくなってしまったのがかなり痛いです。仕方ないので、ジャンプ腕立て伏せやジャンプスクワットなどをこなしています。

練習に良い かたしな高原スキー場

今年は、新幹線でスキーに行くことが難しくなると想像していたので、前にも書きましたがそのために車を買いました。せっかくなので、車だと行きやすいスキー場をいくつか巡っている中で、良いスキー場を見つけたのでした。それが、かたしな高原スキー場です。

かたしな高原スキー場の良いところを5つ取り上げてみます。

  • スキーヤー専用で滑りやすい
  • コンパクトだが練習向きのコース設定
  • 天気が荒れにくい割に雪質がいい
  • ごはんがおいしい
  • 会員になるといろいろ安い

まず、スキーヤー専用で滑りやすいことです。スキーヤーの方にとっては、このメリットは計り知れません。当然ですが、スノーボーダーの友達がいると連れて来れませんのでご注意ください。

次に、コンパクトだが練習向きのコース設定です。以下の写真をどうぞ。

リフト券売場前に子供向けスキースクール用の緩斜面があり、そこからリフトに乗って、いわゆる「検定バーン」と、初中級者向け「練習バーン」が広がっています。さらに、ジムの中にいるような、まさに練習場ともいうべき、みんな黙々と滑り込むのが印象的なスキー場です。このスキー場は高速リフトがないのですが、初めて高速リフトじゃなくてもいいや、って思えるほど練習できました。なお、コブコースはスキースクールのなかのひとがメンテナンスしているとのことです。

続いて、天気が荒れにくい割に雪質がいいことです。ボール状の地形の中にあり、強風が吹きにくい地形です。その一方で、雪質はさらさらでよく、日中になってもバーンが緩みにくいです。

忘れてはいけないのは、ごはんがおいしいことです。僕のおすすめはCHILD INNのシチューセット。疲れたらデザートもあります。また、今年はこの状況で、テラス席で食べることもできました。また、駐車場で500円の温かいお弁当も売られていて、外で食べることにはこと欠きませんでした。

そして、最後に重要なのは、会員になるといろいろ安いことです。家族会員だと、1人1,100円/3年で駐車場無料、リフト券割引(家族セットもある)、レンタル割引…などなど、盛りだくさんです。今年は宿泊できませんでしたが、宿泊料や、サマーシーズンのアクティビティも割引になるそうです。個人会員でも数回来ると元がとれるので会員になるのをオススメします。

いいことばかりとフェアじゃないと思うので、デメリットも書いておきます。それが、交通です。関越道 沼田インターから30kmほど下道を走ります。これ、スタッドレスタイヤは必須、積雪がある日だと慣れないと大変かもしれません。椎坂トンネルができてずいぶん良くなりましたが、それでも都会の人には大変です。

来シーズンに向けて

まだ夏にもなっていませんが、来シーズンのことを考えています。間違いなくやらなければならないのは、身体能力を高めるためのトレーニングです。先ほどからの繰り返しになりますが、股関節とその周辺の可動域が狭いので、柔軟性と連動性を高めなければいけません。そうしないと、ケガにも繋がってしまいます。それをこなしつつ、雪上では横滑りの展開の理解が鍵になりそうです。

そして、宿泊で安心して滑り込める日が戻ってきてほしいな、という気持ちでいっぱいです。群馬県への往復には慣れましたが、白馬に日帰りはしんどかったです。

残るシーズン、もうちょっと滑っている人はご安全に。滑り終わった方、お楽しみ様でした。お世話になった道具を手入れてして、来シーズンに備えて参りましょう。