旅行

仙台へ牛タンを食べに行きつつ海を見る

■JR東日本パス なんと特急料金込みで1日1万円乗り放題

JR東日本から、東日本大震災復興応援企画として『JR東日本パス』が発売されています。JR東日本管内ならどこまで行っても1日1万円、特急は自由席なら乗り放題、指定席は2回まで乗れるという、非常にお得なきっぷです。

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僕もこのきっぷを買って、仙台に行くことにしました。震災から3か月経過してそろそろ落ち着いているから牛タンを食べに行けるかなと思ったことと、親戚がいるのでどうしているかなと訪ねようと考えました。

新幹線は那須塩原を過ぎると150km/h程度の速度でゆっくりと北上します。普段のはやては275Km/hですからゆっくりと思われるかもしれません。でも、1か月余りでこうして走ることができる東北新幹線の保守体制は称賛に値します。3か月前に、ここまで復旧できているとだれが想像できたでしょうか。

■駅前は落ち着いていた

普段より30分ほど時間をかけて仙台駅に到着です。仙台駅周辺は、落ち着きを取り戻しているように見えました。

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まもなく親戚と合流し、次の目的地へ。「えっ、何で一人で来たの?」「彼女とか連れてこないの?」とさっそく冷やかされたぜ。へへへ。

■牛タン!牛タン!

いきなり、今回の訪問の目的である牛タンを食しにまいります。利久さんにお世話になります。

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お昼前なのですが、大行列!といいつつ、予約をしてもらっていたのですんなりと入ることができました。早速、昼定食をオーダー。1人前と1.5人前があり、僕は1.5人前にしました。ごはん・スープがついており、ついでにとろろのオプションを加えました。

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おおお、仙台の牛タンは肉厚なんですよ!東京で牛タンを食べると薄いお肉というイメージがありますが、そうじゃない。カルビと同程度はあります。初めて食べる人はちょっとびっくりするかもしれません。僕も久しぶりに食べましたが、やっぱりすごいです。

■20年ぶりの松島へ

たらふく食べたあと、まったく何も考えていなかったのでどうしようかとなりました。そこで出た案がべただけど「松島」。いやー、べたですねw と普通なら話題になりそうなのですが、今回はちょっと悩みました。ご存知の通り、仙台の太平洋沿岸は津波で大きな被害が出ていたのです。でも、松島は比較的早く復旧したんですよ、という話を聞いて、それならということで足を運ぶことにしました。小学校2年生に行ったっきり、20年ぶりくらいじゃないですかね。

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近づくと、確かに言われたとおり、想像していたほどひどくはありませんでした。遊覧船はいつも通りお客さんをたくさん乗せて島々を回っていましたし、みやげものやさんは半分くらいが営業を再開していました。

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さて、定番の松島めぐりの遊覧船(50分)に乗ります。改めて乗ってわかったのですが、デッキでかっぱえびせんをもって立っていると、カモメがわっと寄ってくるんですねwww それもくちばしでつかむのが非常にうまい。そして、観光客がかっぱえびせんで餌付けしてくることをよく理解している!

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のんびり島々を眺めながら、カモメと戯れるってのは、いいもんですよ。

■島々に守られた松島

しかし、なぜ日本三景の一つである松島は他に比べて被害が少なかったのか。それは、島々が天然の消波ブロックのような役目を果たし、本州側に到達するころにはずいぶんと勢いが弱くなったんだそうです。

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しかし、そうでなかった地域はどうだったかというと、あらゆる人工物を乗り越えて津波が襲ってきました。仙台駅に戻る際に通った塩釜で、その様子を見ることになったのです。

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ここの場所、ご存知の方もいるかもしれませんが YouTube に当日の状況が撮影された動画があがっています…

同じ場所の動画は、『YouTube – 東北地方 太平洋沖 地震 宮城県 塩釜 津波 マックスバリュー塩釜店 映像』としてもあがっています(Embed出来ないのでリンクのみ)。
東京にいた僕も大変な思いをしたのですが、仙台周辺の沿岸ではそんなこととは比較にならない状況が繰り広げられていたのです。ほかにも、積み上がった廃車、遥か先の陸地に打ち上げられた漁船、10分歩いた先にも到達した津波の痕跡が、その威力を十二分に伝えてきたのであります。

