過去の記事: 2007年 11月

11月29日

Our time is COMING! – 1981s いよいよ注目か!?

こえむ 日記 Read on

1981年 5月生まれのこえむです。
大仰なタイトルをつけてしまいましたが、なんでも大げさに言いたくなる自分なのでこんなタイトルにしてみました。

昨晩から、
1981 世代のエンジニアで集まってなんかしよう – IT戦記

ついに1981年生まれの時代が来たか::ロケスタ社長日記
というエントリを見ていて、なんかわかりませんけどわくわくしてきました。

2000年の前半(2010年で区切って考えて)、インターネット関連で活躍する人は「会社」、すなわち「ベンチャー企業」という体をなして活躍していた方が多かったように思うのですが、2000年も後半に入ってみると「個人」を基盤に活躍している人が目立ってきたなー、と感じています。
僕の中での最近(少しでも)関わった出来事、たとえば「RTCカンファレンス」「俺ブ」の勢いは、会社という枠にとらわれない個人の活躍、そして個人同士のつながりが深まり、力を生み出していることを象徴しているように思っています。

さて、amachangさん曰く

なんか楽しい事
しよう!

とのことなのです。
僕は皆さんと特に面識も無くて詳しいことはわからないのですけど、とりあえず
自分 こんなことできます!
って話をしてみるのはどうでしょうか。
ひとりひとりができることがわかると、自然とみんなで何ができるか話が盛り上がってきそうな気がします!

まず、自分が何ができるか、と言いますと…
【技術関連】
・扱える言語はPHP・Perl・Cです。
 (ほかの言語も勉強すればすぐに大丈夫だと思う)
・ネットサービスを立ち上げたことは何度かあります
 (会社でです)
・100万PV/日以上のアクセスが来てもいけそうなサーバを運営できます
【技術以外】
・イベントの計画できます

んなところかな…
プログラムの話は、皆さんのほうが全然レベルが上だからちょっと恐縮してしまいます。

とりあえず、なんか楽しいことをしてみたいので手を挙げてみました!


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11月25日

楽天テクノロジーカンファレンス2007へ行く … 大企業 楽天

昨日は「楽天テクノロジーカンファレンス2007」へ行ってきました。
たまたまお誘いを受けたのがきっかけでした。なかなか知ることのできない大規模インターネットサービス企業の内側を知ることができるよい機会だと思って、出勤日(うちの会社は土曜出勤日がある月があります)を有休にして訪問してきました。

さて、僕が楽天をはじめて知ったのは1998年ごろだったと思います。
当時は高校生だった自分ですから、ネット通販そのものに興味が無くサービス名(まだそのときは社名じゃなかった)が記憶に残る程度でした。
その後、1年ほどしてSOI(※1)にて「爆発するインターネットショッピングモール楽天市場」(※2)を見て、「コンピュータ オタク」(正直そうだったと思う)だった自分が、インターネットを「ビジネス」にしようと強い動機を持たせてくれました。
常に、楽天は僕にとって、そして多くのインターネットサービス開発会社にとって先駆者でした。

実際の催しなのですが、写真撮影はプレス以外禁止とのことで、残念ですがありません。
(社屋の様子は「楽天が新社屋「楽天タワー」お披露目、無料化した「楽天食堂」など – Internet Watch」が詳しいです。)
ポイントをいくつか絞ってまとめてみます。

■会場の様子
楽天の本社4階には、1,000人以上の社員を集めて朝会などが行われるスペースがあります。
催しは、この場所を中心に行われました。今回もいつも通り壇の目の前に座りましたが、後ろを振り向いたら今までに見たことが無いくらいに人が集まっていました。これは実際に見ないとわからない衝撃です

■催しの内容
13:00?18:30(頃になっていたと思う)まで、ほとんど休みなしかつぶっ続けで公演が行われます。
僕が特に参考になったのは、インフラ関連のお話です。前職でそれなりの規模(数字を言えないのが残念)のインフラを自力で作っていたのですが、そのまたさらに上のインフラがどうなっているのかいろいろ聞けて、極めて貴重な時間でした。

