多くの日記は、ある特定の時間について集中的に書かれている。
しかし、時系列に淡々と書かれている日記は、僕はあまり見ない。
ということで、今日は時系列で昨日の出来事を書いてみることにする。

07:45
起床。着替え5分、身だしなみ5分。
相変わらず手抜きである。でも、これで問題ない水準まで整うから、男は楽だなと思う。

8:00
今日は少し早めに出発。クリーニング屋にシャツとジャケットを預けて、駅へ。
いつも通り、始発電車に乗り、新聞を読みながら会社へ向かう。

9:00
直前に会社へ着く。そして始業。
東京支店のシステム部内で5分間の立席報告会。大きなリスクは発生せず、滞りなく仕事が進んでいることを確認。

9:10
社内の日報システムに提出された、同じ部内にいるスタッフの日報のチェック。
リスクポイントがあれば、重点的にコメントをはさむ。場合によっては直接話したり、福山本社にSkypeテレビ電話で連絡を取って詳細に状況を把握。
今の会社には日報システムがあるおかげで、一人ひとりが何をしているか把握しやすいので助かる。スタッフ同士で参照もできるので、マネージャーではなくても知りたいときに知ることができて、なお良い。まともに日報が整備されていない会社が少なくない中、大きなアドバンテージと思う。

10:30
日報について、今度は自分へ向けてつけられたコメントを確認。
今日は、昨日報告したタスク、すべてにコメントがついていた。過去、報告したタスクすべてにコメントがついた人は、たぶん後にも先にも自分だけだろう。
はじめ、えらいことを言われるのではないかと恐怖心を抱きながら開封した。しかし、それはまったくの思い違い、逆であった。いい意味で、ハッパをかけられる内容ばかりであった。感謝。
コメントに対して返答をする。

11:00
週に1回の社内勉強会。
勉強会というと、技術者は「新技術」とかを思い浮かべることが多いと思うのだが、今日はあるスタッフから「文化」のジャンルで話が進んだ。これは新鮮だった。学校に数学と社会があるように、勉強会でも技術と文化、どちらもやるべきだと認識した。

12:00
メールの確認。
僕の手元には、毎日50通以上メールが来る。前職のように、同じオフィスなら話せば終わることが多く、メールも少なかった。しかし、距離が離れているとそうは行かない。メールに頼る部分が多く占めてくる。

13:00
昼飯を食べに行く。
東京支店では、昼休憩は1時間以内であれば12:00からではなくても良いようにした。東京は人が多く、普通の時間に昼を食うと混んでいて仕方がない。また、前後1時間程度ならずらしてもさして業務に支障もない。
野菜炒め定食を食べ、その後は「竜馬が行く」(4巻目)を読む。いいリフレッシュ時間である。

14:00
スタッフのタスクを確認。逐次方向性を確認しあうことはとても重要だとの考えからである。終了日に提出された後、やり直しの指示を出す状況は、お互い嫌なもんである。ましてや、マネージャーはその事実に対して責任を取らないといけないため、かなり困ってしまう事態となる。完了日くらい、すんなりやり過ごせるようにしたい。
この間も、逐次メールを確認する。Skypeテレビ電話もかかってくる。一人の時間はあまりない。

15:30
ミーティング。ミーティングも、テレビ会議である。インターネット関連の会社であるが、こうして字にまとめていると本当にインターネットに支えられて生活している会社だな、と感じる。
会議自体は、淡々と終わる。

16:00
書類作成。取引先との連絡。
メールとSkype、随時対応。

17:00
ミーティング。多くの会議で議長をしているが、そのたびに次の手を考えながら進めないとならないため、頭を休めている暇がない。

18:30
書類作成。取引先との連絡。
プログラムを書くことはなくなったが、そのかわりに書類・原稿を作成することがほとんどである。
また、会社が大きくないこともあり、手が足りていない箇所の様々な部分の実務も進める必要がある。徐々に担当スタッフに慣れてもらうよう進めていて、僕が来たばかりのころに比べてだいぶお願いできるようになったことが幸い。ただ、チェックの業務だけはやらなければならないので、なくなることはないと思う。
もちろん、メールとSkypeも随時対応。

20:30
日報作成。今日の仕事のまとめ。

21:30
業務終了。家路に着く。

22:00
帰宅。風呂を沸かし、晩飯を作り始める。

22:30
晩飯を食う。ついでに、テレビを見る。

23:30
歯を磨く。その後、プライベートのメールを返し、ブログを書く。
たぶんこの後、皿を洗って寝る予定。

こうやって書くと、もう少し業務が最適化できるかな、と考えることがある。
同じ仕事をするにも、とっとと終わらせたほうが、疲れが後に引かず後先にも良い効果がある。また、部を支えているもう一人の技術マネージャーと一緒に、積極的に早く帰るよう段取りするようにもした。逆に、かきいれ時は時間は遅くなろうともしっかりやるようにしている。それが、責任ある仕事をこなすひとつの姿、と信じている。

皆さんの平日の過ごし方は、いかがでしょうか。