親戚にはこう言われました。「覚悟無くして、今の名取や気仙沼に向かってはならない。ヘコんでしまうだけだ。」と。仕事で行ってきている本人が語る話ですから、僕はそれに従うだけです。

■東北へ旅に出よう

確かに沿岸部は大変な被害であり、福島原発の問題は継続しています。

でも、仙台駅周辺をはじめとして、普通に観光できる状況は戻ってきています。同じ日に、知人が岩手に足を運んでいたりもします。ですから、まずは東北に足を運び、事実を知り、そしてお金を使う。被災していない僕らが個人レベルですぐにできる、貢献なのではないでしょうか。JR東日本パスは7月もありますしね!

もし、本格的に貢献したいと考える人がいれば、事前の情報を集めるという意味でもこう言った日帰りのライトな訪問のプロセスを間にくわえるのはどうでしょうか。より明確に覚悟が出来ると思います。

そして、僕にとっては、東北の親戚・知人が全員無事だったことが、何よりなのです。

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仙台, 2011 – a set on Flickr


メイプル耶馬サイクリングロードにいってきた

9月も半ばを過ぎていますが、今年はまだまだ暑いです!そんでもって、ようやくお休みを取ることができました。

さて、8月28日の日経新聞に「なんでもランキング – おすすめサイクリングロード」という特集をやっていまして、その中に2位(7年前はなんと1位)としてあがっていた「メイプル耶馬サイクリングロード」に、実家に帰省しているついでに行くことにしました。2位になるくらいですから、それはいいのかな、と思いまして。

■東京から福岡への航空機輪行

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まず、東京から実家のある福岡へ輪行しなければなりません。そうなりますと、当然飛行機。航空機への積み込みについては、事前に次のサイトを参考にして準備をしていました。

羽田空港からJALを使って、実際に輪行みたところ気づいた点をいくつか。

  1. 手荷物預かり所にもって行くとき、並ぶ前に自己申告が必要。
    普通の人と同じように並んでいてもだめで、警備員の人に呼び止められて別の場所で受付となりました。本来は、事前に自転車であると申告してもらった方が助かるとのことでした。(9/24追記)福岡空港では、寝かせて重ねることがあることと、どちらを上にすればよいかを聞かれました。
  2. 空気は抜く必要はない。
    人間が普通に生きて行ける気圧に与圧されていますから、タイヤの空気を抜くことはありません。そうでないと、空気が薄い2,000m級の山に登るヒルクライマーのタイヤはとっくにパンクしているはずです。
  3. いったん中は開かれる。
    羽田空港では、搭載しやすくするために預けた後に紐を縛り直されていまして、そのときに中は空けられています。だから、余計な物は入れちゃダメ。別でまとめること。僕は輪行袋の袋がなくなってしまいました。ま、これだけで済んだと言えばそうかも。(9/24追記:袋は家に置きっぱなしにしていただけでした。打ち消し線部分は勘違いです、ごめんなさい。)
  4. 受け取り方はまちまち (9/24追記)
    引き渡しの方法ですが、福岡空港は手渡し、羽田空港はベルトコンベアから流れてきました。状況や空港によって違うようです。

自転車自体は、無事に福岡にもって行くことができました。

■では早速…

いやー、すばらしい。

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駅の近所こそ信号がありましたが、離れたらもう信号なんてありません。空気はうまいし、都市部のように人も多くないし、何よりいい風景。首都圏周辺ではまず味わえない気持ちよさがあります。誰にも邪魔されず走るのが、これほど気持ち的に楽だと思いませんでした。

