無駄とわかっていても

人間、「どう考えても無駄なんだけど買いたい」ものが時々出てきます。それは、計画性はまったくなく、おそらくほぼすべてが衝動買いによってもたらされます。

僕も5年に1回くらいそういう買い物をするのです。

いや、これ見たら誰でも納得するだろう、マジで。

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「たわしふくろう」、これです。ホームセンターに行った際、たわしを初めとた清掃コーナーの一角に、どーんと置いてあったのです。いやー、なんか憎めなかったんですよ。この顔が。呼んでたって言うか。

日本の”中小企業”の技と勢い

このたわしふくろう、日本のたわしメーカー「亀の子束子 西尾商店」が「動物シリーズ」として作っているものの一つです。骨組みに本物のたわしをひとつずつくみ上げて、動物の形に仕上げていくという、日本の中小企業の鏡みたいな、遊び心さえ感じるなかなかの力作なのです。たて付けを見ると、確かにしっかりしている。揺ぎ無い。

だから、無駄なんていったら失礼千万なのであります!

でも、これをもって帰るときに、美容室や自転車屋で見せたら、みんなもう大爆笑。こんなのが世の中にあったのかと言わんばかりの反応。

しかし…存在自体が注目されるというのは本当に貴重であり、どれほどマーケティングされて開発された商品をも凌駕しています。そして、本来の業務の延長線上の「遊び」という活動は、ニコニコ動画にいる「職人」が動画を作っていく活動と同じくらいの余裕を感じるわけです。中途半端な商品だったら、これほどまで注目しなかったっす。

たわしの常識を覆すこちらの商品、お値段は4,700円。素材はたわしそのものなので、汚れても丸洗いOK。

今はテレビ台の上に鎮座しておりますが、今度は会社に持っていこうかな?

長期株主優待の中身とは

先月、インプレスの株主総会に行ってきましたが、その後に「長期株主優待」の案内が届きました。なんか、今回でこの企画やめるらしい。といっても、長期保有の証のシールがたまりきっていたのでどちらにしても請求できる状態だったものですからそうした所…

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をを、これは全くもってジャンルの一貫性がない。ある意味、たわしふくろう以上に取り扱いに困ります。

しかし、とあるアニメ好きの友人曰く、「エロ漫画はパースペクティブがおかしいとダメなんだ!おい、バランスの崩れた女の子の絵で萌えるか?!」と言われた事があります。なるほど、これは僕の中で余りにも鋭い指摘で飲んでいた焼酎ロック3杯分の酔いがすべて吹っ飛ぶくらいの衝撃を感じたわけであります。

せっかくなので、絵は書かないにしても読んでみよっかなーという感じです。

インプレスR&Dの本は、助かります。ありがとうございました。