■パネルディスカッション
三木谷社長・まつもと ゆきひろさん(Matzさん・Rubyの開発者)・Garrett J. Ilgさん(Adobe systems 株式会社 代表取締役社長)の3人が登壇されました。
まつもとさんの「心理的障壁」という言葉、ドキッとしてしまいました。
そして、多くのエンジニアの方がGarrettさんのメッセージに心打たれたと思います。僕もその一人です。
後で直接、ご本人にDaniel H. Pinkさんが言われている”High Concept”, “High Touch”の考え方に近いですよね、とお話したら「A Whole New Mind(邦題「ハイコンセプト」詳細は「明日のビジネスの潮流を読む3冊」のエントリにて)は読んだこと無いけどそういうことです」とも言われていました。先を見通している人たちは、当たり前のようにこのことを考えているのだなと確認しました。
そして、今日ほど英語をもっと勉強しなければ、と痛感した日はありませんでした。単語をかいつまんで理解する程度では、もう面白くもなんとも無いのです。

■社員食堂
催しの最後は、無料で話題の社食。食べ放題です!
おいしかったですよ。下手なファミレスに行くくらいだったら、ここのほうが断然いいです。

詳細な内容もレポートしたいのですが、書いていいのかわからないので、細かくは触れません。

おみやげはこちら。


おみやげ 特製 タンブラー・朱肉・紹介ビデオCD
[ 1/60sec / F4.0 / 12.12mm / ISO Auto / Canon IXY Digital 60 ]

楽天は連結で社員数3,000人を越えています。
会場を案内されていた社員の皆様は、マナーがしっかりされた方ばかりでした。
また、初めてのイベントだったそうですが、参加者の視点から見て滞りなく進んでいると感じました。
そして、公演中に多く語られたのが、自分たちのサービスは「社会インフラ」であるという話です。即ち、止まると会社ごと潰れてしまうお客様だっているんだ、という強い責任感を常に意識されていらっしゃいました。
こんなところからも、規律あるオペレーションが遂行されているのだなと感じることができます。

企業体として、楽天は既に大企業です。
そのことを改めて実感しました。

※1: School Of the Internet. 1999年ごろにできた、当時はインターネット大学の実験的サイトだという記憶があります。日本のインターネット研究で最前線を走っていた慶應義塾大学 SFCの講義が、ネット上で、そして無料で聴講できるとのことで、当時は端から端まで見ていました。
※2: 1999年当時の楽天のシステムの話も出ています。2007年になり、今回のカンファレンスで聞いた話と照らし合わせると、その成長を比較することができます。


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11月23日

RTC Vol.28『ブログ限界論』にて…結論は出なかった

今日はRTCカンファレンス Vol.28『ブログ限界論』 Presented by トーキョー☆ブックマークへ行ってきました。
この催し、ブログ界隈(ブロゴスフィア)をウォッチしている人はご存知かと思いますが、のっけから主催されている上原さんの「RTC Vol.28の告知 | 近江商人JINBLOG」という記事からドドーッと大きな議論(炎上)を呼びました。そんな中での開催です…


会場 大爆笑の海に包まれる
[ 1/13sec / F3.6 / 4.8mm / ISO 180 / NTT DoCoMo F902iS ]

結構悩まれたそうです…

さて、今回のお題、僕は正直「結論は出ないだろう」と思って伺いました。
そして、実際に結論は出ませんでした

というのも、この議論はブログに深い想いを持っている(と私は感じ取っています)パネラーの皆さんのことだと、これは「生きてるのつまんなくないですか?」と言っているのと同じことなのでは、と考えていたからです。
生きることにもどかしさを感じるのは程度の差はあれみんな同じですし、たとえ負の感情が沸いてもそれは一時的なガス抜きのきっかけに他ならない、と思ったからなのです。
客観的に考えたら、何のためにもならん回り道と捉えられかねません。

それにも関わらず、秋葉原UDXのカンファレンス会場(先日のニコニコ動画の発表会と同じ場所です)は満席の盛況でした。
これは、先の上原さんの素直な想いが、アルファな方から僕のような小さなブログを書いている様々な、そして「ブログ・インターネットをより発展させていこう!」と考えていたブロガーに響いたのだな、と感じずにはいられません。

そんな、今日のカンファレンスは「課題の共有」という点で、非常に白熱した、楽しいイベントでした。

催しの中で出てきた課題の中で、僕が気に留めたものをピックアップしてみます。

■ブログサービスのアクティブユーザー数の減少
ブログアクティブユーザー数ランキング(2007年9月版)」を見てみると、多くのブログサービスでアクティブユーザー数が減少しているというデータが出ています(※1)。
これは、20代前半以下の人は「モバゲー」(コミュニティ)や「魔法のiらんど」(ケータイ小説)に行ったからではないか、と考えることができるとのことです。
会の後、別の方が今までブログを使っていた人も、その『可処分時間』を「ニコニコ動画」をはじめとした新しいサービスへ注いでいるのではないか、というお話も聞きました。