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さらに、トンネルを通ると、涼しくて気持ちいいですよ〜

全長は約36Km。ロードレーサーで走る分にはそんなに長くもなく、もともと鉄道路線だった場所をサイクリングロードにしているため、勾配もきつくありません。リア12-23T, フロント50-39T の都市部仕様のギア比でも中津駅から登って行ってもフロントアウターのままで何の問題もなく走ることができます。ただ、所々バンピーだったり、枯れ葉が落ちていたりして走るのに気をつけないと行けない箇所がありますので、注意。思いっきり速度が出せる訳ではないので、のんびり風景を楽しみながら走る気持ちでどうぞ。

自転車は、MTBやママチャリだと安心して走ることができるはずです。ロードは、普段走り慣れている人だけにした方が良いです。また、車で来てレンタサイクルでゆっくり走るのもいいかもしれませんね。商店もそれなりにありますので、重装備で行くこともないでしょう。

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ロードレーサーでゆっくり走って2時間。サイクリングロードの終点であるコアやまくにに到着です。ここは役所と図書館、そしてレンタサイクルなどの厚生施設となっていまして、はたから見てかなり立派な建物に仕上がっています。ここへ行くのに迷うことはまずありません。ただ、まとまった食事を出してくれる場所がないので、お昼はお弁当をもって行くか、ちょっと下ったところにある道の駅 山国でとると良いかもしれません。僕は、ここではちょっとだけ休憩。

最後に、タクシーの運転手さんと、羽田空港で話をしていたおばちゃんに聞いたところによると、最高の季節は11月の紅葉の季節だそうです。この時期、運良くお休みが取れる方はぜひどうぞ。

■山国から日田、そして実家へ戻る…

行きは実家から中津駅まで特急で輪行したのですが、帰りはそのまま自走して帰る計画を立てていました。その道中、コアやまくにからすぐの場所に大石峠(約400m)という今回の道中で最も標高が高い場所に登るのですが、ここで少し後悔したことがあります。それが、先ほども書きましたが都市部仕様のギア比が災いして、峠道を走るための軽いギアがなかったのです。いやー、F39T-R23Tで走るのは正直しんどかった。ヒルクライマーの方ならたいしたことがない峠かもしれないんですけれど、普段峠を走り慣れていな自分としてはたまらんかったです。ただ、下りは気持ちよかったですね。あれ、癖になりそうです。

日田に着きまして、ちょうどお昼になったのと、にわか雨が近づいていましたので昼食をとりました。お店は「手打ちうどん 松家うどん」さんにお世話になりました。

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うどんセット(700円)に肉トッピング(+190円)という、びっくりするほど安いお値段でしっかりお腹いっぱいになりました。たベログには”だしは正直普通の味でした”と書いてありますが、東京から帰ってきた西日本の人は「ああ、うどんってこういう味だよな、そうだよな。」と思える安心感のあるおいしさでした。天ぷらもからっとあがっていて、変な天ぷら屋チェーンの天ぷらよりよっぽどおいしかったです。

食べている間に雨も上がりまして、路面こそぬれているもののずぶぬれは回避できました。帰宅の道中、朝倉街道にある道の駅 原鶴の隣で季節外れの満開のひまわり畑を発見。ちょっと立ち寄ることにしました。

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今年、暑かったせいなのでしょうか、9月も下旬に入ったというのにひまわりが満開です。まるでツール・ド・フランスに出てくる風景のようです。道の駅の駐車場は大混雑でしたが、自転車の僕はさくっと立ち寄って、さくっとまた走り出せてらくちんでした。自転車だからできることですよね。ついでに、原鶴温泉にでも寄って行けば良かったかもしれません。

その後は、太宰府・大野城・博多区を通って帰宅。大野城まで戻ってくると、完全に都市風景ですね。

■九州のサイクリングはイイ

今回の総走行距離は120km、中津駅から実家までは休憩を含めて約7時間の所要時間でした。

都市部はさておき、九州島内はほとんど信号がないので、首都圏で走り慣れている人にとっては信じられないくらい走りやすいはずです。観光のことはいろいろ聞いている方も多いはずですが、自転車で走っていると最も良くわかるのが風景。すばらしいことはもちろん、自転車であればすぐに足を止めてゆっくり見ていることができます。これは、自動車ではなかなか難しいです。通り過ぎてしまうことさえあるわけですから。

