※話題の『Google ストリートビュー』へリンクを張りました。写真を見ながらどうぞ。

会社からの帰り。いつも通り自転車で家路を急いでいました。
不忍通りの駒込あたりでの出来事。

ボンッ!

と後輪から音が。
そして、時速30Kmで走る勢いはそのままで急な下り坂に突っ込みます…

「カチカチカチカチ」と物が挟まった音と共に、後輪のグリップが瞬く間に不安定になっていきます。うひょ?!
そんな不安定なグリップを完全に失わないよう、そして下り坂の重力に逆らいつつ、そろーりそろーりと減速して坂のふもとでようやく停止

半ばあきらめつつタイヤを見ると…!?それはそれは、見事に釘が刺さっておりました。
その釘を抜いた瞬間、予想通り見事にパンク。あーあ。

以前買っていたパンク修理セットと共に、夜道の歩道で自転車の修理開始です。
CRW_8609

しかし、日中のサイクリングロードで修理するのとはわけが違います。
3つの悪条件が、パンクしたチューブの穴を見つけづらくします。それは「夜の暗さ」「交通量の多さ」そして「場所の悪さ」。黒いチューブに暗さが混ざると穴は見えづらく、トラックが通ると空気が漏れる音がさっぱり聞こえず、そして歩道で修理するというなんともいえないこの条件です。
だからといって押して帰るには遠く、置いて帰るには場所が悪すぎます。修理するしかありません。

はじめてのパンク修理ということも相まって、パンクした穴を探し出すのに結局10分もかかってしまいました。それでも、あらかじめ自転車関連の本を読んでいたこと、そしてこのパンク修理セットには1枚紙の手引が添付されていたことから、慌てることなく作業を進めることができました。

穴を見つけたら、パッチを当てて空気を入れきるまでさらに10分程度(※1)。こちらは初めてにしてはスムーズにいったかなと思っています。汗だくだったけどな?。

その後、パンクしたタイヤをいたわるがごとく普段の3割減くらいの力加減を保ちつつ、無事家に帰ることができました。ぷはー。
家で再点検と空気の再注入を行ったのは、言うまでもありません。そして、近日中にチューブは新品に取り替える予定です。

ちなみに、釘を踏んだ痕はこちら。それなりにでかい釘でしたね。
IMG_2607

教訓。

  • 夜道に転がる危険物はなかなか見えない
  • 手引書があるだけで心は落ち着く
  • ロードバイクに乗る以上はパンクとうまく付き合う

※1: 写真にある「らくらく空気入れ」というガスボンベを使ったのですが、便利な反面あまり空気が入っていきませんでした。たぶんママチャリやMTBだと問題なかったと思うのですが、ロードバイク用のタイヤはこれらの倍の空気圧を入れる必要があって間に合わないのです。携帯用空気入れを買うかな?