夏のかたしな高原スキー場は 子供と都会にない楽しみを味わえる

夏のかたしな高原スキー場は 子供と都会にない楽しみを味わえる

スキー場は夏はどうなっているのでしょう?眠りについているところもありますが、なかには高山植物園になっていたり(例: 白馬五竜スキー場)、今回ご紹介するかたしな高原スキー場のように高原のアクティビティを楽しむスポットとして営業しているところがあります。

ということで、酷暑の都心を離れ、家族で夏のかたしな高原スキー場(かたしな高原チャイルドロッジ)に2泊3日の旅に行ってまいりました。3点「どうしてここだったのか」「子供と楽しめるアクティビティの数々」そして「往訪のポイント」に分けてまとめています。なお、冬の話は「スキー 2020-2021シーズンの滑走記録 – 車に乗って日帰りで」をどうぞ。

どうしてここだったのか

まず、冬に何度かこちらに滑りにきていた際、子供向けとしていろいろなサービスが充実していることを知っていたためです。同時に、自宅から自動車で2〜3時間の距離で何度も行っているため、行程に不安はありませんでした。また、息子(小1)も「ミッフィーのスキー場」として、良い思い出があったようで、選択しやすかったという背景もありました。そして、冬に「ミッフィーマウンテンクラブ」という会員になっていたことで、宿泊含めかなりの費用の割引が効くことが決め手でした。今回の宿泊費、大人2人・小学生1人・平日・2泊3日かつアクティビティ込みで6万円でお釣りが来ます。

1日目は、尾瀬のハイキングを楽しんだ後、チェックインしました。尾瀬のハイキングについては、YAMAPに書いた「雨の尾瀬沼・三平峠」をどうぞ。

子供と楽しめるアクティビティの数々

子供と一緒に楽しめるアクティビティが、朝から夕方までいろいろ選ぶことができます。アクティビティセンター(CHILD INN)の内外で、有料・無料のアクティビティを楽しむことができます。僕らは「ピザ作り(山キッチン)」「森のバッグ作り」「コーヒー焙煎体験」「焚き火台レンタル」そして「収穫体験」の5つを楽しみました。

「ピザ作り」と「収穫体験」の野菜は、スキー場の駐車場近くにあるスキー場が運営している農園で野菜を自分で収穫することができます。この野菜、期待通りの新鮮さです!息子も楽しそうにきゅうりなどを採っていました。また、この野菜は持ち帰れるばかりか、夕飯時のBBQの際に食べることもできます。家でカレーライスにしたとき、トマトとじゃがいもが大変おいしゅうございました。そして、プラムが絶品で、僕の中でプラムの概念が変わるくらいのおいしさでした。

続いて、相方と息子は「森のバッグ作り」を、僕は「コーヒー焙煎体験」に取り組みました。正直、コーヒー豆は焦がしてしまったのですが…それもまた悪くない味ではございましたw

焚き火は、都内ではなかなかできないものです。花火とともに楽しみました(手持ち花火は使って良いことになっています)。みなさんもあちこちで楽しまれているようでした。

そして、お金がかからないアクティビティでも家族で楽しんでいました。宿泊者にボールなどを無料で貸し出してもらえまして、芝生広場や斜面で遊ぶことができます。また、近くに沢があって、水遊びも楽しめます。都内だと夏だと外で遊ぶことが難しいほど暑いのですが、ここならそこまで暑さを感じずに楽しむことができるのもまたポイントです。朝食も芝生の上で楽しめます。

往訪のポイント

スキー場からの案内にもあるのですが、気温が10度ほど低いです。特に朝と夜は寒いので、長ズボン・長袖(すぐに脱げるパーカーなど)があると良いです。

続いて、虫除けをお忘れなく。特に、アブがめっちゃいます!僕も尾瀬のハイキング中に刺されたのですが、刺されるとめっちゃ痛いです!!同時に、車のエンジンは到着時にすぐに切らないとアブがめっちゃ寄ってくるので気をつけましょう。

そして、夏に行くなら雨具をお忘れなく。片品村周辺はにわか雨が多いエリアでもあります。この雨が、尾瀬をはじめとした豊かな自然を育んでいるんですよ、というお話を伺いました。

また、お風呂ですが、ロッジの中に普通の家にありそうなサイズのお風呂があります。ただ、僕らはこれを使わず、少し車でいくとある「花の駅・片品 花咲の湯」にお世話になりました。入浴時はJAF会員割引などが使えます。また、スキー場周辺に温泉街があり、この中に日帰り温泉として入れる場所もあります。

最後に、インターネット環境(Wi-Fi)ですが、ロッジ街全体、芝生広場を含めて圏内です。fast.comで測定すると、夕方で50Mbpsほど出ます。アクティビティセンター前のテントが「ワーケーションスポット」にもなっていて、電源も貸してくれるそうです。

おわりに

ここまで、夏のかたしな高原スキー場の感想をまとめてみました。スキーが好きすぎると、夏にまでスキー場に来てしまうのです。相方に「あの斜面を見ながら、冬のことを考えているんでしょうw」って言われたんですが、完全に図星でした、ありがとうございました。

尾瀬へのハイキングがてら、都内にない楽しみと涼を求めて、かたしな高原スキー場での宿泊はなかなか良いですよ、というお話でした。

LINEで送る
Pocket