道中、道が細い部分もありますが、交通量自体は多くないので気をつけてさえいればしっかりやり過ごせるはずです。峠道も多いですが、これはしっかり鍛える以外の対策方法はないです。輪行の取り扱いも、事前に練習しておくと良いでしょう。

輪行はちょっと大変ですが、その大変さを吹き飛ばすほどのすばらしい風景が九州にはたくさんあります。ぜひ、足を運んでみてください。

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■リンク


走る鉄道の博物館 大井川鐵道

SLに乗りたくなった

SL。高度経済成長期に主力を退き、今では時々イベント列車として走る程度。もちろん走っている姿を見た事はなく、埼玉の鉄道博物館で静態保存されているものを見た事をあるくらい。

しかし、深夜にうとうとしながらNHKの『昭和のSL映像館』(※1)を見ていたところ、ああいっぺん乗りに行けるのなら乗りに行こうと思い立つに至ったのであります。そこで、どうも定期でSLを動かしているところがあると聞き、この前の日曜日に出向く事にしたのです。

静岡は意外に遠かった

朝7時に家を出て、向かった先は大井川鐵道の起点、金谷駅。東海道新幹線で静岡まで行き、さらに東海道線で30分かけて金谷駅へ。ここまで2時間45分。時間的には名古屋に行くより実は遠いのであります。

で、事前に予約をした急行券と往復の乗車券を受け取り、早速列車に乗るのであります。

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この週末は臨時便を含めて3往復のSLが走ることになっていますが、僕が乗るのは1番列車。しかし、すでに予約は一杯。そして7両も客車がつながるという盛況ぶり。

えらく明るいおばちゃん車掌さんのガイドと共に、金谷駅を静かに出発し始めました。都心の山手線のような高加減速な電車に乗っていると、このもっさりっぷりは新鮮でさえあります。

川沿いをぐんぐん進む

隣の新金谷駅でぎょうさんの団体を乗せると、席はほぼ埋まりいよいよ本格的にSLの旅が始まります。

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静岡ならではのお茶畑、そして大井川を横目に、ぐんぐんSLが進んでいきます。この客車は旧型のため窓も開き、走っているなーという感覚を気持ちよく感じる事ができます。ただ、トンネルに入るときは閉めませんと煙たいんですね。ええ。

そして、SLと言えば汽笛。

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この汽笛、クラクションやメロディーフォンとは違う、とても感傷的な音がします。そして、川の対岸に反響することで、よりその深みが増すという…。これは先ほどの放送やビデオではまずわからない感動がありますので、ぜひお乗りいただき聞いていただきたい。もちろん、窓を開けてね。

また、車内では車掌さんのちょっとしたパフォーマンスや、SL車内ならではの車内販売があります。こちらはチビッコにも人気みたいです。

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そうしている間に、汽車は千頭駅へ到着。でも、これで終わりではありません。

この先もあるんだよ

大井川鐵道はSLだけではありません。なんと、その先の渓谷へつながる小さな列車があります。ただ、乗車まで1時間弱の間があったので、列車の交換作業見学やお弁当を食べる時間としてのんびり過ごしていました。最初は乗換えが長いから退屈かもと思っていましたが、逆に長いほうがいいくらいでした。

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この交換作業、結構大変そうです。電車なら反対側の運転席に移って終わりですが、SLはそうもいきませんよね。前と後ろを入れ替えなければ、進めませんからね。

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これが次に乗る列車です。通常使われているボックスシートの客車のほかに、繁忙期にしかつながらないトロッコ列車のような車両がついてまして、僕は車掌さんの勧めで後者の車両へ乗る事にしました。立ち上がると頭がぶつかるくらいの大きさです。ええ、ぶつけましたともwww

渓谷を進むチビッコ列車

このチビッコ列車が走る南アルプスあぷとライン(井川線)は、もともとダム建設のための貨物専用路線だったそうですが、現在は温泉地や紅葉を楽しむための観光路線として活躍しているとの説明がありました。確かにあまり人が住んでいそうな雰囲気がない場所ですが、人はたくさん乗っておりこれまた盛況です。