■集合的無意識
インターネット上でおきた議論や事件は、どこかの誰かが「まとめサイト」と呼ばれるサイトを作ってとりまとめをするときがあります。そこで、事の状況を俯瞰することができます。
しかし、先の「モバゲー」や「魔法のiらんど」の情報って、みなさんまとめサイトをご覧になったことありますか?僕はありません。おそらく、その場に参加している人も俯瞰して状況を見ている人は極わずかであるはずです。
でも、そんなことを知らなくてもこれらのサービスに参加する分には問題になりませんし、実際にサービスが成立しています。
この状況を「集合的無意識」(※2)が働いている、という考え方をジャーナリストの佐々木さんより伺いました。

■スプログ (スパムブログ)
最近、人の記事をかっさらって勝手に記事を作ってしまう、スプログという甚だ迷惑なブログがあります。
こんなブログが、検索中に引っかかって往生こく事が増えました。
こんなブログを認めているブログ運営元の姿勢、そしてスプログが与えるブログ全体の心象の悪化は問題だ!という意見が出ました。ごもっともです。
そして、見つけたら「サービス元へ通報しましょう!」と、GIGAZINEの山崎さんは力強く呼びかけられていました。場合によっては、芋づる式に対応できる場合があるそうです。

■広告費が安すぎる
AMNブログイベント Vol.6 『ブログと広告』 へ行く」でも出ましたが、広告料、特にAdSenseの単価が米国の約10分の1と言うのが日本の現状です。
これでは、メディア系のブログがなかなか発展しません。
もっともっと、地方の中小企業のIT化を促して、このような場所に広告を出してもらえたら金額の底上げができるのでは、という話も出ました。
なるほど、日本ではまだまだやれることがあります。

ほかにも一杯ありましたがこんなところで。
手帳が、今日も3枚(6ページ)埋まっています。これ噛み砕くの大変そうだ…

あと、ちょっと面白い試みもされていました。
東京と京都をUSTREAMでつないで、双方向生中継で催しが開かれたのです。


中継設備 結構簡素です
[ 1/10sec / F3.6 / 4.8mm / ISO 180 /
NTT DoCoMo F902iS ]

ターゲットは関西のOL
[ 1/60sec / F4.9 / 17.4mm / ISO Auto /
Canon IXY Digital 60 ]

もしできることなら、もっと多くの拠点を同時につないで催されたら、東京以外に住む人が東京で何が動いているのかより深く知ってもらえるのだろうな、と考えました。
僕のこの考えは「東京にはチャンスがある だから地方からのぼるのだ」のエントリに深く通じています。

会の後の懇親会も、ものすごく楽しかったです。
主催者のお二人、パネラーの皆様、お会いした皆様、そしてバックアップしているマイネットジャパンのスタッフの皆様、どうもありがとうございました。

僕も、もっともっと汗を流していきます。

※1: データの信憑性についても議論になりました。しかし、どの方法が正確なのかは結論は出ていません。僕自身も小さいながらブログサービスを運営している会社にいますが、このアクティブユーザーって何を基準にすればいいのかは正直難しいと感じています。そう考えると、アクティブユーザー数の議論は実はブログサービス運営の本質からはずれかねない測定法なのかもしれません。
※2: 僕自身「集合的無意識」という言葉を理解しきっていません。わかりやすく解説している人もいないので、今度調べてみることにします。


11月22日

新しい検索の形:今ほかの人は何を探してるの?

Webを見ていると手放せないのが「検索」。
これがない生活なんて考えられない!と考える人は少なからずいらっしゃると思います。

さて、その検索枠に”ほかの人”は何を入れているか!?気になったことはありませんか?
僕は、ありません。

でも、意外や意外(失礼)、思っている人がいるのかそういうサービスが登場しました。
Sachi – しあわせさ〜ち -
それと、作った人のおはなし。
変わった検索サイトの「しあわせさ〜ち」を公開しました (新宿御苑前ではたらく社員のぶろぐ)