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不思議と手を振りたくなるんですかね。さっきのSLも、手を振る方が非常に多く、印象的でした。そして、先ほど以上にのんびりと進みます。

そしてこのチビッコ鉄道、ただチビッコなのではなく日本唯一のアプト式鉄道でもあります。一駅だけ、急坂を登るために歯車がついた機関車に押されて登ります。

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ドンだけきついかと言いますと…

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いやー、これは普通に登るのでも大変ですね。

で、僕は時間の関係で奥大井湖上駅で下車。ここはダム湖のど真ん中にある不思議な駅です。ダム湖に沈んだ事になっている旧線を見ながら休憩できます。

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周りは紅葉も始まっていて、うまい空気と共に季節を大井に楽しむ事ができます。時間がある方は、散策道を歩いていくのもいいかもしれませんね。

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15分もしないうちに帰りの列車がやってきました。来た道を、また同じようなのんびりとしたペースで下っていくのでありました。

ここは走る鉄道の博物館

千頭駅で乗換えをしますが、その先に待っていたのはなつかしの近鉄特急の電車です。

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ほかにも、南海の高野山を登っていた電車も現役で動いています。昔乗ったなー、橋本に近づく前に列車の切り離しがあって、この電車にギューギュー詰めにされるのであります。今は橋本まで複線になったので、そういうこともなくなりました。

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SL、アプト式のチビッコ列車、そして古い電車といい、ここはまるで走る鉄道の博物館です。ただ古いのではなく、クラシックカーを駆るような魅力を感じます。

そして、所属している電車の魅力ばかりはありません。スタッフの方も非常に意識が高く、小さい子に対するサービス(※2)や列車そのものの魅力を高めようと様々な施策を打たれています。その結果が、観光路線として魅力的な、乗車率の高い列車という結果になっているのではと思います。

SLの運転は伝統芸能の域である

SLの運転席を見ますと、これは運転席ではなく機械室ではないかと思ってしまいます。

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2人1組で運転するとはいえ、電車とは比べ物にならない並々ならぬ労力と集中力を要求される運転と思われます。石炭をくべ、様々なバルブの開け閉めを行いながら、安全を維持しつつ高速で運転するのであります。

また、メンテナンスも半端ないはずです。電車のように、故障したユニットの交換でほいほい修理と言うわけにはいきません。SLのその機構が無言で、しかし力強く訴えてきます。動態復元作業の特集番組を見た事がありますが、それはまるで国宝の復元作業。

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この技術を現代に伝えるというのは私たちの想像も及ばないくらい大変な世界であるはずです。もはや列車運転の伝統芸能といっても過言ではないのでしょうか。そして、これを維持できている大井川鐵道の経営努力というのはすごいものだなと感じずにはいられません。

古さが強み

古い列車を動かす事を強みにさえしている、走る鉄道の博物館 大井川鐵道。列車が動くリアリズムを、SLを通じてぜひ感じてみてください。

Flickr sets: 大井川鐵道, 2009

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※備考 大井川鉄道のSL、僕が見た限りだとディフレクターがはずされており、その姿がよくわかります。

※1 向井実さん初めとした方がコメントしながらフィルムを流す特番もありました。最初に見たのはこの番組。

※2 例として、車掌さんが小さい子に制帽を貸して記念撮影を撮る手伝いをしていたりします。それも、列車交換の合間などにです。ほかの鉄道では先ず考えられないサービスですね。

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ホーチミンシティへ行ってきた – たくましくアツい街への旅行

9月3日から6日まで、ベトナムのホーチミンシティへ行ってきました。僕は久々に、とても強烈な、そして上昇し続けるエネルギーを感じた時となりました。

なぜベトナムなのか

日経新聞を読むと、週に1回はベトナムに関する記事を目にしていた気がしていたのが事の発端です。そして、少し前ですが shi3z さんのブログに(今はその記事がありません)にアツい街だと取り上げられていたのが記憶にあった事も、僕の動機を高めるのを後押ししてくれました。

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ま、この時点で決まってました。日本国内は全く目が行かず、海外も予算や取れる休み(4日)を考慮すると、ちょうどよかったのです。

これはとんでもないところにきてしまった

いやしかし、僕はタンソンニャット国際空港に降り立った瞬間
「これはとんでもないところに来てしまった」
と、思ったのです。いや、声に出してましたね。

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「都会の喧騒」!?アホか、そんな生易しいものか!といわんばかりの交通量。鳴り止まないクラクション、英語で声をかけてくるぼったくり必至の客引き、そしてよくわからないベトナム語。お迎えなぞなく(※1)、どうにかホテルまでたどり着かなければなりません。

地球の歩き方」を握り締め、とりあえず状況をつかむのでした。もう進むしかない、と。客引きをかき分け、取り急ぎバス(3,000ドン,約15円, ※2)に飛び乗り、ホーチミン市の中心へ向かいました。

ルールはないが秩序がある

しかし、この一見むちゃくちゃに見える交通、よく見ると秩序があるのです。お年寄りが、ゆっくりと、しかし確実に横断しているのを見ると、バイクはみんな横断者をちゃんとよけているのです。

これはホーチミンシティっ子はすごい動体視力だ!そして、ぎりぎりとはいえちゃんと誰もが秩序を守っているのであります。先進国ですとどうあがいてもありえない光景ではありますが、これで世の中が成り立っている。実は、人間ってのはこのくらいで十分なのかもしれませんね。息苦しさもなく、わがままでもない。だから、ルールなんてあまりなくてもいいのです。

それを理解すると、逆送や歩道を走るバイクを何とかやり過ごしつつ、なんとかホテルに到着しました。ホテルは日系人の方がオーナーを務める「Legend Hotel Saigon」です。とてもしっかりしたホテルで、チェックイン後はホッと安心したのでありました。

飯がうまい

東南アジアで、皆さん期待されるのはやはり食事だと思います。僕もこれは大いに期待していました。そして、その期待を上回る飯が、街のあちこちで振舞われているのです。

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1日目の夜に食べたヌードル。25,000ドン(約130円)でした。辛いんですが、お肉のだしがよく効いていてとってもおいしいのです。辛くてあっさりしているなんて初めての食感です。僕の中では最後までこれが1番でした。

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これは別の屋台ですが、こんな感じで店主のおばちゃんが配膳してくれます。その後は大体15,000ドン(約80円)くらいで済ますことができました。超・激安!この値段では日本ではおにぎりも食べられないのに。火が通っているものであれば、それほど不安もありませんしね。

2人以上でいらっしゃる方は、宮廷料理をはじめとした高級料理も楽しめると思います。

商魂逞しい

日本の商魂の逞しさの代表格は大阪商人。値切りの文化はつい最近まで健在でした。これは、逆に言うとデフォルトで吹っかけている、ともいえます。

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そんな、懐かしささえ漂う勢いが、ホーチミンシティでは健在です。デフォルト、高いです。値切って何ぼです。彼らもそれはわかって電卓を打ってくる。ひとつだけ難があるとするならば、値段交渉はすべて英語だと言うこと。

ま、僕は第一声”Too Expensive !” (高すぎだろ!)であります。これでいろいろやっていくと、大体3割はいける。これ以上は英語と駆け引きの能力があれば何とかなるでしょう。ちなみに、夜の露店での話ですがTシャツ3枚で600,000ドン(3,200円)となりました。でもスーパーよりたけぇなぁ…

英語ができる人も、ブロークンな人も、値切りをお楽しみあれ。

発展ののりしろを感じる

ホーチミンシティはすごい。携帯は2.5Gだし、街のいたるところにインターネットスタンドがあり、そしてADSLが高い率で普及しているのです。国が率先してIT化を進めているせいですが、それにしてもすばらしい。

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ホテルも各部屋にLANが来ていまして、状況がいいと400Kbps以上も出ます。実は、これをいいことにFlickrに写真を随時アップロードしたり、twitterで現地のアドバイスを仰いだりしていました。この速度が出ていれば、日本とそん色なくインターネットを利用できます。