そしてその模様のスクリーンショット。


流れてます 流れてます

今、誰かが打ち込んだ検索キーワードが、動画の先にある電光掲示板に流れてますよ?
これ、自分が打ったものも流れてきて面白いです。最初の印象は「おお、本当に流れるんだ!」と思ったっす。

最近、インターネットサービスの開発ではCometに代表されるようにリアルタイムにサーバから情報を取り寄せる手法が話題になることもあります。
しかし、わざわざ電光掲示板のキットを買い、そしてそのためのプログラムを書いてまでこんなサービスを作るとは、御見それいたしました。AjaxだのFlashだのを使ってもできないことは無いのでしょうけど、こういう一見無駄にも思える試みをされることが楽しみを増やす一つのポイントになるのかなと考えています。それに、「わかる人にはわかる」ネタが仕込まれているのもお茶目です。
しばらく、打ち込んでどんなメッセージが流れるか遊んでしまいました。

あと、誰かが使ったキーワードがリストアップされる機能もあり、これを使って再検索=もういっぺんテロップを流すことも可能です。
これ、「自分が打ったのが残るぞ」そして「自分のキーワードが他の人に使われているぜ!」というちょっとした優越感も感じることができます(僕だけ?)。

なんか久々「ウケる」サービスを見つけたので、思わず紹介します。

※さて、ここで自分は何を検索してたんだっけ?


11月20日

あゝ哀れ 寝台特急はやぶさ 廃止に

こえむ 散策, 旅行 Read on

18日、おとといの朝日新聞のサイトに『asahi.com:消えゆく東京駅発ブルトレ 「銀河」来春に引退 – 暮らし』という記事があがっていました。

以前乗った(『寝台特急 はやぶさで東京へ戻ってみた』※1)時のことを思い出すと、この決定は「致し方ないのかな」と考えてしまいます。
その理由を端的に説明できるのが、この2枚の写真。


昭和で時が止まった ブルートレイン
[ 1/125sec / F5.0 / 17mm / ISO 1600 /
EF-S 10-22mm F3.5-4.5 USM ]

このアメニティでは人は寄り付かん…
[ 1/30sec / F5.6 / 10mm / ISO 1600 /
EF-S 10-22mm F3.5-4.5 USM ]

まず、開放型B寝台。これがブルートレインの味でしょう!と言われる方は少なくないと思いますが、現実問題として個室が主流の現代ではこれでほかの交通機関と戦うのは難しいのではないでしょうか。
そして、このアメニティ。「ボロい」としか表現できません。
新幹線よりも遅く、そして夜行バスより高いのに、これではブルートレインが勝てるはずもありません。

しかし!

先のエントリでも書きましたように、ブルートレインは家族旅行や時間があるときのチョイスとしてはすばらしい素質を持っています。


子供連れでもらくらく 季節列車として残せないのだろうか?
[ 1/20sec / F8.0 / 28mm / ISO 100 / EF 28mm F2.8 ]

4人家族でB寝台の1セグメントを取ってしまえば、意外にゆったり過ごせるかもしれません。新幹線と違って広々していて遊びやすいですし、かつ他人と常に顔を合わせることもありません。前に乗車したときは、そういうグループも少なからずいらっしゃいました。

そして、日々忙しい方に…。
時を忘れてのんびり移動するのはいかがでしょうか。
僕も世間で言う「IT系企業」「ベンチャー企業」に勤めながら、時間と情報の大海原で毎日もがきながら生きています。そういう日常からふっと離れたくなったときに、暖かく迎えてくれるのがブルートレインなのです。
ぜひ、忙しい人にこそ、乗っていただきたい。

ちなみに、九州を行き来するブルートレインの経路は新幹線・空港が充実しているため、万一何かあってもすぐに飛んで帰れます。行きはブルートレイン、帰りは飛行機(東京?福岡は季節によりますが1時間半くらい)というチョイスも可能です。


寝台特急 はやぶさ&富士は2009年春までの運行予定 ご乗車はお早めに!
[ 1/100sec / F8.0 / 28mm / ISO 100 / EF 28mm F2.8 ]

来年よりブルートレイン引退ラッシュになります。
おそらく、鉄道マニアの方が積極的に切符を取られると思います。引退日が近づくと見物などで駅のホームもすごいことになるはずです。
乗ってみたい方、ご乗車はお早めに。

※1
実は、このブログの過去ログで先月最も読まれたのが、寝台特急はやぶさの記事でした。そんな現実を見ると、思った以上に潜在需要はあるのではないかと考えてしまいます。


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