続いて携帯。街の食堂のおばちゃんにまで携帯電話が普及しています。3Gは始まったばかりですから日本のような使い方はまだ先だと思いますが、一人ひとりに確実に情報化社会が浸透している事は間違いないようです。

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そして、次々と建設されるインテリジェントビル。日本企業を初めとした外資が次々に入室しているようで、その周りには欧州車・日本車がとまっているのです。

でも、バイクを2ケツして走りながら、電話は危ないからやめてねー

日本人がなぜ気に入りやすいのか

  • 「飯が日本人の舌に合う」
  • 「農耕民族同士である」
  • 「空港と都市の距離が福岡空港と天神並である」

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ぱっと思いついただけでこれだけあります。衣食住が他の国に比べて日本に近いと言うのは、生活をする上で大切なことだと思います。

どんな人にオススメか?!

どんな人が、ホーチミンシティに向いているか。

  • 日本の日々に不満がある人
  • うまいものを食べたい人
  • とにかくいろいろ新しいものに触れたい人

こんな方、いかがでしょうか。小さな不満は気にならなくなり、おなか一杯おいしいものが食べられ、そして一歩歩けばまた新発見が待っている街です。これほどExoticという言葉が似合う場所はないかと思います。

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逆に、ゆっくりしたいとか言う人は、保養地的な場所のほうがいいかもしれません。

書きたい事はまだまだある

いや、本当に一杯あるんです。ということで、気が向いたら書きます。まずは、一番書きたい事を書いてみました。

いつも通り、Flickrに写真をアップしましたのでご覧ください。

Flickr sets: Ho Chi Minh City, 2009

備考

※ 為替レートをお話しておきますと、1円=192ドンとして計算しています。

※1 実は、お迎えがあったのです。JTBの日程表にはお迎えがある事が書いてある部分を見つける事ができず、てっきり自力で移動しないといけないと思っていたのです。後でガイドさんから電話があり、ずいぶんと心配されてしまいました(ごめんなさい)。後でもう一度確認したら、日程表の最後に小さく、現地ガイドが云々と書いてあったのです。もうちょっと大きく書いてくれていたら…orz。ま、その苦労も楽しみのうちなのでOKです。帰りは送っていただきました。

※2 確かに中心街と空港は距離こそ近いのですが、バスで30分以上かかります。今、日本のODAで地下鉄が鋭意建設中でして、それができれば本当の意味で福岡並のアクセスになることでしょう。

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館山と青い海とゲリラ豪雨と

空が青い

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ここは東京湾の突端、館山。東京からわずかな距離で青い空を見られる場所です。車を持っていたとき、よく下道を使ってドライブに行っていました。今回は、先週に続いて電車での訪問です。

電車は青い海

今年の夏は、東京から房総方面へ行く臨時快速電車「青い海」(内房線まわり:今回乗車)「白い砂」(外房線まわり)が出ていました(※1)。それも、普段使われない両国駅 3番線からです。普段立ち入ることができない特別なホームから出る臨時快速電車という事で、乗ってみる事にしました。

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ちなみに、この電車の客室はレイアウトを変えるとお座敷にもなるそうです。

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昨晩、ちょっと飲みすぎて酒が抜け切れずふらふらしていましたが、とりあえず電車は出発していきました。

あっという間に到着

2時間ほどして館山に到着しました。酒はいつの間にか抜けてました(笑)。

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しかし、ここで失敗が。到着した後、どこに行くかとか、そういう計画を一切立てていなかったのです。かといって、このまま電車で房総半島を一周するのもどうか。ということで、ここはいつもの感覚で、博物館とか資料館とかの類の施設へ出向く事にしました。こういうところに行くと、何か観光の情報をつかめることが多いのです。

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ということで、館山城跡 城山公園に到着。駅の看板によると、ここに南総里見八犬伝の資料とかがあるらしいのです。

城跡はたいてい高台

鹿児島のときもそうだった。大阪のときもそうだった。城跡は、必ずと言っていいほど、高台にあります。防衛上当然ですが、いやー夏の暑いときだといい運動になりますね?(苦笑)

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山頂には、お城の形をした資料館があります。ここは、麓にある博物館の別館らしく、入場券は麓の博物館でも使えるとの事でした。そして、展望台も兼ねているみたいで、館山の街が一望できます。この記事の1枚目は、その時の写真です。

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最後に、博物館の方から「このあと、館山を廻られますか?よかったら観光マップ、差し上げますね。」と言われ、渡された観光マップ。この後、いろいろ役に立ちました。どうもありがとうございました。

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下山後、麓の博物館へも訪問。大分歩いておなかが減ってきました。早速、観光マップを頼りに次の場所へ。

海のものなら海の街で

海の街に来た以上、海のものを食いたい。それも、たらふく食いたい。観光マップを見ると、どうもそういうところがあるらしいので、歩いて館山駅へ。30分はかかったかな。真夏ではありますがちょっと曇っているのが幸いでした。

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お昼は、駅前の地魚料理 福岡さんにお世話になりました。

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えーと、写真が2枚ありますが、これ1つのお昼の定食(1,500円)です。ちょうどピーク時だったみたいで、できたものから順々に出てきました。そば・照り焼き・刺身と想像通りのボリューミーな定食。もちろんあっさりしておいしい。ごはんもおかわり自由。見えていませんがみそ汁もあります。満足満足。

そうそう、現地の味を知るには、みそ汁がいい指標になりますよ!僕はどこの旅の途中でもみそ汁を飲むようにしています。

帰りに強烈なゲリラ豪雨に

食事をした後、ちょっと雲行きが怪しくなってきたので、早めに帰る事にしました。

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なんと、来たのはローカルな電車ではなく、通勤電車。がっくり。通勤電車のいすで千葉まで2時間も座りっぱなしですかそうですか。

これでは風景を楽しめないので昼寝をしてやり過ごしていました。そして、千葉に近づいたところでやっぱり天気が荒れてきました。そして、千葉駅。

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これはやばい。

まさにゲリラ豪雨。乗り換えのために歩いたコンコースは水浸し、エスカレーターも止まっていました。そして、極めつけは電車が止まり始めていた事(※2)。ますますまずい!急ぎ、東京方面へ向かう快速電車に乗り換え、なんとかゲリラ豪雨のエリアを脱出(※3)。

無事、帰宅できたのでありました。

もうちょっとプロモーションしてもよくない?

サーファーな方にはいいかもしれない、この臨時快速列車。しかし、プロモーションが足りないのか、鉄な方がほとんどを占め、空席もありました。ちょっともったいない。せめて、ガーラ湯沢みたいに電車の中吊り広告とかを打つとかするといいのかなと思っています。5日前でもきっぷ取れたし…。先週のマリンブルー くじらなみ号のほうがよっぽど混んでいました。

ちなみに、快速ですが全車指定席です。ボックスシートではありますが、車内がきれいで幅も広いのでゆったり乗ることができると思います。また、18きっぷでも乗る事ができます。

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夏の臨時列車、興味がある方はちょっと調べていただくと、便利な列車が見つかるかもしれません。JRのホームページとかにも載っていますよ(※4)。

Flickr sets: 館山, 2009

※1 その昔、総武線快速で走っている電車が臨時で房総半島まで走っていたのだそうです。その時の臨時電車の名前がそのまま今も使われているようです。

※2 その後に知ったのですが、西千葉駅あたりで線路が冠水し先に進めなくなっていたそうです。そういえば、津田沼駅で特急電車が臨時停車していました。

※3 この日は、赤羽や世田谷でもゲリラ豪雨が起きていたらしく、23区内も決して安全ではありませんでした。

※4 探すなら、大きな本屋に置いてある分厚い時刻表が一番確実です。みどりの窓口にも置いてあります。僕は2006年以来毎年買っています。

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    昼は要求定義からインフラ構築まで担当するサーバサイド技術のSE、夜は焼酎をこよなく愛す兄ちゃんです。
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